2023/01/04

再感染推定事例(2022年12月25日)

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[再感染推定事例]

□  12月3週(12月18日~12月24日)週間確診者のうち再感染推定事例比率*は17.90%で前週(17.11%)比増加した。予防接種は再感染および重症進行を下げるため、推奨接種時期に合わせて冬季接種を受けることが重要である。

 

   * 週間確診者のうち、再感染構成比(%):(11月5週)14.68%、(12月1週)15.87%、(12月2週)17.11%、(12月3週)17.90%

 

 (累積発生) 2022年12月25日0時現在、27,448,341人のうち再感染推定事例(2回以上)1,044,926人、累積構成比は3.79%と確認された。 

   *  11月5週)369,440人(3.11%)、(12月1週)419,058人(3.31%)、(12月2週)458,306人(3.54%)、(12月3週)469,026人(3.79%) 

<週次ごとの確診者数と二回感染推定率>

青棒:確診者数 橙線:確診者中2回感染推定比率

 

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 最近8週間の国内週別確診者と2回感染の推定事例

週次

総確診者(名)

2回感染推定事例(名)

週間確診者中構成比(%)

11月1週(10.30.-11.5.)

298,498

30,893

10.35

11 2(11.6.-11.12.)

354,954

37,884

10.67

113(11.13.-11.19.)

363,430

43,977

12.10

114(11.20.-11.26.)

377,641

50,161

13.28

115(11.27.-12.3.)

369,440

54,252

14.68

121(12.4.-12.10.)

419,058

66,503

15.87

122(12.11.-12.17.)

458,306

78,398

17.11

123(12.18.-12.24.)

469,026

83,972

17.90

コロナ19重症化率と致命率月間分析結果(2020年2月~2022年11月)

原文リンク 

添付 3

 

 コロナ19重症化率と致命率月間分析結果(2020年2月~2022年11月)

 

 全年齢期間別の重症化率と致命率は前月レベルを維持

     - 11月の重症化率0.17%、致命率0.08%

 

 (重症化率)11月の全年齢重症化率*は0.17%と10月0.17%水準維持、60歳以上の重症化率は0.62%と10月0.60%対比増加

     (’22年1月) 0.65% → (4月) 0.13%→ (8月) 0.11% → (9月) 0.14% → (10月) 0.17% → (11月) 0.17%

 (致命率)11月の全年齢の致命率*は0.08%で10月の0.08%水準を維持し、60歳以上の致命率は0.32%と10月の0.29%に比べ増加

      (’22.年1月) 0.34% →(4月) 0.09% → (8月) 0.06% → (9月) 0.07% → (10月) 0.08%→ (11月) 0.08% 


<月別年齢別重症化率の推移(2020年2月~2022年11月)>

重症化率:(危重症患者数および死亡者数)/確診者数×100

<月別年齢別致命率の推移(2020年2月~2022年11月)>
致命率:死亡者数/確診者数×100


※期間別重症化率及び致命率は、当該期間に確診した患者の経過を持続観察し、重症及び死亡可否を分析したもので、今後変動しうる

  *重症化率:(危重症患者数および死亡者数)/確診者数×100、致命率:死亡者数/確診者数×100

変異ウイルス(2022年12月31日現在)

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[変異ウイルス]

 

 ○ 現在検出されている変異の55.2%はBA.5の細部系統であり、そのうちBA.5*は38.2%(-7.9%p)、BQ.1は7.0%(-0.2%p)、BQ.1.1は 5.5%(+0.5%p)と確認され、BA.2.75の細部系統であるBN.1は33.3%(+8.9%p)と確認された。 

      * BF.7、BQ.1、BQ.1.1を除くBA.5のすべての細部系統

 

   - 中国入国者に対する変異分析結果(12月4週目)、BA.5 77%、BF.7 21.5%、BN.1 1.5%と確認され、

 

    -  最近、米国で発生が増加するXBB.1.5は、国内で2022年12月8日初の確認(海外流入/米国)以降、合計13件(国内6件、海外流入7件)が確認された。 

     * (国内感染検出率)12月2週0.1%→12月3週0.2%→12月4週0.2%


※ XBB.1.5の現状と特性

  ▹(現況)組換え変異XBBから派生したXBB.1.5は10月に米国初検出後、米国、カナダなど23カ国で1,386件確認(WHO、1月2日)、最近米国内占有率増加

     *(アメリカ占有率)12月2週9.9%→12月3週21.7%→12月4週40.5%(米CDC、12月31日)

  ▹重症度の増加に関する根拠はまだ確認されておらず、上位系統であるXBBおよびXBB.1は抗ウイルス剤に対して依然として同等の有効性を示し、BA.5を含む2価ワクチンにおいても従来のオミクロンよりはやや減少するが、依然として有効な中和能 を示して、その下位系統であるXBB.1.5も抗ウイルス剤およびワクチンに同様に反応すると予想される(NEJM 12.27、Cell 12.14、NEJM 12.21)


<国内オミクロン変異ウイルス細部系統検出率(12月31日現在)>

区分

分析週次

オミクロン細部系統検出率(%)*

BA.5 細部系統

その他細部系統

BA.5

BF.7

BQ.1

BQ.1.1

小計

BA.2.75

BN.1

その他

全体

12月1週

60.5

2.6

3.8

4.4

71.3

6.1

17.4

5.2

12月2週

52.0

4.0

7.7

5.8

69.5

5.7

20.6

4.2

12月3週

46.1

3.7

7.2

5.0

62.0

7.9

24.4

5.7

12月4週

38.2

4.5

7.0

5.5

55.2

6.7

33.3

4.8

国内感染

12月1週

64.3

2.8

3.1

3.4

73.6

6.4

16.4

3.6

12月2

56.8

4.0

6.0

3.9

70.7

5.4

20.3

3.6

12月3週

49.9

3.4

6.2

3.9

63.4

7.7

24.2

4.7

12月4週

37.4

3.4

7.1

4.4

52.3

6.8

36.0

4.9

海外流入

12月1週

34.0

1.5

9.3

11.3

56.1

3.6

24.2

16.1

12月2週

31.3

3.8

14.9

13.9

63.9

7.3

21.9

6.9

12月3週

24.3

5.4

13.0

11.3

54.0

9.2

25.9

10.9

12月4週

42.2

9.9

6.1

10.6

68.8

6.1

20.5

4.6

* BQ.1はBQ.1.1を除くBQ.1のすべての細部系統を含み、BA.2.75はBN.1を除くBA.2.75のすべての細部系統を含み、その他はBA.5およびBA.2.75の細部系を除く すべての詳細系統を含む

※12月4週次現在XBB.1.5の累積件数は合計13件(国内6件、海外流入7件)でその他に含まれて統計処理される