原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月29日 定例ブリーフィング資料より
□ コロナ19予防接種対応推進団(団長:ジョン・ウンギョン庁長)は、7月から社会的距離確保体制が改編され、接種者に対する変更された防疫上の心得が適用されるに応じて、今後の接種証明書が必要な状況の発生に備えて、接種者が使用可能な接種証明資料の種類と発行方法、使用方法などを案内した。
① 紙の証明書
○ 国が実施する予防接種を受けた人は誰でも、紙の証明書発行が可能である。紙の証明書では、コロナ19予防接種に加えてインフルエンザ、乳幼児の予防接種などのすべての接種証明書を発行することができる。
○ 紙の証明書には、接種を受けた人の個人事項に加えて、ワクチン名、接種次数、接種日、接種機関等の内容が含まれており、A4用紙サイズで出力される。
○ 疾病管理庁の「予防接種ホームページ」または「政府24‘정부24’」で無料で発行可能であり、本人が予防接種を受けた予防接種センター、委託医療機関、保健所などでも発行することができる。ただし委託医療機関で発行時には、証明書発行費用を本人が負担しなければならない。
- また、7月1日からコロナ19予防接種の紙の証明書を邑面洞住民センターで発行することができる。
○ 紙の証明書は、接種の有無の確認を目的として提示することができる。現在英語でも発行が可能で、国外で接種証明の目的で活用が容易である。
[ 紙の証明書発行の書式] 「感染症の予防及び管理に関する法律施行規則[別紙第16号書式]」 |
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② 電子証明書
○ 電子証明書は、スマートフォンに専用アプリをインストール*し、本人認証を経れば証明書をスマートフォンで発行を受けることができる。
* COOVアプリ、グーグルプレイストア、AppleのApp Storeなどからダウンロード可能
○ 電子証明書には、紙の証明書と同じ接種関連情報が含まれており、接種の有無を電子的に簡便認証するためのQRコードの生成とカメラ機能も提供されている。
- 接種関連必要提出情報のほか氏名、生年月日、国籍などの追加情報を含めるかどうかを、本人が設定することができる。
○ 電子証明書は、現在はハングルのみ提供されている。7月中の更新を通して、英語を追加し、9月からは中国語、スペイン語など14の言語を追加設定できるように機能を向上させる予定である。
○ これと共に、ネイバー・カカオなどの電子出入り名簿にQRチェックイン時に予防接種簡便認証を同時に実行可能にする機能を改編している。
- 来る7月12日から電子出入り名簿画面で、予防接種証明書発行を追加で受け、一つのQRコードで電子出入り記録と予防接種事実認定を同時に実行できるようになる。
③ 予防接種ステッカー
○ 紙の証明書の持ち運びスマートフォンの使用が困難な国民のために、身分証明書に貼付して使用する予防接種ステッカーを7月1日から発行する。
○ 予防接種ステッカー発行を希望する場合は、シール貼付を希望する住民登録証または運転免許証を所持して住民センターを訪問して申請すれば、身分証明書の裏面にステッカーを発行することができる。
○ ステッカーは、住民登録証の裏面に貼付することができるように45mm(横)×9mm(縦)サイズで発行される。スペースの制限で氏名、接種回数、接種日など、必要不可欠な接種確認情報のみ入れられる。
○ 接種証明書の提示を要求される場合、シールが貼られた住民登録証または運転免許証を提示すればよい。
<身分証明書の裏面に貼付されてシール試案> |
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<証明書の比較>
| 紙の証明書 | 電子証明書 | 接種ステッカー |
発給方法 | ①接種証明書のオンライン発行 - 予防接種ヘルプホームページ、または政府24 ②予防接種センター、委託医療機関、保健所等の現場発行
- 邑面洞住民センター(7.1〜) | COOVアプリをスマートフォンにインストールした後、本人認証を経て発行 | 住民センターに行って発行 *住民登録証または運転免許証の裏面に貼付(7.1〜) |
含まれる情報 | 個人情報(氏名、性別、住所、生年月日) 接種回次、接種日、接種機関 ワクチンの種類など | 氏名、接種回次、接種日など、必要な情報 |
適用言語 | 韓国語 英語 | 韓国語 英語(7月中) 多国語 14種(9月中) | 韓国語 |
使用方法 | 証明書提示 | アプリの実行後のQRコード画面を提示 | シールに貼付した住民登録証または運転免許証提示 |