週間発生動向とリスク評価（2022年10月23日～29日）

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1. コロナ19週間発生動向（10月23日～10月29日）

 

□ 中央防疫対策本部（本部長：ペク・ギョンラン）は10月4週間、日平均在院中危重症患者数は238人、日平均死亡者は22人で累積死亡者は29,131人と明らかにした。

区分	10.23.	10.24.	10.25.	10.26.	10.27.	10.28.	10.29.	日平均	計
在院中 危重症	212	226	225	242	242	252	270	238	-
死亡者*	16	10	17	26	26	31	31	22	157
新規入院	109	73	143	142	143	151	171	133	932

* 死亡報告集計日基準で実際の死亡日と差がある場合がある

 

 ○ 最近1週間の日平均年齢別死亡者の割合は80歳以上が59.1%、70代が22.7%、60代が13.6%で、50代以下4.6%と比較すると高年齢層死亡者の大多数だった。

＜性別・年齢別　日平均死亡及び在院中危重症状況＞
区分		新規死亡	(%)	死亡累計	(%)	致命率(%)	在院中 危重症	構成比(%)
計		22	(100.0)	29,131	(100.0)	0.11	238	(100.00)
性別	男	12	(54.5)	14,269	(49.0)	0.12	128	(53.8)
	女	10	(45.5)	14,862	(51.0)	0.11	110	(46.2)
年齢	80歳以上	13	(59.1)	17,216	(59.1)	0.01	111	(46.7)
	70-79	5	(22.7)	6,681	(22.9)	0.01	64	(26.9)
	60-69	3	(13.6)	3,367	(11.6)	0.01	30	(12.6)
	50-59	1	(4.6)	1,208	(4.0)	0.01	18	(7.6)
	40-49	0	(0.0)	396	(1.4)	0.01	9	(3.8)
	30-39	0	(0.0)	138	(0.5)	0.04	1	(0.4)
	20-29	0	(0.0)	74	(0.3)	0.13	2	(0.8)
	10-19	0	(0.0)	17	(0.1)	0.50	1	(0.4)
	0-9	0	(0.0)	34	(0.1)	2.17	2	(0.8)
* 致命率(%) = 死亡者数 / 確診者数 × 100 * 危重症 : 高流量(high flow) 酸素療法, 人工呼吸器, ECMO(体外膜酸素供給), CRRT(持続的腎機能代替療法) などで隔離治療中の患者 * 死亡者集計は死亡報告集計日基準で、実際の死亡日と差がある場合がある ※ 上記統計は全て今後の疫学調査過程で変更がありうる

 

□  週間国内発生確診者のうち首都圏は日平均18,690人（56.2％）、非首都圏は日平均14,578人（43.8％）が発生した。

 

 ○ 10月4週間コロナ19国内発生新規確診者は232,878人、海外流入事例は444人が確認され、週間新規確診者は合計233,322人で日平均33,332人発生、総累積確診者数は25,504,288人(累世発生率49.4%、累積致命率0.11％、海外流入69,595人）。

[危重症·死亡者の状況]

 

○ 日平均在院中の危重症患者数は前週と同等であり、日平均死亡者は前週に対して5.4％減少した。

* 週間在院中の日平均危重症患者数：（10月1週）334人→（10月2週）277人→（10月3週）238人→（10月4週）238人

   **週間日平均死亡者数：（10月1週）29人→（10月2週）23人→（10月3週）24人→（10月4週）22人

<日平均在院中の危重症患者および日平均死亡者の発生状況(’22年10月28日 0時現在>

 

   - 10月4週の在院中、日平均危重症患者のうち60歳以上は205人（86.1％）、日平均死亡者の60歳以上は21人（93.0％）だった。

※ 日平均在院中の危重症患者のうち50歳以上223人（93.7％）、日平均死亡者のうち50歳以上22人（98.7％）

[確診者及び発生推移 ]

 

□  10月4週（10.22～10.29）週間新規確診者は233,322人で、前週比35.5％増加した。 

 ○ 週間日平均確診者数は33,332人であり、感染再生産指数(Rt)は1.17で2週連続1以上を維持した。

　* 週間累積：（10月1週）15.7万人→（10月2週）14.5万人→（10月3週）17.2万人→（10月4週）23.3万人

   ** 日平均：（10月1週）22,457人→（10月2週）20,848人→（10月3週）24,599人→（10月4週）33,332人

[予防接種効果分析]

