2021/11/20

11月20日(土)0時、韓国のコロナウイルス発生状況

 原文リンク 

 新規ワクチン接種者 1次48,145, 接種完了 75,206

 入院中危重症患者 508, 死亡者29

 【ワクチン接種状況(, %)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)1)

累積接種(A+B)1)

人口2)対比接種率

 

18歳以上

基本接種

1次接種

42,160,177

48,145

42,208,322

82.2

93.2

基本完了

40,377,170

75,206

40,452,376

78.8

90.8

追加接種

1,613,013

150,205

1,763,218

 

1) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了しますので、1次接種と接種完了の両方に一括追加

2) 2020年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 (居住不明、在外国民除外)

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です

ワクチン種類別接種状況( 名)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)

累積接種(C=A+B)

基本

1次接種(a=d+f+i+l)

42,160,177

48,145

42,208,322

基本完了(b=e+g+j+l)

40,377,170

75,206

40,452,376

追加接種(c=h+k+m)

1,613,013

150,205

1,763,218

AZ1)

基本

1次接種(d)

11,115,423

33

11,115,456

2次接種(e)

11,018,769

1,598

11,020,367

 

交差接種

 

1,764,497

 

488

 

1,764,985

PF

基本

1次接種(f)

22,885,392

43,984

22,929,376

2次接種(g)

21,570,274

53,865

21,624,139

追加接種(h)

1,149,477

104,737

1,254,214

M1)

基本

1次接種(i)

6,663,500

3,722

6,667,222

2次接種(j)

6,292,265

19,337

6,311,602

 

交差接種

 

3,654

 

5,171

 

8,825

追加接種(k)

455,559

44,265

499,824

J2)(i)

基本(l)

1,495,862

406

1,496,268

追加接種(m)

7,977

1,203

9,180

1) アストラゼネカワクチンの場合、完了にAZ-PF交差接種者を含め、AZ-PF交差接種者統計に追加で表示

2)ヤンセンワクチンの場合、1回接種のみで接種が完了するので、1次接種と接種完了の両方に一括追加

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です

 

 

コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(11月20日0時)は、合計380,321件*(新規**3,018件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

           **11月18日~11月20日0時新規事例

   - 366,642件(97.1%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、

    - 1,507件(新規16件)のアナフィラキシー疑い事例*、重症疑い事例は痙攣等11,256件(新規98件)で、916件(新規9件)の死亡事例が報告されている。

【予防接種後異常反応申告状況(2021年2月26日以降累計、単位:件(%))

区分


(A=B+C)

一般異常反応

(B)

重大異常反応  (C)

予防接種接種率実績(D)

異常反応申告率

(E=A/D)

小計
(C=C1+C2+C3)

死亡

(C1)

アナフィラキシー疑い(C2)

主要異常反応
(C3)

総計

18日0時

985

945

40

4

4

32

82,927,648

0.46

19日0時

1,006

961

45

3

7

35

20日0時

1,027

989

38

2

5

31

累計

380,321

366,642

13,679

916

1,507

11,256

AZ

18日0時

43

36

7

1

1

5

20,370,838

0.53

19日0時

48

46

2

-

-

2

20日0時

38

32

6

-

-

6

累計

107,308

101,943

5,365

365

316

4,684

PF

18日0時

560

535

25

2

1

22

47,581,539

0.37

19日0時

566

538

28

3

7

18

20日0時

665

640

25

2

5

18

累計

176,503

169,995

6,508

471

908

5,129

M

18日0時

381

373

8

1

2

5

13,469,823

0.65

19日0時

389

374

15

-

-

15

20日0時

322

315

7

-

-

7

累計

87,902

86,465

1,437

68

235

1,134

J

18日0時

1

1

-

-

-

-

1,505,448

0.57

19日0時

3

3

-

-

-

-

20日0時

2

2

-

-

-

-

累計

8,608

8,239

369

12

48

309

 

AZ: アストラゼネカ, PF: ファイザー, J: ヤンセン, M: モデルナ ワクチン

※ 患者状態が変更された事例(累計372件)を含んだ死亡累計は1,288件(AZ522件, PF663件、M88件,J15件)

