変異ウイルスの状況（2023年9月16日現在）

 原文リンク　2023年9月21日

変異ウイルスの状況（2023年9月16日現在）

ㅇ EG.5の検出率は42.5%(+6.5%p)で、5月以降持続増加

 - XBB.1.9.1は16.3％（-1.0％p）で、最近5週間の減少傾向

- XBB.1.16とXBB.2.3は8.6%(-2.7%p)と9.9%(-1.0%p)で最近3週間の減少傾向

- BA.2.86 1件が追加検出され、累積合計2件確認

   最近5週間の変異ウイルス検出状況

区分	分析週次	コロナ19変異ウイルス細部系統検出率(%)
		XBB.1.9.1	XBB.1.9.2	EG.5	XBB.1.16	HF.1 (XBB.1.16.13.1)	XBB.2.3	XBB*	その他
全体	8月3週	23.0	10.6	25.0	13.1	4.7	13.8	7.6	2.2
	8月4週	21.9	10.1	27.0	11.1	8.2	11.8	8.5	1.4
	8月5週	20.8	6.5	33.8	11.6	6.0	12.1	7.9	1.3
	9月1週	17.3	6.7	36.0	11.3	7.5	10.9	8.4	1.9
	9月2週	16.3	4.1	42.5	8.6	7.5	9.9	9.2	1.9
国内 感染	8月3週	23.3	10.7	24.9	13.1	4.7	13.6	7.4	2.2
	8月4週	22.1	10.2	27.2	10.8	8.3	11.6	8.5	1.3
	8月5週	20.8	6.6	33.9	11.3	6.0	12.2	7.9	1.3
	9月1주	17.5	6.8	35.7	11.3	7.6	10.9	8.5	1.7
	9月2週	16.3	4.1	42.5	8.6	7.5	9.9	9.2	1.9
海外 流入	8月3週	0.0	0.0	36.4	9.0	0.0	27.3	27.3	0.0
	8月4週	7.1	0.0	14.3	35.7	0.0	28.6	14.3	0.0
	8月5週	25.0	0.0	25.0	41.7	8.3	0.0	0.0	0.0
	9月1週	0.0	0.0	66.0	16.7	0.0	16.7	0.0	0.0
	9月2週	-	-	-	-	-	-	-	-

 * XBBは XBB.1.9.1, XBB.1.9.2, EG.5, XBB.1.16, HF.1, XBB.2.3を除いた XBBのすべての細部系統を含む

ファイザーXBB.1.5変異対応ワクチン初導入量404万回分

 原文リンク　2023年9月18日

ファイザーXBB.1.5変異対応ワクチン 初導入量404万回分

- 迅速な国内導入のため食品医薬品安全処及び製薬会社協議などを通じて「緊急使用承認」手続き進行

 

  疾病管理庁（庁長チ・ヨンミ）は2023～24節季コロナ１９予防接種に活用されるファイザー、XBB.1.5変異対応ワクチン最初の導入量404万回分が9月18日（月）仁川国際空港に到着*すると明らかにした。

  *  便名および到着時間: KE510, 9月18日(月) 15:30 国内到着予定   

 

  疾病管理庁はこれまで接種時期に合わせてXBB.1.5変異対応ワクチンを迅速に導入するために食品医薬品安全処及び各製薬会社と緊急使用承認手続きを行った。

 

  このため、7月末各製薬会社から事前検討資料を食品医薬品安全処に提出し、欧州医薬品安全庁(EMA)のファイザーXBB.1.5変異対応ワクチン許可(8月31日)その後、直ちに国内緊急使用承認を申請(9月1日)*して、9月12日承認を受けた。

  * 公衆衛生危機対応特別法第12条（緊急使用承認等）：食薬処長が認める外国で許可等に準ずる措置を受けた場合、緊急使用承認可能

 

  一方、ファイザーXBB.1.5変異対応ワクチンは、今日導入される物量を含めて約1,000万回分が順次導入される予定である。

 

  ちなみに、モデルナXBB.1.5変異対応ワクチンも米国FDA許可(9月11日)後、直ちに国内緊急使用承認を申請(9月12日)し、承認時約500万回分が10月から順次国内導入されると予想 なる。

 

  また、2023～24節季コロナ19予防接種計画は来週中発表する予定だ。

 

  疾病管理庁は、製薬社別XBB.1.5変異対応ワクチンが2023～24節季コロナ19予防接種期間に安定的に供給されるように持続努力する計画だと明らかにした。

2023-2024節季インフルエンザ流行注意報発令

原文リンク　

2023-2024節季インフルエンザ流行注意報発令

-  夏季インフルエンザ流行持続で昨年インフルエンザ流行注意報解除なしで9月15日（金）から「2023-2024節季インフルエンザ流行注意報発令」

 

-  高リスク群患者*の場合、検査なしに抗ウイルス剤療養給与適用持続

  * 小児、妊婦、65歳以上、免疫不全、代謝障害、心臓疾患、肺疾患、腎機能障害など

 

-  9月20日からインフルエンザ予防接種の参加及び予防心得遵守をお願いする

添付 2

2022-2023季節インフルエンザの発生状況

 

□ インフルエンザ疑似患者監視結果

 

 ○ '22-'23節季には22年12月末の頂点（53週、60.7人）、'23年5月中旬頂点（20/21週、各25.7人）以降徐々に減少

   　　　　　*  2022-2023節季流行基準(4.9人/1,000人)

○ (年齢別）7-12歳、13-18歳の学齢期の年齢で高い発生

新規陽性者監視システムでの週間新規陽性者数の推移

 原文リンク　

韓国は8月31日から新型コロナの感染病等級を4級に変更しました。

これに関してはこちらを参照

8月31日から新型コロナの全数検査でなく標本監視を開始し、1週間に一度結果を公表しています。

9月14日発表、2023年9月1週次（9月3日～9月9日）までの週間新規感染者数の推移です。

8月2週をピークに減少してきています。