2022/01/26

デルタ、オミクロン変異ウイルス致命率(1月22日0時現在)

 原文リンク 1月24日 

添付 7

 

 デルタ、オミクロン変異ウイルス致命率(1月22日0時現在)

[資料元] 確診者DB(’22年1月22日0時現在)

[分析対象] '21年12月~'22年1月21日 変異分析完了者(デルタ型26,210人、オミクロン型9,860人)

[分析内容] 確診者のうち年齢標準化危重症率、致命率

 

  (致命率)確診者のうち、年齢標準化致命率はデルタ型0.8%、オミクロン型0.16%


<表 2. 変異ウイルスタイプ別年齢標準化致命率状況>

区分

全体

デルタ型

オミクロン型

確診者

死亡者

致命率

確診者

死亡者

致命率

確診者

死亡者

致命率

10歳未満

4,018

0

0.0%

3,231

0

0.0%

787

0

0.0%

10-19

4,355

0

0.0%

3,192

0

0.0%

1,163

0

0.0%

20-29

4,991

1

0.0%

2,633

1

0.0%

2,358

0

0.0%

30-39

5,241

3

0.1%

3,341

3

0.1%

1,900

0

0.0%

40-49

5,255

4

0.1%

3,581

4

0.1%

1,674

0

0.0%

50-59

4,388

15

0.3%

3,260

15

0.5%

1,128

0

0.0%

60-69

4,948

49

1.0%

4,386

48

1.1%

562

1

0.2%

70-79

1,903

62

3.3%

1,731

60

3.5%

172

2

1.2%

80歳以上

971

110

11.3%

855

107

12.5%

116

3

2.6%

全体(粗率)

36,070

244

0.7%

26,210

238

0.9%

9,860

6

0.06%

全体(標準化率)

Ref.

26,210

1991)

0.8%

9,860  

151)

0.16%

  1) 年齢分布差を補正するため、全確診者の年齢構成比に基づいて期待死亡者数を算出して標準化

   ※  疫学関連事例を含めると死亡者10名、標準化致命率は0.26%

主要変異の危重症・死亡状況 国別オミクロン変異のシェア推移

 原文リンク 1月24日

主要変異ウイルスの危重症および死亡状況(1月22日現在) 

区分

合計

アルファ型

ベータ型

ガンマ型

デルタ型

オミクロン型

確診者累計

103,813

3,296

153

27

90,477

9,860

累積死亡

749

11

5

-

727

6(4)*

累積危重症

1,710

59

11

-

1629

11(3)**

  

  *累積死亡者検査確定合計6人:90代2人、80代1人、70代2人、60代1人


                    疫学的関係合計4名:90代1名、80代2名、70代1名


  **累積危重傷者検査確定合計11人:80代3人、70代5人、60代1人、40代1人、10歳未満1人


                      疫学的関係合計3名:90代1名、80代1名、90代1名


     



 国別オミクロン変異占有率の変化と確診者の変化の様相 

<国別オミクロン変異の優勢種化推移比較>

日本(紺)英国(茶)フランス(灰) アメリカ(黄) シンガポール(青)韓国(線グラフ)

그림입니다. 원본 그림의 이름: 오미크론변이 점유율 변화.png 원본 그림의 크기: 가로 1826pixel, 세로 958pixel

<7カ国週間確診者数(人口100万人当たり)変化(’21年6月6日~’22年1月16日(WHO)>

* 優勢種化が進んだ他の国の場合、4~6週間の間にオミクロンが50%以上優勢化された反面、国内初の海外流入(’21年11月24日)以後約9週後、国内検出率50.3%