2021/01/16

1月16日(土)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

原文リンク

 2021年月16日0時現在

 累積確診者数71,820名(国内発生65,918名、海外流入5,902名)
 新規感染者は580名で この内国内発生 547名 海外流入 33名
    検査数 54,196件 陽性率 1.07%
 死亡者は19名で累計 1,236名 致命率 1.72

 隔離解除者 57,554名(80.14%)  隔離中13,030名

  危篤・重症患者数 360名


【国内発生確診者現況(2021年1月16日0時2020年1月3日以後累計)

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

547

148

59

23

30

6

5

8

1

163

22

6

8

17

13

19

15

4

累計

65,9181)

21,619

2,276

8,016

3,329

1,316

898

800

142

16,703

1,474

1,378

1,765

893

5821)

2,643

1,617

467

1) 自治体誤申告で訂正(1月15日0時、全南-1)


 

海外流入確診者現況(2021年1月16日0時,2020年1月3日以後累計)】

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア

(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

33

0

19

5

5

4

0

8

25

13

20

累計

5,902

34

2,720

1,014

1,900

212

22

2,592

3,310

3,224

2,678

(0.6%)

(46.1%)

(17.2%)

(32.1%)

(3.6%)

(0.4%)

(43.9%)

(56.1%)

(54.6%)

(45.4%)

* アジア(中国以外) : フィリピン 1名, ネパール 1,(1,), ウズベキスタン 1,インド1,(1,), ロシア2,(2,), インドネシア4,(3,), アラブ首長国連邦 6,(6,), 日本 2,, シンガポール 1名 ,유럽 : 英国 4,, トルコ 1, アメリカ : 米国 5,(3,) アフリカ : ナイジェリア 2,(2,), チュニジア 1,(1,), ルワンダ 1,(1,※ カッコ内は外国人人数



【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計)】

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

1月15日0時

56,536

13,4871)

374

1,217

1月16日0時

57,554

13,030

360

1,236

増減

(+)1,018

(-)457

(-)14

(+)19


 *1月15日0時から1月16日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

1) 自治体誤申告で訂正(1月15日0時、全南-1)



 確診者日別現況 (2021年1月16日0時現在, 71,820)

国内申告及び検査現況*(2020年1月3日以後累計) >

区分

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者

隔離解除

隔離中

死亡

1月15日0時

4,978,0741)

71,2401)

56,536

13,487

1,217

162,323

4,744,511

1月16日0時

5,032,270

71,820

57,554

13,030

1,236

155,639

4,804,811

増減

+54,196

+580

+1,018

-457

+19

-6,684

+60,300

 *1月15日0時から1月16日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります

1) 自治体誤申告で訂正(1月15日0時、全南-1)




 首都圏臨時選別検査及び確診者状況 (2021年1月16日0時)  

区分

臨時選別検査所数

(箇所)1)

匿名検査(件)

確診者(名)

鼻咽頭塗抹 PCR

唾液PCR

迅速抗原検査

 

2次 鼻咽頭塗抹 PCR2)

新規

0

33,610

33,508

0

102

0

84

 

ソウル

0

14,059

13,980

0

79

0

50

京畿

0

14,937

14,915

0

22

0

28

仁川

0

4,614

4,613

0

1

0

6

累計

144

1,132,233

1,114,030

4,235

13,926

 423)

3,315

 

ソウル

56

550,371

545,235

1,485

3,637

14

1,721

京畿

75

486,700

473,889

2,719

10,065

27

1,327

仁川

13

95,162

94,906

31

224

1

267

1)(臨時選別検査所数)首都圏(ソウル、京畿、仁川)所在臨時選別検査所設置・運営実績

2)(2次鼻咽頭塗抹PCR)迅速抗原検査結果陽性者に対する確定検査の実施

3)陽性27件、陰性15件 

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年1月10日~1月16日)

区分

1.10.

1.11.

1.12.

1.13.

1.14.

1.15.

1.16.

週間累計

総累計

56,948

42,043

94,537

92,392

87,625

84,389

87,806

545,740

6,164,503

 

疑心申告検査者数(名)1)

33,847

28,222

62,400

58,227

53,047

52,715

54,196

342,654

5,032,270

臨時選別検査所検査件数(件)2)

23,101

13,821

32,137

34,165

34,578

31,674

33,610

203,086

1,132,233

新規確診者数(名)

657

451

537

561

524

512

580

3,822

71,820

 

臨時選別検査所確診者数(名)3

89

78

68

110

50

60

84

539

3,315

1)(疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数{結果陽性(新規確定者数)+結果陰性+検査中}で、複数回検査件数は含まれていません。

2)(臨時選別検査所の検査件数)首都圏臨時選別検査所匿名検査を通じて前日報告された件数を集計した数値で、重複検査者を含んでいる可能性があり、変動の可能性がある暫定統計です。

