2021/04/03

4月3日(土)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原文リンク 

 2021年4月3時現在

 累積確診者数104,736名(国内発生97,086名、海外流入7,650名)
 新規感染者は543名 この内国内発生 521名 海外流入 22名      検査数 41,306件 陽性率 1.31%
 死亡者は3名で累計 1,740名 致命率 1.66

 隔離解除者 96,196名(91.85%)  隔離中6,800名

  危篤・重症患者数 101名

 疑心申告検査数は41,306, 首都圏臨時選別検査検査件数は38,636名(確診者69)で総検査件数は79,942件、新規確診者は総543名です。


国内発生確診者現況(2021年4月3日0時2020年1月3日以後累計) 

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

521

154

61

10

19

2

19

3

10

143

16

11

7

20

1

16

28

1

累計

97,0861)

31,5561)

3,810

8,794

4,871

2,072

1,277

1,069

274

27,377

2,297

2,136

2,486

1,390

843

3,375

2,864

595

1) 自治体誤申告による統計訂正(4月2日0時ソウル-1、陽性→陰性)

 
海外流入確診者現況(2021年4月3日,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

22

0

12

5

4

1

0

9

13

11

11

累計

7,650

42

3,430

1,329

2,445

381

23

3,180

4,470

4,095

3,555

(0.5%)

(44.8%)

(17.4%)

(32.0%)

(5.0%)

(0.3%)

(41.6%)

(58.4%)

(53.5%)

(46.5%)

アジア(中国以外) : フィリピン 6名(4), インド 1, インドネシア 1(1), アラブ首長国連邦 1(1), シンガポール 1(1), カタール 1バングラディシュ1(1), ヨーロッパ: ハンガリー 3, ポーランド 1(1), イタリア 1(1), アメリカ: 米国 3(1), ブラジル1, アフリカ: コートジボワール 1   ※ カッコ内外国人数


【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計)】

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

4月2日0時

95,861

6,5951)

101

1,737

4月3日0時

96,196

6,800

101

1,740

増減

(+)335

(+)205

0

(+)3

*4月2日0時から4月3日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

1) 自治体誤申告による統計訂正(4月2日0時ソウル-1、陽性→陰性)

 コロナ19 予防接種 4月3日0時 新規1次接種者は38,058名で、953,556人*にワクチン1次接種を完了し、2次接種者は6,177名で総26,380名が接種完了です。

     *アストラゼネカワクチン853,579人、ファイザーワクチン99,977人

【コロナ19 ワクチン予防接種状況(4月3日0時、単位:名)】

区分

前日累計(A)*

新規接種者(B)

累積接種者(A+B)

1次接種者

915,498

38,058

953,556

2次接種者

20,203

6,177  

26,380  

*3月8日、8~9日、11~12日、18~19日、23日~27日、4月1日接種者1,777名が4月2日追加で登録され累計に含まている(新規は当日4月2日接種を意味する)

※上記の統計は、予防接種登録による暫定統計です


  コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(4月3日0時)は、合計10,968件*(新規147件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

   - 10,811件(98.6%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、 

    -108件(新規1件)アナフィラキシー疑い事例*、17件(新規1件)の痙攣等の重症事例、32件(新規2件)の死亡事例が報告されている

      *アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様、アナフィラキシーに区分 

【予防接種後異常反応申告現況(4月3日0時、21年2月26日以降累計、単位:件(%))

区分

接種者数

(累計)

合計

申告率

(累計)

一般1)

アナフィラキシー疑い事例2))

重症疑い事例3)

死亡事例

全体

新規

979,936

147

1.12%

143

1

1

2

累計

10,968

10,811

108

17

32

アストラゼネカ

新規

853,579

89

1.23%

86

1

1

1

累計

10,495

10,353

94

17

31

ファイザー

新規

126,357

58

0.37%

57

 -

- 

1

累計

473

458

14

-

1

1)  筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気などの事例

2) アナフィラキシー様反応(100件)* 及びアナフィラキシーショック(8件)疑い事例として医療機関から報告された事例

  * 予防接種後2時間以内に呼吸困難、じんましんなどの症状が現れた場合。アナフィラキシーとは異なる

3) 痙攣等神経系(7件), 重患者室入院(10件) を含む。

※ 予防接種後に異常反応の疑いで報告されて、因果関係が確認されていない事例で、死亡やアナフィラキシーなどの重症事例に限って疫学調査を実施して因果関係を評価し、週間単位で申告状況検証を通して更新する



 確診者日別現況 (2021年4月3日0時現在, 104,736名)

< 国内申告及び検査現況*(2020年1月3日以後累計)  >

区分 


検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

4月2日0時

7,788,295

104,1931)

95,861

6,5951)

1,737

70,752

7,613,3501)

4月3日0時

7,829,601

104,736

96,196

6,800

1,740

75,288

7,649,577

増減 


+41,306

+543

+335

+205

+3

+4,536

+36,227

*4月2日0時から4月3日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

1) 自治体誤申告による統計訂正(4月2日0時ソウル-1、陽性→陰性)


