2021/06/19

6月19日(土)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク 

 新規ワクチン接種者 1次 507,319名, 接種完了 126,036名

 新規確診者 国内 456名, 海外流入 26名

  

ワクチン接種状況(6月19 0時, 単位: 名)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)

累計接種(A+B)

人口1)対比接種率

1次接種

14,261,046

507,319

14,768,365

28.8

接種完了2)

3,886,535

126,036

4,012,571

7.8

1) 2020年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了しますので、1次接種と接種完了の両方に一括追加

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です


 

ワクチン種類別接種状況(6月19日 0時, 単位: 名)

ワクチン

区分

接種対象者(A)1)

新規接種(B)

累積接種(C)

接種率(C/A)

アストラゼネカ

1次接種

12,703,394

442,415

10,184,938

80.2

接種完了

20,404

822,848

6.5

ファイザー

1次接種

4,262,412

34,827

3,485,176

81.8

接種完了

75,555

2,091,472

49.1

ヤンセン2)

1次接種

(接種完了)

1,140,147

30,077

1,098,251

96.3

1) *接種機関、関係省庁などが把握した接種対象群別接種人数で死亡、引退者(員)、新規引入などで変動可能

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了

※上記統計データは、予防接種登録により変動可能な暫定統計である


 コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(6月19日0時)は、合計64,003件*(新規**10,230件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

           **6月17日~19日0時新規事例

   - 60,761件(94.9%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、

    - 395件(新規52件)のアナフィラキシー疑い事例*、重症疑い事例は痙攣等2,557件(新規459件)で、290件(新規29件)の死亡事例が報告されている。

【予防接種後異常反応申告現況(6月19日0時、21年2月26日以降累計、単位:件(%))

区分


(A=B+C)

一般異常反応

(B)

重大な異常反応 (C)

予防接種実績(D)

異常反応申告率

(E=A/D)

小計
(C=C1+C2+C3)

死亡

(C1)

アナフィラキシー疑い(C2)

主要異常反応
(C3)

総計

17日0時

2,848

2,699

149

6

25

118

17,682,685

0.36

18日0時

3,552

3,355

197

13

18

166

19日0時

3,830

3,636

194

10

9

175

累計

64,003

60,761

3,242

290

395

2,557

11,007,786

0.44

AZ

17日0時

2,108

2,013

95

2

8

85

18日0時

2,633

2,497

136

6

8

122

19日0時

2,789

2,651

138

7

7

124

累計

48,808

46,810

1,998

116

259

1,623

5,576,648

0.21

PF

17日0時

303

273

30

4

7

19

18日0時

346

308

38

7

5

26

19日0時

428

392

36

3

2

31

累計

11,957

10,856

1,101

173

91

837

J

17日0時

437

413

24

-

10

14

1,098,251

0.29

18日0時

573

550

23

-

5

18

19日0時

613

593

20

0

0

20

累計

3,238

3,095

143

1

45

97

A.コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで報告された件で医療機関から申告した情報に基づいて算出し、ワクチンと異常反応の間の因果関係を示すわけではない。申告現況分類は新しい情報の追加時に変更されることがあります

B.一般異常反応は、予防接種後の接種部位発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など通常発生する症状を含む

C.重大な異常反応は、次の事例を含む

C1死亡、C2アナフィラキシー疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

C3特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室に入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

※ 患者状態が変更された事例(累計98件)を含んだ死亡累計は388件(AZ 151件, PF 236件,J1件

※  週間単位で申告状況検証等で修正を反映する

※ 上記の統計データは、予防接種登録状況に応じて変動しうる暫定統計である


 2021年6月19日0時現在

 累積確診者数150,720名(国内発生141,241名、海外流入9,479)

 新規確診者は482名、内国内発生 456名 海外流入 26名
 検査数 29,106名 陽性率 1.66%
 死亡者は1名で累計 1,997名 致命率 1.32

 隔離解除者 142,385名 隔離中6,338名

  危篤・重症患者数 151名

 疑心申告検査はは29,106, 首都圏臨時選別検査は33,645(確診者100名)で非首都圏臨時選別検査検査件数は3,9114(確診者2名)で総検査件数は66,662件、新規確診者は総482名です

国内発生確診者現況(2021年6月19日0時2020年1月3日以後累計) 