3)(臨時選別検査所確診者数)匿名検査確診者は個人情報を確認し、疫学調査などを進めて確診者の統計に反映







2021/01/15

韓国の新型コロナの流行の特徴と距離確保の効果について

 原文リンク 韓国中央防疫対策本部1月14日定例ブリーフィング資料より

□ 中央防疫対策本部は、コロナ19 3次流行の特性と距離確保の効果について、次のように説明した。

 ○ 3次の流行は2020年11月中旬から開始し、12月末の頂点を過ぎ、現在は患者の減少傾向を維持しており、過去1週間(21.1.3〜1.9)の感染再生指数も0.88に減少した

    *首都圏1週間、1日平均感染者数:700人→400人に減少

  *非首都圏は地域別に増減を繰り返し全体的に安定傾向である

    - また、3次の流行は、大規模な集団発生中心の1‧2次感染とは異なり、全国的に日常の中で小規模感染が広がり広範囲な地域社会が感染の様相を見せた。

    *主な感染経路:集団発生(10月 55.6%→12月 35.2%)、対人接触(10月 12.4%→12月 36.9%)、調査中(10月 12.4%→12月 24.7%)

○ 距離確保の効果については、△距離確保段階を上げる(集合禁止‧営業制限など)で、複数の利用施設の集団感染対策、△5人以上の集まり禁止で集まりと旅行の減少で3段階に上げずに減少傾向に転換されたと評価し、

    *11月中旬以降の距離確保の継続的な格上げ措置も確定者数は12月末までに急激に増加し、'20年12月24日から施行した「5人以上の集まり禁止」措置以後確定者数・感染再生指数の減少(1.28→1.0→0.88)

    - 11月の感染が多数発生していた室内スポーツ施設、塾、カフェなどの施設は、一連の禁止‧運営制限の後、12月に大幅に減少したと発表した。

    *室内スポーツ施設(521→355人)、学園‧教習所(228→183人)、カフェ(132→16人)

 

  - 一方で、12月末からは△療養病院・施設、△宗教施設、△矯正施設などの特定の感染脆弱施設で感染伝播が増加したとしている。

    *11月に好発したカラオケ、スポーツ施設、学校、レストラン、カフェ、サウナなどの集団感染の減少

  12月からは、病院や介護施設(2,098人)、宗教施設(1,828人)、職場(1,153人)、矯正施設(822人)、医療機関(786人)など

    -  特に、5人以上の集まりを禁止(首都圏'20年12月24日〜。非首都圏21年1月4日〜)は、個人間の会合、旅行の減少につながり、患者発生減少に効果的だと判断した。

    * 大衆利用施設の集団感染が中心であった1次及び2次流行とは異なり、地域社会感染が広く拡散された3次流行の特性のために集まりと移動の制限がより効果的であった可能性がある。


<コロナ19確定者の発生と感染再生指数>

* 首都圏2段階('20年11月24日〜)、首都圏2.5‧非首都圏2段階('20年12月8日〜)、
  5人以上の集まり禁止など年末年始特別防疫対策('20年12月24日〜)、5人以上の集まり禁止全国拡大(21年1月4日〜)

○ 防疫当局は3段階上昇せず、減少傾向に転換したことは肯定的ではあるが

    - △地域社会への感染が根深く、△室内活動が多い季節的要因、△大衆利用施設の運営再開時の患者の増加の可能性などを考慮すると、距離確保緩和の再拡散の懸念は常に存在し、

    - △集合禁止・営業制限施設の生計困難、△防疫心得関連業種間の公平性の問題提起など今回の距離確保の限界として指摘した。

 ○ 1月17日以降の距離確保調整するかどうかは、3次の流行の特性と距離確保中間評価等をもとに関係省庁、自治体、専門家協議などを経て、中央災難安全対策本部で最終決定すると述べた。


□ 中央防疫対策本部は、コロナ19 3次の流行の減少は、国民の実践と犠牲により維持されていると強調しつつ、油断せず距離確保と防疫上の心得を忠実に実践することを呼びかけた。

○ 国民に次の3つの心得を徹底的に守ることを要請した。

   1, すべての私的集まりはキャンセルし、自宅安全に滞在し、宗教活動、会議、行事は非対面・非接触で進行してください。

   2, 第二に、場所と状況を問わず、屋内と2m以上の距離維持が難しい屋外で常にマスクを着用し、マスクをはずした対面食事、飲酒、喫煙のような状況は、なるべく避けてください。

  3, 第三に発熱‧呼吸器症状などの疑いの症状があるときは、すぐに検査を受けてください。

  ▪ 医療機関は、コロナ19が疑われる患者または呼吸器症状の患者で、検査依頼書を積極的に発行して選別診療所で、余分な問診の手順なしに迅速に検査を受けることができるよう積極的に協力するよう重ね呼びかけました。