2021/07/03

疾病管理庁第2回追加更正予算案 3兆3585億ウォン編成

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年7月1日 報道参考資料より

韓国疾病管理庁 第2回追加更正予算案

3兆3585億ウォン編成

*ウォンを円に直すにはおおよそ0.1倍すればよい 

◇コロナ19予防接種の実施

   - コロナ19ワクチンの導入、委託医療機関予防接種実施雨および接種センター運営費、異常反応の管理など安定予防接種をサポート


◇コロナ19防疫対応をサポート

   - 診断検査費、生活支援費・有給休暇費などのコロナ19拡散防止のための防疫対応を支援


◇ コロナ19予防接種の実施

   - コロナ19ワクチンの導入、委託医療機関予防接種実施費および接種センター運営費、異常反応管理など安定な予防接種支援

 

◇ コロナ19防疫対応支援

   - 診断検査費、生活支援費・有給休暇費などのコロナ19拡散防止のための防疫対応を支援

□ 疾病管理庁(庁長ジョン・ウンギョン)は、2021年7月1日の臨時閣議で議決された2021年の疾病管理庁所管第2回追加補正予算案計3兆3,585億ウォンと発表した。

 ○今回の予算案は、安定したコロナ19予防接種を実施し、防疫対応支援に重点を置いて編成し、主な内容は次のとおりである。

 

 1. コロナ19予防接種の実施

 

  コロナ19による致死率の減少と地域社会の拡散防止のために、コロナ19ワクチンの迅速かつ十分な量の確保及び導入の推進に必要な費用を反映(+1兆5,237億ウォン)

 - 国際的需給の不確実性、18歳未満への接種対象拡大などに備えるために、4月に追加購入契約したファイザーワクチン(4千万回分)購入費用を反映

  追加接種と変異ウイルスの対応などのために'22年に導入される国内・外のワクチン契約に必要な先払い金反映

 

  (委託医療機関接種施行費)下半期接種加速化のために民間委託医療機関を活用したコロナ19予防接種の推進による国家予防接種施行費支援(+2,957億ウォン) 

     21年委託医療機関接種回数約6,628万回のうち、既存編成かかる分(1,500万回)を除く

 

  (予防接種センターの運営支援)効率的な予防接種実施のために予防接種センター既存266箇所と下半期追加設置予定の16カ所など計282カ所の運営費(4ヶ月、+564億ウォン)と医療従事者の人件費(4,192人、+1,557億ウォン)を支援

 

 予防接種の異常反応管理)異常反応のための補償を通して国の責任の確保と国民の予防接種の参加を高めるために、 

   - コロナ19予防接種に起因する異常反応発生時の予防接種被害に対する被害補償(最大4.4億ウォン)を支援(2.3万人、+160億ウォン)

       *死亡と障害(33人、90億ウォン)、30万ウォン未満の少額(2.3万人、70億ウォン)

   - 重症でありながら因果関係根拠資料が不十分と審議された場合、適正範囲の治療費(最大1千万ウォン)を支援(200人、+20億ウォン)


2. コロナ19防疫対応支援

   (診断検査費支援)コロナ19無症状または軽症の感染源を早期に発見し、地域社会の拡散防止のために選別診療所(保健所、医療機関)と臨時選別検査所、先制検査などのコロナ19診断検査費用支援(+1兆739億ウォン) 

 (生活支援費・有給休暇費支援)コロナ19により隔離通知を発行された入院・隔離者の安定的な生活を支えるための生活支援費(18万人、+1,715億ウォン)と有給休暇の費用(5.4万人、+630億ウォン)を支援

        *(生活支援費)有給休暇を使用していない入院・隔離者を支援

 *(有給休暇費)感染症予防法に基づく有給休暇を提供した事業主に費用支援

 

  今回の第2回追加更正予算案に基づいて2021年、疾病管理庁総支出規模は3兆3,401億ウォンから6兆6,986億ウォンに増加した。

 

 疾病管理庁ジョン・ウンギョン庁長は「11月に集団免疫形成のために、下半期接種に不足がないようにワクチンの安定需給と円滑な予防接種に万全を期すとともに、コロナ19の拡散防止などの防疫対応にもより総力を傾ける」と明らかにした。


添付1

 

 第2回補正予算事業別の内訳

(単位 : 億ウォン 日本円に直すには約0.1倍すればよい)

細部事業名

20年*

最終予算

21年

主要内訳

既存予算**

(A)

第2回

補正案

(B)