A.コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで報告された件で医療機関から申告した情報に基づいて算出し、ワクチンと異常反応の間の因果関係を示すわけではない。申告現況分類は新しい情報の追加時に変更されることがあります

B.一般異常反応は、予防接種後の接種部位発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など通常発生する症状を含む

C.重大な異常反応は、次の事例を含む

C1死亡、C2アナフィラキシー疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

C3特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室に入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

※  週間単位で申告状況検証等で修正を反映する

※ 上記の統計データは、予防接種登録状況に応じて変動しうる暫定統計である


□  【入院中危重症患者及び死亡者状況*(20年1月3日以後累計)

区分

入院中危重症患者**

死亡累計

新規入院患者***

11月19日0時

499

3,215

573

11月200時

508

3,244

650

増減

(+)9

(+)29

(+)77

  致命率 0.79%

* 11月19日0時から11月20日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

*** 毎日新規入院患者数

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

 

 国内発生新規確診者は3,194人海外流入事例は18人が確認され、新規確診者は合計3,212人で、総累積確診者数は412,311人(海外流入15,490人)である。


 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年11月14日~11月20日) 

 

区分

11.14.

11.15.

11.16.

11.17.

11.18.

11.19.

11.20.

週間累計

総累計

総検査件数(件)1)

235,084

184,090

389,257

460,410

414,344

407,387

集計中

2,090,572

88,685,717

 

小計

108,741

87,105

176,991

161,831

170,047

169,353

186,524

1,060,592

37,109,691

疑心申告検査者数(名)2

31,829

30,543

54,418

50,492

55,391

52,896

55,958

331,527

16,740,128

臨時選別検査所検査者数(件)3)

76,912

56,562

122,573

111,339

114,656

116,457

130,566

729,065

20,369,563

新規確診者数(名)

2,418

2,005

2,124

3,187

3,292

3,034

3,212

19,272

412,311

 

臨時選別検査所確診者数(名)

802

657

518

1,128

1,192

993

1,071

6,361

91,799

 

1)(検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日基準で集計した数値として、報告機関の状況により変動する暫定統計である

   * 新規疑心申告検査、確診者経過観察及び隔離解除検査、確診者の接触者検査、自治体主管一斉検査、先制検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査などを含む

2) (疑心申告検査者数) 疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確診者数)+結果陰性+検査中)として重複検査件数は含まない

3)(臨時選別検査所検査件数)全国臨時選別検査所検査を通じて前日報告された件数を集計した数値

2021/11/19

30歳未満、基本接種時ファイザーワクチンを勧告(11月17日)

原文リンク  11月17日

30歳未満(’92年1月1日以降生まれ) 基本接種時ファイザーワクチン勧告

  推進団は予防接種専門委員会(委員長:チェ・ウンファ教授)を開き、最近一部ヨーロッパ国*でモデルナワクチンの心筋炎・心嚢炎発生確率がファイザーワクチンより高く、30歳未満にモデルナワクチン接種を制限したことに対応案を審議した。 

     スウェーデン、フィンランド、ドイツ、フランスなど

 

  予防接種専門委員会は現在、韓国は他の国々とは異なり、モデルナとファイザーワクチンの間の心筋炎・心嚢炎の申告率などに大きな差はないが、安全のための先制的な措置として

   ①30歳未満は基本接種(1次・2次接種)を ②モデルナの代わりにファイザーワクチンで勧告し、②モデルナワクチンで1次接種した30歳未満の場合、2次接種はファイザーワクチン接種を勧告した。

 

   - モデルナワクチンを活用した追加接種は基本接種の半分だけ使用するので、18歳以上接種が可能(優先接種職業群など)である。 

     モデルナワクチン追加接種は基本接種の半分容量(100mcg→50mcg)でファイザーワクチン(30mcg)と似ており、この場合追加接種が心筋炎・心嚢炎のリスクが増加するという根拠がないことを考慮

 

  韓国では11月6日まで、モデルナワクチンは合計1,241万回接種(1次660万回、2次581万回)となり、このうち30歳未満には287万回が接種(1次155万回、2次132万回)となった。 

   -  心筋炎、心嚢炎の疑い届出は、モデルナワクチンの場合30歳未満で合計37件で10万人当たり1.29件ファイザー30歳未満1,104万件接種中152件が届けられ、10万人当たり1.38件だ。

