2022/01/24

1月24日(月)韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク 

コロナ19予防接種及び国内発生状況 (0時現在)

◈ 新規ワクチン接種者 1次555名, 2次1,819名,3次(ブースター)13,181名

◈ 入院中危重症患者418名, 死亡者25名


【ワクチン接種状況(名, %)】

区分

前日累計(A)

新規接種(B)1)

累積接種(A+B)1)

人口2)対比接種率

全体

12+

18+

60+

1次

44,568,744

555

44,569,299

86.9

94.7

96.6

96.0

2次

43,801,866

1,819

43,803,685

85.4

93.0

95.3

95.2

3次

25,232,724

13,181

25,245,905

49.2

 

57.0

84.7

1)ヤンセンワクチンの場合、1回接種だけで基本接種が完了するので、接種時「1次接種」と「2次接種」統計にすべて追加し、ヤンセン2次(ブースター)の場合は3次(ブースター)合計に追加

2) 2021年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 (居住不明、在外国民除外)

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です 


【ワクチン種類別接種状況( 名)】

区分

前日累計(A)

新規接種(B)

累積接種(C=A+B)

1次(a=d+f+i+l)

44,568,744

555

44,569,299

2次(b=e+g+j+l)

43,801,866

1,819

43,803,685

3次(c=h+k+m)

25,232,724

13,181

25,245,905

AZ1)

1次(d)

11,124,929

-

11,124,929

2次(e)

11,085,177

4

11,085,181

 

交差接種

 

1,794,800

 

4

 

1,794,804

PF

1次(f)

25,134,768

547

25,135,315

2次(g)

24,499,367

1,747

24,501,114

3次(h)

16,635,539

10,327

16,645,866

M1)

1次(i)

6,796,487

8

6,796,495

2次(j)

6,704,762

68

6,704,830

 

交差接種

 

105,528

 

7

 

105,535

3次(k)

8,572,239

2,854

8,575,093

J2)(i)

1次(l)

1,512,560

-

1,512,560

2次(m)

24,946

-

24,946

1) アストラゼネカワクチンの場合、完了にAZ-PF交差接種者を含め、AZ-PF交差接種者統計に追加で表示

2)ヤンセンワクチンの場合、1回接種で基本接種が完了するので、ヤンセン1次接種は「1次接種」と「2次接種」の合計にすべて追加し、ヤンセン2次(ブースタ)の場合3次(ブースタ)合計に追加

 

□  【入院中危重症患者及び死亡者状況*(‘20年1月3日以後累計)】

 

区分


入院中危重症患者**

死亡累計

新規入院患者***

1月23日(日) 0時

431

6,540

801

1月24日(月) 0時

418

6,565

701

増減

(-)13

(+)25

(-)100

致命率 0.89%

* 1月23日0時から1月24日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

*** 毎日新規入院患者数

※ 上記の統計はすべて、将来の疫学調査の過程で変更されることがあります


 

【最近1週間(22年1月16日~22年1月22日) オミクロン変異ウイルス確認状況 】

(単位 : 名)

区分

海外

国内

合計

新規

1,935*

2,895

4,830

累計

4,574

5,286

9,860

* (海外流入) 米国(1,041)、フィリピン(106)、インド(77)、ウズベキスタン(67)、ネパール(67)、カナダ(61)、トルコ(43)など80カ国

  ※上記統計は今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


< 危篤重症患者数人数の状況 >

月日

1.11.

1.12.

1.13.

1.14.

1.15.

1.16.

1.17.

1.18.

1.19.

1.20.

1.21.

1.22.

1.23.

1.24.