最終

予算案

(A+B)

6,737

40,766

33,585

74,352

 

感染症の予防管理

(コロナ19ワクチンの導入)

3,562

33,393

15,237

48,630

▪コロナ19ワクチンの導入(1兆5,237億ウォン)

  *21年ファイザー追加購入4千万回分

  *'22年に導入予定の国内・外のワクチン前払い金

感染症の予防管理

(委託医療機関

接種施行費)

-

865

2,957

3,822

▪民間委託医療機関予防接種実施費(5,128万回分)

  *21年委託医療機関接種回数6,628万回 - 予備費旣編成接種回数1,500万回

感染症の予防管理

(予防接種センター運営費)

-

908

2,121

3,030

▪センター運営費(282ヶ所、4ヶ月、564億ウォン)

▪医療従事者の人件費(4,192人、4ヶ月、1,557億ウォン)

染症の予防管理

(予防接種異常反応の管理)


-

10

181

191

▪予防接種被害補償金(160億ウォン)

  *死亡と障害(33人、90億ウォン)

  *30万ウォン未満の少額(2.3万人、70億ウォン) 

▪因果関係不十分治療費(200人、20億ウォン)

新型感染症危機状況総合管理

(診断検査費)

1,768

2,960

10,739

13,699

▪コロナ19の診断検査費支援

新型感染症危機状況総合管理

(生活支援・有給休暇費)

1,408

2,630

2,351

4,981

▪生活支援費(18万人、1,715億ウォン)

▪有給休暇の費用(5.4万人、630億ウォン)

▪有給休暇の費用支援業務委託(5億ウォン)

 

 

韓国、今後のワクチン接種計画(7月~)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年7月1日 定例ブリーフィング資料より

  7月の新規1次接種施行計画

 [6月の接種対象者のうち未接種者]

接種対象者別事前予約及び予防接種期間 >

接種対象者

事前予約期間

予防接種期間

ワクチン種類

接種場所

6074歳など(超過予約者)

6.23.6.30.

7.5.7.17.

ファイザー

予防接種センター

30歳未満社会必須労働者など

6.28.6.30.

6074歳(予約取消・接種延期)

7.12.7.17.

7.26.7.31.

モドナ

委託医療機関

 [教育・保育従事者、大学受験生]

接種対象者別事前予約や予防接種期間 >

接種対象者

事前予約期間

予防接種期間

ワクチン種類

接種場所

高3と高校教職員

学校別に日程調整

7.19.7.30.

ファイザー

予防接種センター

教育・保育従事者

(ケア人材を含む)

7.14.7.17.

7.28.8.7.

委託医療機関

その他大学受験生

7月末

8月中

[入営将兵]

  入隊前接種を7月12日から実施

[50代年齢層]

接種対象者別事前予約及び予防接種期間 >

接種対象者

事前予約期間

予防接種期間

ワクチン種類

接種場所

5559歳(6266年生まれ)

7.12.7.17.

7.26.

モドナ

予防接種センター,

委託医療機関

5059歳(6271年生まれ)

7.19.7.24*

8.9.*

 * 以後ワクチンの導入に応じて1〜2週間の間隔で順次進行

[事業体自体接種]

 略

[自治体自律接種]

 略

 2. アストラゼネカワクチン2回目接種計画

 

予防接種の専門委員会の勧告(6.29) >

 -  AZワクチンの接種は、50代以上の年齢層に勧告

 -  AZワクチン1回目接種の50歳未満の2次接種はファイザーワクチン接種

 

アストラゼネカ2回目接種計画 >

(単位 : 名)

区分

7月 (7月5日-31日)

8-9月 (8月1日-9月7日)

同一ワクチン

(アストラゼネカ)

⬩保健所内接種者(1次対応要員、特殊教育・保健教師等)、:5.0万

⬩療養施設・脆弱施設入所・従事者:5.4万

⬩病院級の医療機関従事者、療養病院入院患者および従事者:1.7万

50歳以上 : 768.2万

780.3万

  小計 : 12.1万

交差接種

(ファイザーワクチン)

⬩軍部隊、矯正施設従事者:12.9万

⬩早期接種委託医療機関接種者(社会脆弱訪問ケア従事者、医院級や薬局従事者、慢性腎疾患者、社会必須労働者など):76.4万人

⬩50歳未満保健所内接種者など:5.9万

50歳未満 : 66.3万

161.5万

  小計 : 95.2万

107.3万

834.5万

941.8万