   - 届出事例のうち心筋炎・ 心膜炎で診断が確認された件数を基準に、30歳未満でモデルナは10万件当たり0.49件ファイザー0.45件を見せており、モデルナの発生率がやや高い状況だ。

 

【韓国、30歳未満のモデルナ・ファイザーの心筋炎・心嚢炎の申告及び発生率】

(11月6日現在, 単位: 件)

区分

接種件数

심心筋炎・心嚢炎疑い申告

10万名当たり申告率

심心筋炎・心嚢炎診断

10万件当たり発生率

30歳未満

モデルナ

2,870,101

37

1.29

14

0.49

ファイザー

11,046,961

152

1.38

50

0.45

 

 一方、国外事例を見ると、ドイツ、フランスなどで特に30歳未満の年齢層の場合はまれであるが、心筋炎、心嚢炎の発生率がモデルナワクチンでより高く現れており、当該年齢層には基本接種をファイザーワクチンとして勧告する国家が増加傾向だ

 

心筋炎・心嚢炎発生率

(単位: 件/10万件当たり)

区分

年齢

モデルナ

ファイザー

ドイツ

12-74歳(男)

11.41

4.81

18-29歳(男)

11.71

4.68

フランス

30歳未満

13.16

2.67

 

 推進団は予防接種専門委員会の勧告を反映して11月18日(木)から30歳未満年齢層は基本接種(1次、2次接種)にモデルナワクチンの使用を制限し、ファイザーワクチンで接種する計画だ 。

追加接種関連国外の動向((11月17日)

 原文リンク 

添付 3

 

 追加接種関連国外の動向

 

 追加接種を施行中の国の多くは高リスク群(高齢層、感染脆弱施設入所者、医療機関従事者など)を対象に基本接種完了6ヶ月以降追加接種を勧告している

 

  ただし、伝播力の強いデルタ変異が優勢種化、接種効果の減少、冬季到来などで防疫状況が世界的に悪化するにつれ、多くの国が追加接種対象の拡大、または接種間隔を短縮するなどの措置を施行・検討 中である。

 

【国別の追加接種の対象と間隔]

区分

事例

接種対象の拡大

⬩イスラエル:12歳以上の基本接種者全体

⬩日本:12歳以上の基本接種者全体(施行予定)

⬩ドイツ:12歳以上の基本接種者全体に変更(11月5日)

⬩ポーランド:18歳以上の基本接種者全体に変更(11月2日)

⬩スウェーデン:16歳以上の基本接種者全体に変更

⬩イタリア:基本接種者全体に変更(22年以降)

接種間隔の短縮

⬩イスラエル:基本接種完了5ヶ月

⬩英国:現在6ヶ月、5ヶ月に短縮議論中

⬩ベルギー:ウイルスベクターワクチン接種者は4ヶ月

⬩スウェーデン:現在6ヶ月、5ヶ月に変更予定

モデルナワクチン接種制限、外国の状況(11月17日)

 原文リンク 11月17日

添付 4

 

モデルナワクチン接種制限関連外国の動向

 

 

接種動向

スウェーデン

30歳未満の接種中止(21年10月6日)

デンマーク

18歳未満の接種中止(21年10月6日)

ノルウェー

18歳未満の中断勧告(‘21年10月6日)

∘19~30歳以下 若い男性は中断を考慮し、ファイザー選択を勧告

フィンランド

30歳未満の男性接種の中止(「21年10月7日)

∘交差許容(30歳未満の男性が1次モデルナ接種時2次接種はファイザー接種勧告、女性は変更事項なし)

アイスランド

∘全年齢接種の中断(「21年10月8日)

ドイツ

30歳未満の接種中止(「21年11月10日)

  ・ 30歳未満はファイザー接種勧告、(妊婦)年齢に関係なくファイザー接種のみ勧告

フランス

30歳未満の接種中止(「21年11月8日)

日本

∘1次接種を受けた10~20代の男性は、2次接種時に十分な心筋炎情報提供後、ファイザーまたはモデルナ選択可能

* アメリカ、イギリスなどは変更はありません