2022/06/15

2022年6月15日(水)コロナウイルス発生状況

 原文リンク 

1. コロナ19国内発生状況

区分

6.9.

6.10.

6.11.

6.12.

6.13.

6.14.

6.15.

死亡者*

18

18

10

20

17

2

9

入院中

危重症

106

107

101

98

95

98

93

入院

111

102

96

70

57

73

70

*死亡報告集計日に基づいており実際の死亡日と差異がある可能性がある


□ 国内発生9,331人、海外流入事例は104人が確認され、新規確診者は合計9,435人で、総累積確診者数は18,248,479人(海外流入33,557人)である。

区分

6.9.

6.10.

6.11.

6.12.

6.13.

6.14.

6.15.

国内確診者数

12,092

9,278

8,378

7,300

3,766

9,737

9,331

60歳以上

確診者数

1,824

1,462

1,420

1,256

575

1,319

1,476

%

15.1

15.8

16.9

17.2

15.3

13.5

15.8

18歳以下

確診者数

2,203

1,761

1,534

1,438

849

2,024

1,699

%

18.2

19.0

18.3

19.7

22.5

20.8

18.2


2. コロナ19治療病床および在宅治療状況

区分

(単位: 床)

危重症

準重症

中等症

軽症

重患者専門治療病院

準重症者病床

感染症専門病院

生活治療センター

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

保有

使用

 

使用可

%

%

%

%

全国

1,537

124

8.1

1,413

2,418

214

8.9

2,204

2,518

134

5.3

2,384

116

1

0.9

115

首都圏

1,172

75

6.4

1,097

1,800

97

5.4

1,703

1,319

41

3.1

1,278

116

1

0.9

115

非首都圏

365

49

13.4

316

618

117

18.9

501

1,199

93

7.8

1,106

0

0

0

0

在宅治療人数

新規在宅治療者(6月14日)

全体

 (集中管理群)

48,180

(2,997)

9,366

 

3. コロナ19ワクチン接種状況

 

【コロナ19予防接種状況】(単位 : 名, %)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)1)

累積接種(A+B)1)

人口2)対比接種率

全体

12+

18+

60+

1次

45,061,316

274

45,061,590

87.8

95.6

97.3

96.4

2次

44,611,138

641

44,611,779

86.9

94.7

96.5

95.9

3次

33,338,938

1,951

33,340,889

65.0

70.8

74.6

89.8

4次

4,269,224

12,347

4,281,571

8.3

 

 

30.1

 

(60歳以上)3)

 

4,124,081

 

11,730

 

4,135,811

1)ヤンセンワクチンの場合、1回接種だけで基本接種が完了するので、接種時「1次接種」と「2次接種」統計にすべて追加し、ヤンセン2次(ブースター)の場合は3次(ブースター)合計に追加

2) 2021年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 (居住不明、在外国民除外) 

3) 60歳以上年齢層4次接種施行により接種者別途表示

 

【ワクチン別接種状況(単位:名)】

区分

1次接種

2次接種

3次接種

4次接種

新規

累積

新規

累積

新規

累積

新規

累積

274

45,061,590

641

44,611,779

1,951

33,340,889

12,347

4,281,571

PF

159

25,451,324

430

27,037,553

1,414

22,364,512

9,355

3,621,964

M

6

6,812,980

6

6,638,776

180

10,871,352

1,473

389,224

AZ

-

11,076,043

-

9,242,716

-

1,963

-

3

J1)

5

1,516,504

 

 

-

26,884

-

15

NVX

104

121,818

200

95,730

357

69,373

1,519

270,360

その他ワクチン2)

-

82,921

-

80,500

-

6,805

-

5

 1)ヤンセンワクチンは、一次接種で基礎接種が完了し、二次接種としてワクチン使用されない

2) その他ワクチンは、国外許可ワクチン(国内未承認ワクチン(WHO承認ワクチン))の接種力が登録された者(シノパーム、シノバック等)


 国内ワクチン残余量(単位: 万回分)


ファイザー

ファイザー

(小児用)

