韓国の新型コロナウイルス情報

2021/06/24

原文リンク　韓国疾病管理庁　2021年6月24日　定例ブリーフィング資料より

5. 海外の予防接種とコロナ19発生状況の分析

□ 中央防疫対策本部（本部長：ジョン・ウンギョン庁長）は、全世界の週間新規感染者数は7週連続で減少したが、デルタ型変異拡散によって、一部の国で発生が増加していると述べた。

○ 最近1週間（24週次、6月14日〜6月20日）全世界の新規患者は252万人（WHO基準）で、前週比で12万人減少した。

- 一方、イギリスやロシアなど、最近のデルタ型が主に確認されている国では増加傾向が深まる様相だ。先週、ロシアのモスクワ確診者の90％、イギリス新規確診者の99％がデルタ型に感染したことが確認された。

* ロシア：（23週）確診82,250人→（24週）確診108,139人（+31.5％）

* イギリス：（23週）確診46,825人→（24週）確診62,474人（+33.4％）

□ 中央防疫対策本部は、世界的な発生が減少する中、主要国での予防接種率が持続的に高まっているが、

○ 予防接種率が高いイギリス、フランス、アメリカなどの主要国でも高い発生が続いており、デルタ型変異拡散への懸念が高まっていると明らかにした。

- これにより、国内でも予防接種と共に防疫上心得の遵守が必要だと改めて強調した。

【主要7カ国に発生と予防接種の現状（6月21日0時現在】

原文リンク　韓国疾病管理庁　2021年6月24日　定例ブリーフィング資料より

3. 残余ワクチン接種状況

□ 5月27日から施行された委託医療機関1次接種でネイバー、カカオアプリなどの社会関係網サービス（SNS）当日迅速予約を通して接種した対象者は合計25万人で、全体接種（937万人）のうち2.7％を占めた。

- 40代が46.3％（11.8万人）、30代が42％（10.7万人）で多数を占めており、50代が11.6％（2.9万人）、60代以上0.2％（452人）の順で接種した。

○ 2週間の試験運営期間の後、医療機関自体の予備名簿を活用猶予期間が終了（6月12日）し、SNSを通じた残りのワクチン接種が増加したことが確認された。

- また、SNS当日予約をしても、最終的に接種しない未接種者は0.4％で、SNS迅速予約した場合、ほとんど接種まで至ることが分かった。

<残余ワクチンSNS当日迅速予約接種の状況（6.21日現在）>

(単位 : 名)

<毎日のSNS残余ワクチン接種の状況>

(単位 : 名)