2025年11月20日
インフルエンザから私たち全員を守るために予防接種を急いでください! |
- インフルエンザの疑いのある患者が増加傾向を継続、子ども・妊婦・高齢者への予防接種を積極的に呼びかけ |
疾病管理庁(庁長イム・スングァン)は、先月10月17日の流行注意報発令以降、インフルエンザ疑似患者の増加傾向*が続いていることを受け、子ども、妊婦、高齢者など国家予防接種対象者の積極的な予防接種参加を呼びかけた。
* [最近4週間のインフルエンザ疑似患者率(ILI)] 第42週 7.9人 → 第43週 13.6人 → 第44週 22.8人 → 第45週 50.7人
疾病管理庁は、9月22日から2025-2026節季のインフルエンザ国家予防接種を、6ヶ月~13歳(2012年1月1日~2025年8月31日生まれ)の児童、妊婦、65歳以上(1960年12月31日以前生まれ)の高齢者を対象に実施している。11月18日現在、総計1,108万人が接種しており、前節季の同時期と比較して高齢者・小児ともに高い接種率を示している。
[表1] 2025-2026年インフルエンザ国家予防接種の主な状況(11月18日現在)
(単位: 万人, %) | ||||
区分 | ’24-’25節季 | ’25-’26節季 | ||
接種者数 | 接種率 | 接種者数 | 接種率 | |
高齢者(35日目) | 759.0 | 73.8 | 815.1 | 75.0 (▲1.2%p) |
子供(58日目) | 274.0 | 56.0 | 278.3 | 59.6 (▲3.6%p) |
妊娠婦(51日目) | 12.3 | - | 14.2 (▲1.9) | - |
※ ( )は節季ごとの同期間比較数値である ※妊婦の場合、正確な妊婦数を把握することが困難なため、接種率を算出しない | ||||
ただし、現在のインフルエンザ疑似患者比率は、2025年第45週(11月2日~8日)現在で7~12歳が138.1人、 6歳以下77.0名と、小児・青少年年齢層を中心に多く発生中*であるため、65歳以上の高齢者だけでなく、生後6ヶ月~13歳の小児についても本格的な冬季流行に先立ち、迅速な予防接種を積極的に推奨する。特に集団生活を送る学齢期児童(7~13歳、接種率47.2%)の予防接種がより一層強調される。
* (2025年45週 年齢層別ILI割合) 7-12歳(138.1人) > 0-6歳(77.0人) > 13-18歳(75.6人) > 19-49歳(34.7人) > 50-64歳(12.1人) > 65歳以上(10.7人)
[表2] 35~49週目別インフルエンザ疑似疾患(ILI)発生率及び対象別接種率
高齢者 子供

現在流行中のインフルエンザウイルスはA型(H3N2)で、一部変異が確認されているものの、現在接種中のワクチンは依然として有効であると評価されている。予防接種時には十分な死亡及び重症予防効果**が期待される。
* [インフルエンザウイルス亜型別検出率順位(第45週)]:A(H3N2) 33.6%、A(H1N1)pdm09 1.6%
** [インフルエンザワクチンの効果] インフルエンザによる入院を予防する効果は50~60%、死亡を予防する効果は約80%である(予防接種の実施基準と方法)
特に、65歳以上の高齢者の場合、COVID-19ワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が可能であるため、これを積極的に推奨する。
インフルエンザおよびCOVID-19の予防接種は、住所地に関係なく最寄りの委託医療機関および保健所で接種可能であり、予防接種手助けウェブサイト*で最寄りの委託医療機関を確認できる。
* 予防接種手助けウェブサイト(nip.kdca.go.kr) > 예방접종관리 > 지정의료기관 찾기
疾病管理庁のイム・スングァン長官は「インフルエンザ予防の最も効果的な方法は予防接種であり、ご家族と健康な冬を過ごすため、まだワクチン接種を受けていない子ども、妊婦、高齢者は早急に予防接種を受けるよう」強調し、
「このうち65歳以上の高齢者の皆様は、新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンを一度の医療機関訪問で同時接種できますので、積極的に予防接種を受けてください」とお願いした。
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