モデルナ

ヤンセン

ノババックス

2,049.6

1,180.3

111.4

416.3

198.5

143.1

※  上記統計資料は予防接種登録状況により変動可能な暫定統計である(接種機関残余量含む)


 死亡者及び危重症患者の状況 (6月15日0時現在)

< 性別・年齢別死亡状況 >

区分

新規死亡

(%)

死亡累計

(%)

致命率(%)

危重症

構成比(%)

9

(100.00)

24,399

(100.00)

0.13

93

(100.00)

性別

3

(33.33)

11,885

(48.71)

0.14

56

(60.22)

6

(66.67)

12,514

(51.29)

0.13

37

(39.78)

年齢

80歳以上

7

(77.78)

14,359

(58.85)

2.69

41

(44.09)

70-79

1

(11.11)

5,622

(23.04)

0.64

25

(26.88)

60-69

1

(11.11)

2,887

(11.83)

0.16

17

(18.28)

50-59

0

(0.00)

1,006

(4.12)

0.04

6

(6.45)

40-49

0

(0.00)

325

(1.33)

0.01

1

(1.08)

30-39

0

(0.00)

109

(0.45)

0.00

1

(1.08)

20-29

0

(0.00)

60

(0.25)

0.00

1

(1.08)

10-19

0

(0.00)

9

(0.04)

0.00

0

(0.00)

0-9

0

(0.00)

22

(0.09)

0.00

1

(1.08)

致命率(%) = 死亡者数 / 確診者数 × 100

* 危重症 : 高流量(high flow) 酸素療法人工呼吸器, ECMO(体外膜酸素供給), CRRT(持続的腎機能代替療法) などで隔離治療中の患者

* 死亡者集計は死亡報告集計日基準で、実際の死亡日と差がある場合がある

※ 上記統計は全て今後の疫学調査過程で変更がありうる

 

 海外流入確診者状況 (6月15日0時現在)   

< 海外流入確診者状況*(‘20年1月3日以降累計)>

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国除)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

未確認

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

104

0

38

34

29

1

2

0

3

101

59

45

累計

33,557

543

16,504

4,973

9,460

1,604

473

0

11,203

22,354

18,454

15,103

(1.6%)

(49.2%)

(14.8%)

(28.2%)

(4.8%)

(1.4%)

(0.0%)

(33.4%)

(66.6%)

(55.0%)

(45.0%)

 

 

 最近1週間検査及び確診者状況 (6月9日~6月15日) (単位 : 件, 名, %))


区分

6.9.

6.10.

6.11.

6.12.

6.13.

6.14.

6.15.

週間累計

総累計

総検査件数1)

90,549

161,926

133,549

53,519

36,260

194,082

集計中

669,885

175,850,420

 

選別診療所(統合)

検査件数2)

43,825

118,793

89,470

25,146

17,970

134,226

84,365

513,795

31,644,980

新規確診者数3)

12,157

9,311

8,441

7,378

3,826

9,778

9,435

60,326

18,248,479

 1)(総検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日基準で集計した数値として、報告機関の状況によって変動する可能性のある暫定統計である

    *感染脆弱施設先制検査、海外入国者検査、医療機関・施設の入院・入所前検査、確認者経過観察中検査など

2)(選別診療所(統合)検査件数)選別診療所(統合)検査件数をシステムを通じて集計した数値

3)(新規確診者数)コロナ19情報管理システムに報告されたPCR陽性数と専門家用迅速抗原検査(RAT)陽性者数

2022/06/14

抗体陽性率調査、4月の自然感染率(36.1%)は、同期間全国民(10歳以上)の累積発生率より6.6%高い

原文リンク 2022年6月14日

抗体陽性率調査

4月の自然感染率(36.1%)は、同期間全国民(10歳以上)の累積発生率より6.6%高い

*この差が知らない間に感染し抗体ができたものと推定される

主な内容

 

コロナ19抗体陽性率調査の結果と計画

 