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶南

済州

新規

456

193

15

13

20

4

5

5

2

141

5

10

12

5

5

4

10

7

累計

141,241

46,339

5,779

10,294

6,215

2,724

2,362

2,615

487

40,265

3,293

3,090

3,459

2,179

1,489

4,602

4,874

1,175

 
 
海外流入確診者現況(2021年6月19日,2020年1月3日以後累計)

区分

合計

(推定)流入国家)*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

26

1

17

1

5

2

0

12

14

8

18

累計

9,479

79

4,675

1,532

2,698

468

27

4,002

5,477

4,963

4,516

(0.8%)

(49.3%)

(16.2%)

(28.5%)

(4.9%)

(0.3%)

(42.2%)

(57.8%)

(52.4%)

(47.6%)

* 中国 1名(1), アジア(中国以外):インドネシア 7(7), インド 3(2), ウズベキスタン 2(1), カンボジア 1, モンゴル 1(1), フィリピン 1(1), ロシア 1, ネパール 1(1), ヨーロッパ: ポーランド 1(1), アメリカ: 米国 5(3) アフリカ: ケニア 2 ※ カッコ内外国人人数

 
【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

6月18日0時

141,816

6,426

149

1,996

6月19日0時

142,385

6,338

151

1,997

増減

(+)569

(-)88

(+)2

(+)1

*6月18日0時から6月19日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 確診者日別現況 (2021年6月19日0時現在, 150,720名)

< 国内報告及び検査状況*(‘20年1月3日以後累計)>

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

6月18日0時

10,294,048

150,238

141,816

6,426

1,996

125,837

10,017,973

6月19日0時

10,323,154

150,720

142,385

6,338

1,997

128,721

10,043,713

増減

+29,106

+482

+569

-88

+1

+2,884

+25,740

*6月18日0時から6月19日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年6月13日~6月19日)

区分

6.13.

6.14.

6.15.

6.16.

6.17.

6.18.

6.19.

週間累計

総累計

検査件数(件)1)

103,269

70,580

185,788

205,023

181,500

156,982

集計中

903,142

44,485,592

 

疑心申告検査者数(名)2)

12,372

12,590

30,972

32,915

28,452

36,212

29,106

182,619

10,323,154

首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)3)

20,245

12,198

33,751

29,182

30,113

28,975

33,645

188,109

5,560,247

非首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)4)

5,220

2,818

6,314

6,359

8,167

7,187

3,911

39,976

1,011,770

新規確診者数(名)

452

399

373

545

540

507

482

3,298

150,720

 

首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

76

73

47

87

101

74

100

558

   15,399

非首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

4

6

8

7

16

4

2

47

1,826

1(検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日の時点で集計した数値で、報告機関の状況に応じて変動する暫定統計である

   *新規疑心申告検査、確定者経過観察中検査、隔離解除検査、収集検査対象の検査、自治体主観一斉検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査、匿名検査など

2) (疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確定者数)+結果の陰性+検査中)で、重複検査件数は含まれない

3)(首都圏一時選別検査所検査件数)首都圏臨時選別検査所検査で前日報告された件数を集計した数値

4)(非首都圏臨時選別検査所検査件数)非首都圏臨時選別検査所運営地域の実績の提出に協力した地域の集計を反映

2021/06/18

新形コロナ予防接種後被害補償審議状況(6月18日)

原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月18日 定例ブリーフィング資料

1. 第3次コロナ19予防接種被害補償専門委員会の結果

 

 予防接種被害補償専門委員会(委員長:キム・ジュンゴン)は6月15日、第3次コロナ19予防接種被害補償専門委員会(以下「補償委員会」)を開き、コロナ19予防接種後に異常反応で被害補償申請された事例の因果関係と補償が可能かどうかを審議した。 

     臨床医、法医学者、感染症・免疫学・微生物学専門家、弁護士や市民団体が推薦した専門家など15人で構成

 

  今回の第3次補償委員会では、被害補償の申請金額が30万ウォン未満の少額審議対象223件を審議した。

      カルテや疫学調査等をもとに基礎疾患や過去歴・家族歴、接種後異常反応までの臨床経過等を総合的に審議した結果、 

   予防接種後の発熱、頭痛、筋肉痛、めまい、アレルギー反応などの異常反応で治療を受けた事例など、計183件の補償決定した。

  