780

749

701

659

626

612

579

543

532

488

431

433

431

418

 

 海外流入確診者状況 (1月24日0時現在)  

< 海外流入確診者状況*(‘20年1月3日以降累計) >

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国除)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

354

4

177

77

79

15

2

81

273

231

123

累計

23,7531)

228

11,0022)  

3,3761)  

7,5871)  

1,390

170

8,3331)  

15,4202)  

13,5651)  

10,1881)2)  

(1.0%)

(46.3%)

(14.2%)

(31.9%)

(5.9%)

(0.7%)

(35.1%)

(64.9%)

(57.1%)

(42.9%)

 1) 重複集計(単純再検出)による累計訂正(1月22日0時、欧州-1、検疫段階-1、外国人-1、1月23日0時、アメリカ-1、検疫段階-1、内国人- 1)

 2) 疫学調査結果変更による累計訂正(1月21日0時、アジア+1、地域社会(京畿)+1、外国人+1)

 * 中国4名(4名)、アジア(中国外):フィリピン6名(3名)、パキスタン5名(2名)、ウズベキスタン28名(19名)、ミャンマー1名(1名)、キルギスタン7名(1名)、カザフスタン2名、ロシア19名(11名)、インド31名(17名)、バングラデシュ11名(10名)、ベトナム14名(9名)、インドネシア4名(4名)、モンゴル6名(4名)、カンボジア1名、日本10名(8名)、シンガポール1名(1名)、タイ1名(1名)、ネパール11名(10名)、モルディブ2名、イラン1名、レバノン1名、サウジアラビア1名、アラブ首長国連邦5名、ヨルダン4名、カタール4名(2名)、ジョージア1名、ヨーロッパ:イギリス1名(1名)、フランス6名、トルコ42名、ポーランド1名、ポルトガル1名、スペイン9名(1名)、クロアチア2名(2名)、ノルウェー1名、チェコ2名、ハンガリー2名、ベルギー1名、ドイツ8名(1名)、オーストリア1名、アメリカ:アメリカ62人(5人)、ブラジル1人、カナダ9人、メキシコ3人、ドミニカ共和国1人、ウルグアイ1人、コロンビア1人、パラグアイ1人、アフリカ:アルジェリア2人、エジプト12人( 5人)、モザンビーク1人(1人)、オセアニア:オーストラリア2人  ※かっこ内は外国人数

 国内発生新規確診者は7,159人海外流入事例は354人が確認され、新規確診者は合計7,513人で、総累積確診者数は741,413人(海外流入23,753人)である。

 最近1週間検査及び確診者状況 (2022年1月18日~1月24日) 

区分

1.18.

1.19.

1.20.

1.21.

1.22.

1.23.

1.24.

週間累計

総累計

総検査件数(件)1)

460,867

475,799

498,057

568,782

585,371

339,519

集計中

2,928,395

120,458,480

 

小計

196,653

191,980

204,943

218,335

236,592

177,246

161,665

1,387,414

50,836,152

疑心申告検査者数(名)2)

60,759

61,044

60,049

56,360

72,572

54,039

51,101

415,924

20,943,638

臨時選別検査所検査者数(件)3)

135,894

130,936

144,894

161,975

164,020

123,2076)

110,564

971,490

29,892,514

新規確診者数(名)

4,070

5,804

6,601

6,767

7,0075)

7,6295)

7,513

45,391

741,413

 

臨時選別検査所確診者数(名)

1,153

1,957

2,363

2,193

2,393

2,5017)

2,662

15,222

200,244

検査陽性率4)

3.3

3.0

3.4

3.3

3.2

3.2

4.2

3.4

1.5

 1)(検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日基準で集計した数値として、報告機関の状況により変動する暫定統計である

   * 新規疑心申告検査、確診者経過観察及び隔離解除検査、確診者の接触者検査、自治体主管一斉検査、先制検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査などを含む

2) (疑心申告検査者数) 疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確診者数)+結果陰性+検査中)として重複検査件数は含まない

3)(臨時選別検査所検査件数)全国臨時選別検査所検査を通じて前日報告された件数を集計した数値

4)(検査陽性率)新規確診者数/(前日疑心申告検査者数+前日臨時選別検査所検査者数)×100

5)  (日計訂正) 重複集計(単純再検出)による訂正(1月22日0時,検疫(国外)-1, 1月23日0時,検疫(国外)-1)

6)  (日計訂正) 自治体検査件数情報修正による訂正(1月23日0時、京畿+2,970)

7)  (日計訂正) 自治体確診者情報修正による訂正(1月23日0時,仁川-1)