 

□ 予防接種効果分析の結果、3次接種を完了すると接種後確診しても未接種者に比べて重症進行リスクが95.0%減少するため、予防接種は依然として有効な防疫手段であり、高齢層・基礎疾患患者にとって3次接種完了は特に重要である 。

○ 「未接種者確診群」の重症化率は、「3次接種完了後確診群」に比べて20.0倍、「2次接種完了後確診群」に比べ3.1倍が高かった。 

   *  '3次接種後確診群'は'未接種者確診群'に比べ重症(死亡含む)に進行するリスクが95.0%、'2次接種後確診群'も'未接種者確診群'に比べ重症進行リスクは67.9％低い

<確診者のうち予防接種歴による年齢別の累積重症化率リスクも比較(’22年10月23日0時現在)>
<全体>	<60-74歳>	<75歳以上>

* 分析対象: ’21.4.3.∼’22.10.22. 確診者 24,568,697名

< 在院中‧危重症‧死亡者等患者発生状況  >

(10. 23~11. 2. 単位: 名)

区分	10.23.	10.24.	10.25.	10.26.	10.27.	10.28.	10.29.	10.30	10.31	11. 1.	11.2.
在院中 危重症者	212	226	225	242	242	252	270	272	288	288	303
死亡者	16	10	17	26	26	31	31	27	18	33	30
新規入院	109	73	143	142	143	151	171	143	104	165	230
確診者	26,234	14,296	43,742	40,821	34,978	35,914	37,314	34,497	18,508	58,379	54,766

 

< 年齢別確診者状況 >

(週間: 10. 23.~10. 29., 単位: 名)

区分		10.23	10.24	10.25	10.26	10.27	10.28	10.29
国内確診者		26,168	14,242	43,670	40,743	34,926	35,864	37,265
60歳以上	確診者数	7,271	3,042	9,975	10,724	9,060	9,420	10,141
	%	27.8	21.4	22.8	26.3	25.9	26.3	27.2
18歳以下	確診者数	4,521	3,008	8,550	7,219	5,942	6,291	6,691
	%	17.3	21.1	19.6	17.7	17.0	17.5	18.0

 

< 海外流入確診者状況(‘20年1月3日以降累計) >

(週間: 10. 23.~10. 29.,単位: 名)

 

区分	合計	(推定)流入国家							確認段階		国籍
		中国	アジア(中国除)	ヨーロッパ	アメリカ	アフリカ	大洋州	未確認	検疫段階	地域社会	内国人	外国人
週間新規	444	6	201	163	64	4	6	0	188	256	409	35
累計	69,843	789	38,861	12,260	14,519	1,854	1,560	0	14,661	55,182	44,465	25,378
		(1.1%)	(55.6%)	(17.6%)	(20.8%)	(2.7%)	(2.2%)	(0.0%)	(21.0%)	(79.0%)	(63.7%)	(36.3%)

 

< 海外流入確診者推移 >

(週間: 10. 23.~11. 2., 単位: 名)

区分	10.23.	10.24	10.25	10.26	10.27.	10.28.	10.29.	10.30.	10.31	11.1.	11.2.
海外流入確診者	66	54	72	81	55	60	56	46	56	68	78

 

< 週間検査件数 >

(週間: 10. 23.~10. 29. 単位 : 件, 名)

区分	10.23.	10.24.	10.25.	10.26.	10.27.	10.28	10.29.	週間累計	総累計
総検査件数1)	39,781	190,570	177,175	129,276	114,807	95,423	55,240	802,272	195,405,524

1）（総検査件数）検査機関（医療機関、検査専門機関（受託）、保健環境研究院）から報告されたPCR検査件数を報告日基準で集計した数値で、報告機関の状況により変動する可能性のある暫定統計である。 　*感染脆弱施設先制検査、海外入国者検査、医療機関・施設の入院・入所前検査、確診者経過観察中検査など

< 国内発生/海外流入区分による週別新規確診者状況 >

< 海外流入大陸別確診者状況 >