2022/01/22

小児青少年(12~18歳)ワクチン接種による異常反応申告の現状

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. 小児青少年(12-18歳)異常反応疑心事例申告状況 

 1. 性別、年齢別報告状況 

 

  (全体)コロナ19予防接種10万件当たりの異常反応疑い事例申告率は307.8件、全人口の申告率(394.5件)の78%水準(20-30代申告率の59~61%水準)

      - 一般異常反応申告率は299.7件(97.4%)、重大な異常反応は8.0件(2.6%)

   (性別)男子290.0件、女子326.5件(男子の1.1倍)

  (年齢別)18歳で422.1件と最も多く、17歳378.3件、16歳340.4件の順で年齢が低いほど申告率は減少

 

[表 5. 小児青少年(12-18歳) 異常反応疑心事例届出状況] 
(単位: 件(件/接種10万件))

区分

予防接種d

全体異常反応a

一般異常反応b

重大な異常反応c

小計

(++)

死亡

アナフラキシー疑い

主要異常反応

全体

5,180,111

15,942

15,527

415

3

109

303

(307.8)

(299.7)

(8.0)

(0.1)

(2.1)

(5.8)

2,662,549

7,722

7,501

221

3

44

174

(290.0)

(281.7)

(8.3)

(0.1)

(1.7)

(6.5)

 

2,517,562

8,220

8,026

194

0

65

129

(326.5)

(318.8)

(7.7)

(0.0)

(2.6)

(5.1)

12-15歳

2,370,302

5,073

4,934

139

0

38

101

(214.0)

(208.2)

(5.9)

(0.0)

(1.6)

(4.3)

12歳

340,882

554

539

15

0

3

12

(162.5)

(158.1)

(4.4)

(0.0)

(0.9)

(3.5)

13歳

610,319

1,259

1,224

35

0

11

24

(206.3)

(200.6)

(5.7)

(0.0)

(1.8)

(3.9)

14歳

681,214

1,447

1,407

40

0

8

32

(212.4)

(206.5)

(5.9)

(0.0)

(1.2)

(4.7)

15歳

737,887

1,813

1,764

49

0

16

33

(245.7)

(239.1)

(6.6)

(0.0)

(2.2)

(4.5)

16-17歳

1,604,483

5,781

5,639

142

1

38

103

(360.3)

(351.5)

(8.9)

(0.1)

(2.4)

(6.4)

16歳

763,412

2,599

2,534

65

1

18

46

(340.4)

(331.9)

(8.5)

(0.1)

(2.4)

(6.0)

17

841,071

3,182

3,105

77

0

20

57

(378.3)

(369.2)

(9.2)

(0.0)

(2.4)

(6.8)

18歳

1,205,326

5,088

4,954

134

2

33

99

(422.1)

(411.0)

(11.1)

(0.2)

(2.7)

(8.2)

  a. コロナ19の予防接種後に異常反応が疑われ報告され医療機関から報告された情報に基づいて算出されており、ワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない。報告状況分類は新しい情報の追加時変更されることがあります

    b. 一般的な異常反応は、予防接種後の接種部位の発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など、一般的に発生する症状が含まれます。

    c. 重大な異常反応には以下の事例が含まれます

       ①死亡、②アナフィラキシー疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

       ③主な異常反応:特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室入院、生命危重、永久障害/後遺症など

    d. ’21年2月26日以後、累積予防接種件数と接種当時の年齢を反映したもので、予防接種現状表の予防接種件数と異なる


3. 小児青少年ワクチン接種による異常反応申告の現状(症状上位10番まで) 

[表 7. 小児青少年異常反応の種類別疑心申告の状況](単位: 件(件/接種 10万件))

順位

一般異常反応

主要異常反応

疑心症状

申告

疑心症状

申告

1

頭痛

4,103

(79.21)

アナフィラキシー(様反応を含む)

109

(2.10)

2

胸痛

2,994

(57.80)

急性心血管障害(心筋炎/心膜炎)

88

(1.70)

3

筋肉痛

2,554

(49.30)

けいれん(けいれん/発作)