 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年4月3日0時)

区分

臨時選別検査所数

(箇所)1)

検査()

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液 PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹 PCR2)

新規

0

38,636

38,614

0

22

0

69

 

ソウル

0

16,785

16,785

0

0

0

29

京畿

0

19,889

19,867

0

22

0

39

仁川

0

1,962

1,962

0

0

0

1

累計

98

3,173,396

3,150,802

4,235

18,311

 483)

8,229

 

ソウル

26

1,357,067

1,348,937

1,485

6,625

20

3,840

京畿

66

1,581,699

1,567,526

2,719

11,427

27

3,938

仁川

6

234,630

234,339

31

259

1

451

1)(臨時選別検査所数)首都圏(ソウル、京畿、仁川)所在臨時選別検査所設置・運営実績

2)(2次鼻咽頭塗抹PCR)迅速抗原検査結果陽性者に対する確定検査の実施

3)陽性32件、陰性16件

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年3月27日~4月2日)

区分

3.27.

3.28.

3.29.

3.30.

3.31.

4.1.

4.2.

週間累計

総累計

48,442

36,686

84,829

76,751

71,502

74,580

79,942

472,732

11,002,997

 

疑心申告検査者数(名)1)

23,028

20,734

47,669

43,801

39,503

40,992

41,306

257,033

7,829,601

臨時選別検査所検査件数(件)2)

25,414

15,952

37,160

32,950

31,999

33,588

38,636

215,699

3,173,396

新規確診者数(名)

482

382

447

506

551

558

543

3,468

104,736

 

臨時選別検査所確診者数(名)

83

69

56

94

81

72

69

524

8,229

1)(疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数{結果陽性(新規確定者数)+結果陰性+検査中}で、複数回検査件数は含まれていません。

2)(臨時選別検査所の検査件数)首都圏臨時選別検査所検査を通じて前日報告された件数を集計した数値で、重複検査者を含んでいる可能性があり、変動の可能性がある暫定統計です

2021/04/02

韓国、ワクチン接種の評価

 原文リンク 韓国中央防疫対策本部 2021年4月2日 定例ブリーフィング資料

 中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチンの第1四半期の接種対象者*86万688人を対象にワクチン接種者と未接種者でコロナ19に確診するかどうかを確認してワクチンの効果を分析した。 

 

  分析に含まれるワクチン接種者は3月29日まで1回接種を完了した72万926人**であり、ワクチン未接種者は、第1四半期の接種対象者のうち、当日まで接種を受けていない13万9762人とした。

    *65歳未満の療養病院・介護施設/病院級以上の医療機関/コロナ治療病院従事者、コロナ一次対応要員、その他対象者

    **アストラゼネカ660,752人、ファイザー60,174人

 

  コロナ19ワクチン接種が始まった2月26日から3月29日までに接種中、確診者60人で接種10万人当たりの発生率は8.3人だった。

 

  - ワクチンの種類別に分類したとき、アストラゼネカは接種後確診者56人(接種者10万人あたり8.5人)であり、ファイザーは接種後確診者4人(接種者10万人あたり6.6人)であった。

 

  ワクチン接種後14日の経過期間を考慮して分析したとき、アストラゼネカ接種後14日経過して確診した事例は、22人(接種者10万人あたり3.8人)であり、ファイザー接種者中その期間に確診者はなかった。

 

  一方、当該期間中に未接種者139,762人で90人が確診され、10万人当たりの発生率は、64.4人と確認された。  

 

 コロナ19ワクチンの種類別/接種時点別1回接種後確診者の発生率を比較(21年3月29日 0時, 単位 : 人, %)

分析対象*

未接種者

接種者(ワクチン種類別)

対象者**

確診者

(10万人当たり人)

1回接種以後の結果日

アストラゼネカ

ファイザー

対象者***

確診者

(10万人当たり)

ワクチン効果

対象者***

確診者

(10万人当たり人)

ワクチン効果

860,688

139,762

90 (64.4)

14日以上

574,950

22 (3.8)

94.1%

27,761

0 (0.0)

100.0%

14日未満

85,802

34 (39.6)

38.5%

32,413

4 (12.3)

80.8%

    3月29日0時、接種対象者863,497人のうち接種前確診された2,809人を除く

  **3月29日0時、非接種者のうち21年2月26日以前感染者を除く

     ***1回接種完了者のうち接種日以前確診者を除く

.

  2月26日から施行されたコロナ19ワクチンの第1四半期接種対象者でワクチン1回接種後14日経過した時点で確認したワクチンの効果(Vaccine Effectiveness、VE)はアストラゼネカワクチンが94.1%、ファイザーワクチンが100%となった。  

 

  ただし、対象者別接種後に観察期間の違いが反映されていない結果これに対する補正と、ファイザーワクチンの場合、分析対象が相対的に少なく追加の分析が必要である。

 

  また、観察期間が長くなった時とき効果の変動がありえ、その影響を把握するために、第1四半期接種者の追跡調査第2四半期接種対象者を追加した効果の評価も持続する計画であることを明らかにした。