変異ウイルスの状況（2023年7月1日現在）

 原文リンク　2023年7月1日

[ 5. 変異ウイルス ]

 

 　XBB.1.9.1の検出率は24.5%(-2.4%p)で、最近6週間20%台中盤維持中であり、XBB.1.16とXBB.2.3は20.8%(+3.2%p)と14.1%(+1.9%p) として持続増加傾向である。

 

	[ 国内オミクロン細部系統検出率 (’23年7月1日 0時現在) ]
国内感染
海外流入
	周別細部系統状況	6月4週現在

 

【 国内オミクロン変異ウイルス細部系統検出率（7月1日現在） 】

区分	分析週次	オミクロン細部系統検出率(%)
		XBB.1.5	XBB.1.9.1	XBB.1.9.2	XBB.1.16	XBB.2.3	XBB*	その他
全体	6月1周	15.4	24.7	21.1	16.5	12.3	4.3	5.7
	6月2周	13.3	25.9	19.7	18.7	13.3	4.0	5.1
	6月3周	10.8	26.9	23.5	17.6	12.2	5.2	3.8
	6月4周	10.3	24.5	21.6	20.8	14.1	5.2	3.5
国内感染	6月1周	15.2	24.8	21.5	15.7	12.0	4.3	6.5
	6月2周	13.1	25.9	20.4	18.1	13.7	3.4	5.4
	6月3周	11.1	27.3	23.3	17.6	12.3	4.4	4.0
	6月4周	10.1	24.8	21.5	20.5	14.3	5.3	3.5
海外流入	6月1周	17.7	22.6	16.1	24.2	15.3	4.1	0.0
	6月2周	15.8	26.3	10.5	27.2	8.8	9.6	1.8
	6月3周	4.7	18.8	27.1	17.6	10.6	18.8	2.4
	6月4周	14.3	16.3	24.5	28.6	10.2	2.0	4.1

  * XBBは XBB.1.5, XBB.1.9.1, XBB.1.9.2, XBB.1.16, XBB.2.3を除いたXBBのすべての細部系統を含む

2023年第12次コロナ19予防接種被害補償専門委員会結果

 原文リンク　

4. '23年第12次コロナ19予防接種被害補償専門委員会結果

 　予防接種被害補償専門委員会*（委員長：ソ・ウンスク、以下「補償委員会」）は、6月27日第12次補償委員会を開き、コロナ19予防接種以降、異常反応で被害補償申請された新規事例合計509件を審議した。

   * 臨床医、法医学者、感染病・免疫学・微生物学専門家、弁護士および市民団体（消費者団体）が推薦した専門家など17人で構成

 

 　医療記録及び疫学調査などをもとに基礎疾患及び過去歴、接種後異常反応までの臨床経過などを総合的に審議し、93件（18.3％）に対して予防接種との因果性を認め、補償を決定した。

 

 【コロナ19予防接種被害補償専門委員会棄却事例】

▵ （事例１）ワクチンによる一般異常反応の発生時期（通常接種後３日以内）及び持続期間（通常接種後７日以内に寛解（好転））の時間的蓋然性が低下する場合＊      　*接種7ヶ月後に発生した腹痛、接種後4ヶ月間持続した蕁麻疹  ▵ （事例２） 基礎疾患及びワクチンと関係のない合併症で発生した場合（クモ膜下出血、肺がん等）  ▵（事例３）急性上気道感染、胃腸炎などワクチンではなく感染要因により発生した場合

 

 　累積コロナ19予防接種被害補償申請件数は96,003件*、審議完了件数は88,636件(92.3%)で、このうち死亡17件を含む計24,078件(27.2%)が補償決定された。

     * 異議申し立て（7,237件）を含む

 

 　一方、本人負担金基準30万ウォン未満の少額診療費補償申請件のうち15,254件は迅速な審議のため市・道で自己審議を経て5,673件が補償決定された。

 

【コロナ19予防接種被害補償審議の状況】

(2023.06.27.現在)

区分		審議件数1)	補償2)				棄却
				診療費	死亡一時補償	障害一時補償
総計		88,636	24,078	24,078	-	-	64,558
補償 委員会審議	小計	73,382	18,405	18,405	17	0	54,977
	新規審議	509	93	93	-	-	416
	既存累計	72,873	18,312	18,312	17	-	54,561
市·道自体審議		15,254	5,673	5,673	-	-	9,581

      1）本人負担金30万ウォン以上の審議事例36,119件、30万ウォン未満の審議事例52,517件

      2) 「感染病の予防及び管理に関する法律」施行令第29条による補償の種類で区分

      3）診療費、死亡一時補償金重複受領者12人

 　コロナ19予防接種被害補償支援センター（センター長チョ・ギョンスク、以下被害補償支援センター）は、今日まで再審議などを通じて決定された関連性疑い疾患医療費及び死亡慰労金支援事例と、剖検後、死因不明慰労金支援事例を次のように明らかにした。

 

 　関連性疑い疾患に対する医療費支援対象者は総1,785人であり、死亡慰労金の支援対象者は9人である。

 

 　剖検後、死因不明慰労金支援対象者50人には当該自治体を通じて個別案内して申請受付中であり、45人に支給完了した。