46

(0.89)

4

目眩

2,260

(43.63)

急性麻痺

39

(0.75)

5

吐き気

2,002

(38.65)

ワクチン関連の悪化した病気

37

(0.71)

6

発熱

1,912

(36.91)

急性心血管障害(その他)

20

(0.39)

7

悪寒

1,004

(19.38)

脳症または脳炎

16

(0.31)

8

アレルギー反応

957

(18.47)

急性呼吸困難症候群

12

(0.23)

9

嘔吐

921

(17.78)

血小板減少症

9

(0.17)

10

腹痛

899

(17.35)

血小板減少紫斑症

8

(0.15)

※(注意)コロナ19予防接種後の異常反応と疑われ、医療機関から届け出た情報に基づいて算出したものなので、報告された疑心症状の診断精度またはワクチンと異常反応の間の因果性を提示するものではない

オミクロン変異に対応して診断検査の体制変更

 原文リンク KBSニュース(1月22日)

韓国2022122

オミクロン変異に対応した診断検査体制の変更

  オミクロン拡散による検査需要の急増に備えた布石 

以前 コロナ感染が疑われれば選別検査所に行ってPCR検査を受診 

今後 実施する地域を指定(122日より光州広域市など4カ所、状況により拡大)

 1,高リスク群 60歳以上の高齢者

保健所で濃厚接触者に指定された人

医師の所見書を受けた人

  ⇒ 選別診療所でPCR検査を受ける 

2,高リスク群以外 症状の有無にかかわらず

   選別診療所に別途設けられた空間で迅速抗原検査を受ける

     5分ほどで結果

   (1)陰性 陰性確認書を受け取ることができる。陰性確認書は24時間有効 

(2)陽性 ⇒PCR検査 

呼吸器専門診療所と指定された医院や病院でも検査を受けることができる。

迅速抗原検査の後、陽性の場合にのみPCR検査が行われるが検査は無料。

ただし、医療診察料5千ウォン(約500円)は本人が負担。 

これまではある事業所に確診者が出た場合、周辺のほとんどがPCR検査を受けなければならなかったが、今後は保健所から検査通知を受けた人だけがPCR検査の対象となります。

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ニュース部分翻訳

高リスク群でなければ迅速抗原検査… 変わる検査方式は?
[アンカー]
これまではコロナ感染が疑われれば選別検査所に行ってPCR検査を受ければ良かったですが、オミクロン対応体系が施行される地域では、今後変わります。

どの条件でどのような検査をどのように受け取ることができるのか、イ・スンジェ記者が詳しく整理します。

[リポート]
政府が優先的に新しい検査システムを導入した光州広域市など4カ所では、高リスク者だけ選別診療所で精度の高いPCR検査を受けることになります。

60歳以上の高齢者、保健所で濃厚接触者に指定された人、医師の所見書を受けた人などが該当します。

高リスク群でなければ、症状の有無にかかわらず、選別診療所に別途設けられた空間で迅速抗原検査を受けます。

検査を受けて5分ほど経過すると結果が出ますが、陰性が出たら陰性確認書を受け取ることができます。

この陰性確認書は24時間有効です。


検査結果が陽性になったら、さらにPCR検査を行います。

呼吸器専門診療所と指定された医院や病院でも検査を受けることができます。

迅速抗原検査の後、陽性の場合にのみPCR検査が行われますが、検査は無料です。

ただし、医療診察料5千ウォン(約500円)は本人が負担しなければなりません。

政府はコロナの疑いの症状がある人でも医師の所見書を受けた人にのみPCR検査を行う方針です。

また、これまではある事務所に確認者が出た場合、周辺人のほとんどがPCR検査を受けなければならなかったが、今後は保健所から検査通知を受けた人だけがPCR検査の対象となります。

オミクロン拡散による検査需要の急増に備えた布石です。

[イ・ギイル/中央災害安全対策本部第1統制官:「本人の判断だけで受診していては、現在のPCRの検査力量の余裕がなくなります。」]

政府はオミクロンの拡散状況に応じて他の地域にもこのような対策を拡大適用する計画です。