2022/01/23

コロナ19ワクチン免疫原性研究分析の結果と将来の計画

 原文リンク 

2. コロナ19ワクチン免疫原性研究分析の結果と将来の計画

  疾病管理庁(庁長チョン・ウンギョン) 国立保健研究院(院長クォン・ジュンウク) 国立感染病研究所(所長チャン・ヒチャン)は国内コロナ19ワクチン接種群を対象に3次接種後オミクロンとデルタ変異ウイルスに対する中和能を調査して分析結果を 発表した。 

     *中和能:中和抗体を介してウイルスを無力化する能力

        *研究領域主管機関(研究責任者):サムスンソウル病院(ペク・ギョンナン教授)

 

  今回の調査は、20~59歳の健康な成人のうち、ファイザーワクチン単一接種1個群と交差接種2個群を対象に行われた。 調査結果3つの群すべてで3次接種後2〜3週間経過すると、オミクロンとデルタ変異ウイルスに対する中和能が増加することが分かった。

   -  オミクロン株に対する中和抗体価は接種前対比10.5~28.9倍、デルタ変異株については14.3~21倍増加した。

ワクチン接種

1次/2次/3次

(対象者数)

中和抗体価増加倍数

(中和抗体価)

オミクロン株

デルタ株(AY69)

標準株

ファイザー/ファイザー/ファイザー

(10名)

17倍 ↑

(39660)

21 ↑

(811701)

7.8 ↑

(4243310)

アストラゼネカ/

ファイザー/ファイザー

(10名)

10.5 ↑

(26272)

14.3 ↑

(751072)

9.9 ↑

(2442408)

アストラゼネカ/アストラゼネカ/ファイザー

(15名)

28.9 ↑

(9260)

試験中

21 ↑

(2214632)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        * 中和抗体価:ウイルスの感染を中和して予防効果を誘導する抗体価

 

  今回の調査の結果、3次接種がオミクロンおよびデルタ変異ウイルスに対する中和能を大きく増加させたことが示され、3次接種が変異ウイルスに対する防御力の増加にも寄与すると予測される。


 国立感染病研究所公共ワクチン開発支援センターは、国内予防接種に対する科学的根拠づくりのため、多数の医療機関研究陣とともに高齢層や免疫低下者などについても、3次接種後の抗体持続能および変異株に対する中和能を調査中だ。 

  また、国内で開発中のコロナ19ワクチンの追加接種研究を進めている。 今回の研究は、現在臨床3相試験を行っている合成抗原ワクチンを利用した追加接種研究者臨床試験で、高麗大学九老病院など10の病院で国内許可ワクチンで基本接種を完了した約550人を対象に免疫原性など を調査する予定だ。

* 研究名:国内開発コロナ19候補ワクチンの研究者臨床による追加接種研究
* 基本接種:➊アストラゼネカ1、2次、➋ヤンセン単回、➌ファイザー1、2次、➍モデルナ1、2次、➎アストラゼネカ/ファイザー接種群それぞれ約110人

 

 公共ワクチン開発支援センターは、地域社会コロナ19抗体保有率の調査結果を発表した。

  *抗体保有率:コロナ19ウイルスのS(spike)抗原とN(nucleoprotien)抗原に結合する一定レベル以上の抗体(結合抗体)を保有する割合

      * S抗原:感染およびワクチン誘導抗体の検出(自然感染症とワクチン接種の両方を反映)

      * N抗原:感染後に生成された抗体検出(自然感染)

 ○ 21年7月~10月、国民健康栄養調査参加者1,482人(10歳~94歳)に対して抗体保有率を調査した結果、全体の抗体保有率は67.1%(994人)と確認された。

     - このうちワクチン接種者(1,114人)の抗体保有率は一次接種後70%(284人/406人)、基本接種完了後99.2%(702人/708人)であった。 自然感染による抗体保有率は0.54%(8人)と確認された。


 ○  全国17の市・道21年11月~12月、献血者9,896人(20歳~59歳)に対する抗体保有率調査の結果、全抗体保有率は96.7%(9,567人)と確認され、このうち自然感染 による抗体保有率は1.2%%(123人)と確認された。 献血者に対するワクチン接種歴は確認されなかった。

  ○  国立保健研究院国立感染病研究所は、コロナ19ワクチン接種による効果分析と地域社会コロナ19抗体保有率調査を継続的に推進し、結果を公開すると明らかにした。