 一方、予防接種と異常反応との因果関係が存在しないか、予防接種ではなく、他の要因による発生の可能性がより高い場合など、40件は補償が認められなかった

 

 コロナ19予防接種被害補償専門委員会の結果、因果関係未認定事例】

 ▵ (事例1)顔面神経麻痺、顔の浮腫(アストラゼネカワクチン接種)などのコロナ19予防接種により発生するという根拠がない症状の場合

 

 ▵ (事例2)予防接種と異常反応被害との時間的蓋然性が切れている(5日以上下痢持続、接種後4日が経過してめまいが発生、接種後3日が経過して全身のアレルギーの発生など)

 

 ▵(事例3)予防接種よりは、他の要因による発生の可能性が高い(接種部位の反対側の肩の部位の痛み、接種数日後の頭痛・アレルギー反応の発生など)

 第1次から第3次までの総審議件数は422件であり、この中の353件の補償決定した。

  * 因果関係が不透明な場合の救済についてはこちら

 コロナ19予防接種被害補償審議の現状

   

区分

審議件数*

補償委員会審議結果

補償区分3)

補償

棄却

保留

診療費及び看病費

障がい者一時補償金

死亡一時補償金及び葬祭費

合計

累計

422

353

69

-

353

-

-

353

6月

(第3次)

合計

223

183

40

-

183

-

-

183

正規審議1)

0

-

-

-

-

-

-

-

少額審議2)

223

183

40

-

183

-

-

183

5月

(第2次)

合計

190

166

24

-

166

-

-

166

正規審議1)

28

12

16

-

12

-

-

12

少額審議2)

162

154

8

-

154

-

-

154

4月

(第1次)

合計

9

4

5

-

4

-

-

4

正規審議

4

 

4

-

0

-

-

0

少額審議

5

4

1

-

4

 

 

4

        1)30万ウォン以上の金額の申請事例

      2)30万円未満の金額の申請事例

      3)「感染症の予防及び管理に関する法律」施行令第29条の規定による補償の種類に区分

                * 審議件数:診療費と看病費223件

ワクチン接種後因果関係が不透明な場合の支援について

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月18日 定例ブリーフィング資料

 一方、推進団はコロナ19予防接種後の因果関係の根拠が不十分で、補償から除外された重症患者にも医療費支援事業を新設し、1人当たり1千万ウォンまで診療費を支援している。 

  

支援対象:「コロナ19予防接種後、重症異常反応が発生したが、被害調査班または被害補償専門委員会の検討結果因果関係認識のための根拠資料が不十分で、被害補償から除外された患者(審議基準、④-1該当)」

 

④-1判定基準:予防接種後に発生した異常反応が接種前に、これを誘発するだけの基礎疾患、遺伝性疾患などが不明確で、異常反応を誘発した所要時間が蓋然性はあるが、ワクチンと異常反応の因果性を認定する関連文献がほとんど存在しない場合

 

* 重症異常反応:死亡、集中治療室の治療またはこれに準ずる治療、障害などが発した場合

 

  現在までに確定された支援対象全7人のうち(施行日前接種を含む)、支援を申請した3件については、医療費支援の手続きを進めており、

 ○ 他の対象者の方にも支援申請をすると、すぐに支援を差し上げる予定だと明らかにした。

  また、2021年コロナ19予防接種については、被害補償の範囲を重症から軽症までに拡大*し、少額の審議手続きを準備して提出書類も簡素化するなど、国の責任を強化し運営している。

     * (既存)本人負担金30万ウォン以上だけ補償→(拡大)金額の制限をなく補償 

 また、6月からは、より迅速に被害補償が行われるように、審査周期を、月2回に追加、短縮*した。

     *(既存の予防接種)四半期に1回→(コロナ19予防接種、5月まで)月1回に拡大→(コロナ19予防接種、6月から)月2回に追加拡大

 

 推進団は、予防接種で不可避的に発生する異常反応と関連して、国際的な基準に基づいて、現在までに因果関係が認められる損害については、迅速に補償する一方、

   国際的な動向と我が国の異常反応監視・調査システムなどを通して継続的に監視しながら、さらに因果関係が認められる異常反応などについても補償範囲を拡大していくと発表した。

  また、因果関係の根拠が不十分な重症患者の医療費支援、緊急福祉支援や災害的医療費支援など他の福祉事業との連携などを通じてしっかり支援していくと発表した。