2021/02/10

2月10日(水)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原文リンク

 2021年2月10日0時現在

 累積確診者数81,930名(国内発生75,327名、海外流入6,603名)
 新規感染者は444名で この内国内発生 414名 海外流入 30名
    検査数 42,618件 陽性率 1.04%
 死亡者は4名で累計 1,486名 致命率 1.81

 隔離解除者 72,226名(88.16%)  隔離中8,218名

  危篤・重症患者数 184名


【国内発生確診者現況(2021年2月10日0時2020年1月3日以後累計)

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶北

済州

新規

414

169

18

14

18

14

0

0

1

157

5

2

2

2

1

2

9

0

累計

75,327

24,712

2,800

8,303

3,805

1,812

1,078

863

176

19,524

1,683

1,536

1,984

962

702

2,940

1,941

506

 
海外流入確診者現況(2021年2月10日0時,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家)*

確診段階

国籍

中国

アジア

(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

30

0

9

9

9

3

0

6

24

16

14

累計

6,6031)

391)

2,955

1,145

2,158

283

23

2,8371)

3,766

3,6092)

2,9941),2)

(0.6%)

(44.8%)

(17.3%)

(32.7%)

(4.3%)

(0.3%)

(43.0%)

(57.0%)

(54.7%)

(45.3%)

* アジア(中国以外) : ネパール 1名(1), インドネシア 3(1), インド 2(2), ロシア 1(1), シンガポール 1, パキスタン 1, ヨーロッパ : ハンガリー 6, ドイツ 3(1), アメリカ : 米国 8(5), メキシコ 1(1), アフリカ : 南アフリカ共和国 1ナイジェリア1(1), エチオピア 1(1 ※ カッコ内は外国人人数

1) 重複集計訂正:2月.8日0時検疫-1人(流入国中国-1、検疫段階-1、外国人-1)、

2)疫学調査結果国籍変更:2月.9日0時、外国人-1人、韓国人+1人


【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計)】

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

2月9日0時

71,676

8,3281)

189

1,482

2月10日0時

72,226

8,218

184

1,486

増減

(+)550

(-)110

(-)5

(+)4

*2月9日0時から2月10日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

1) 重複集計訂正(2月8日0時, 検疫 -1名)


 確診者日別現況 (2021年2月10日0時現在, 81,930名)

国内申告及び検査現況*(2020年1月3日以後累計) >

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

2月9日0時

5,987,4051)

81,4861)

71,676

8,3281)

1,482

82,630

5,823,289

2月10日0時

6,030,023

81,930

72,226

8,218

1,486

80,076

5,868,017

増減

+42,618

+444

+550

-110

+4

-2,554

+44,728

 *2月9日0時から2月10日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります 

1) 重複集計訂正(2月8日0時, 検疫 -1名)


 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年2月10日0時) 

区分

臨時選別検査所数

(箇所)1)

匿名検査(件)

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液 PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹 PCR2)

新規

0

34,673

34,607

0

66

0

98

 

ソウル

0

17,379

17,336

0

43

0

60

京畿

0

15,204

15,182

0

22

0

36

仁川

0

2,090

2,089

0

1

0

2

累計

131

1,701,568

1,680,442

4,235

16,843

 483)

4,797

 

ソウル

53

795,847

788,235

1,485

6,107

20

2,510

京畿

70

770,659

757,417

2,719

10,496

27

1,953

仁川

8

135,062

134,790

31

240

1

334

1)(臨時選別検査所数)首都圏(ソウル、京畿、仁川)所在臨時選別検査所設置・運営実績

2)(2次鼻咽頭塗抹PCR)迅速抗原検査結果陽性者に対する確定検査の実施

3)陽性32件、陰性16件 

 


 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年2月4日~2月10日)

区分

2.4.

2.5.

2.6.

2.7.

2.8.

2.9.

2.10.