  2022年国民健康栄養調査参加者1,612人(1~4月)抗体陽性率調査結果

     -  ワクチン接種および自然感染による全抗体陽性率は94.9%

     -  自然感染による抗体陽性率は1月0.6%から4月36.1%に増加 

  正確な自然感染者規模の確認と流行リスク要因分析のための大規模全国単位抗体陽性率調査の推進


2. コロナ19抗体陽性率の調査結果と計画

 

 中央防疫対策本部は2022年国民健康栄養調査(以下、国健栄)参加者に対するコロナ19抗体陽性率調査結果を発表した。 

 ○ 今回の調査は2022年1月から4月まで全国16の市・道(世宗市を除く)の国健栄調査参加者1,612人を対象に実施された。 

  - 調査の結果、ワクチン接種および自然感染による全体抗体陽性率は94.9%(1,530人)であり、このうち自然感染による抗体陽性率は1月0.6%から4月36.1%にオミクロン拡散により増加することが 確認された。 

     (1月)0.6%→(2月)2.5%→(3月)16.5%→(4月)36.1%

 

    抗体陽性率:コロナ19ウイルスのS(spike)抗原、N(nucleoprotein)抗原に結合する抗体を保有する割合

        * S抗原:感染およびワクチン誘導抗体の検出(自然感染とワクチン接種の両方を反映)

        * N抗原:感染後に生成された抗体検出(自然感染)

 

[2022年国健栄参加者月別抗体陽性率]

区分

収集期間

調査件数(人)

S抗体陽性者(%)

N抗体陽性者(%)

1月

1.19.~1.30.

351

327

(93.2)

2

(0.6)

2月

2.01.~2.30.

408

391

(95.8)

10

(2.5)

3月

3.01.~3.31.

401

384

(95.8)

66

(16.5)

4月

4.01.~4.30.

452

428

(94.7)

163

(36.1)

全体

1.19.~4.30.

1,612

1,530

(94.9)

241

(15.0)

 

  -  調査結果4月の自然感染による抗体陽性率(36.1%)は、同期間10歳以上の全国民累積発生率(29.5%)より6.6%p高いことが確認された。 

    4月累積発生率:4月15日基準10歳以上の確診者数/`21年12月行政安全部住民登録人口現況基準10歳以上人口


< 2022年1-4月自然感染によるN抗体陽性率比較>

 

  -  今回の調査時期がオミクロン大流行期間で地域社会内の確診者が持続的に増加するにつれて、国健栄参加者の月別自然感染による抗体陽性者及び未診断感染者も増加したと判断される。 

  - 専門家諮問の結果、今回の調査はオミクロンによる流行状況が反映されたことが確認された。 ただし、国健栄調査が1年周期の国家統計算出のために設計された標本であるため、月別調査地域が異なり調査規模が少なく、対象者の年齢が10歳以上で全体を代表するには限界があるとした。

 

したがって、中央防疫対策本部は、より正確な自然感染者規模の確認と流行リスク要因分析のために、大規模な全国単位抗体陽性率調査を進めると明らかにした。 

  - 大規模調査は地域・年齢・有病率などを考慮して全国17の市・道住民を対象に四半期ごとに行われる。 今年の調査は四半期ごとに1万人ずつ3万人を目標に推進しており、感染症の流行状況などを考慮して流動的に運用する予定だ。 

  - 今回の調査は現在主管研究機関選定のための公告(5月31日~6月17日)中であり、選定評価など手続きを経て7月初めに着手できると考えられる。 

  去る3月末の引継ぎ委員会の抗体陽性率調査計画発表以後迅速に準備に着手したが、予算確保、関係省庁協議、事業公告など行政手続きに時間がかかり、調査が当初予想より遅れた。 今後できるだけ早く結果を出せるようにする。 

  -  大規模抗体陽性率調査結果は感染症流行予測の精度を高める役割を果たすものであり、また防疫対応レベルの決定や集中治療病床需要把握など医療システムの効率的な準備のための根拠資料として有用に活用されると考えられる。

 

 ○ 本調査の対象者は人口統計学的標本設計により選定され、対象者に選定された方々の積極的な協力と参加をお願いします。