週間累計

総累計

74,427

72,452

78,581

44,307

34,963

82,942

77,291

464,963

7,731,591

 

疑心申告検査者数(名)1)

46,381

44,083

46,175

23,622

21,221

49,209

42,618

273,309

6,030,023

臨時選別検査所検査件数(件)2)

28,046

28,369

32,406

20,685

13,742

33,733

34,673

191,654

1,701,568

新規確診者数(名)

451

370

393

371

288

303

444

2,620

81,930

 

臨時選別検査所確診者数(名)3)

85

56

56

67

47

31

98

440

4,797

1)(疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数{結果陽性(新規確定者数)+結果陰性+検査中}で、複数回検査件数は含まれていません。

2)(臨時選別検査所の検査件数)首都圏臨時選別検査所匿名検査を通じて前日報告された件数を集計した数値で、重複検査者を含んでいる可能性があり、変動の可能性がある暫定統計です。

3)(臨時選別検査所確診者数)匿名検査確診者は個人情報を確認し、疫学調査などを進めて確診者の統計に反映

2021/02/09

韓国 首都圏臨時匿名検査所 運営の評価(2月9日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁2月9日定例ブリーフィング資料より 2021年2月9日

 中央防疫対策本部は首都圏コロナ19臨時選別検査所運営の評価と今後の運営方案を次のように説明した。 


○昨年12月14日からソウル、京畿、仁川地域の流動人口が多い所で一般市民誰でも検査を受けることができる臨時選別検査所を合計131ヶ所設置・運営中*である。

   * 153ヶ所設置・運営をはじめ、2回運営を延長**して、現在131ヶ所運営中

    **(当初)'20.12.14~'21.1.3(3週間)→(1次延長)21.1.4~'21.1.17(2週間)→(2次延長)21.1.18~'21.214(4週間)

    - 過去8週間の合計161万9千件(一日平均28,918件)の検体を検査、4,621人の確診者(陽性率0.3%)を早期発見し疫学調査と管理をしている。

  *(人員)448人の医療スタッフ、1,546人の(国防部など)行政支援人員など計1,994人

    (予算)120億ウォン(箇所あたり約8百万ウォン)と災害安全特別交付金(行安部)支援中


 首都圏臨時選別検査所運営の結果、△物理的・心理的検査の受け易さの改善と△検査数の拡大によって、地域社会感染の早期発見などの成果があった。

   - 繁華街、駅など検査の受け易い便利な所で、症状の有無や疫学的関連性に関係なく検査が可能なため、コロナ19の検査への検査の受け易さを強化し検査参加度を高めたと評価した。

  - また、総検査数は臨時選別検査所設置前に比べ2.7倍の増加、同期間の検査数の18%(1,619千件)を首都圏臨時選別検査所で行い、

     - 過去2か月の間に発生したすべての確診者(37,706人)の12%を臨時選別検査所で発見し、地域社会伝播遮断に寄与した。

    - ただし、臨時選別検査所の検査件数の相当部分が先制検査で実施されている点、既存の運営している選別診療所の検査の減少に影響を及ぼした点などは改善が必要であると見ている。


 ○防疫当局はこの成果をもとに、首都圏の距離確保2段階までは無症状感染者の早期発見のために検査の受け易さ強化が必要であることを考慮して、臨時選別検査所の運営を維持することに決定した。

    - ただし、確診者の発生が減って検査の需要が減少したこと、既存の選別診療所の検査余力があることを考慮して、自治体の需要*に基づいて、一部を縮小運営する予定である。

     *市・道が対象者の検査の受け易さ、検査実績等を考慮して、検査所の統廃合など独自の調整

   - さらに、確診者発見時の迅速な対応・措置及び効率的管理のために、既存の匿名検査は実名検査(氏名、生年月日、電話番号を収集)に切り替えて運用する計画だ。

  

 ○距離確保1.5段階以下では、流動人口が多い所、既存選別診療所の検査の受け易さが良くなく、これを補完する必要がある地域を中心に、臨時選別検査所を既存選別診療所の支所性格で運営する予定である。


 ○防疫当局は、距離確保2段階以上の際には、症状がなくても検査が必要な場合には、選別診療所または臨時選別検査所でコロナ19検査が可能なので、積極的に検査を受けるように呼びかけた。 

 *感染者の管理と効率的検査のために、コロナ19の症状があるか疫学的関連性があり検査が必要な場合は選別診療所で、別に症状はないが、不安で検査を受けたい場合は臨時選別検査所を訪れて検査