2021/07/10

7月10日(土)発表、韓国のコロナウイルス発生状況

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 新規ワクチン接種者 1次 57,846, 接種完了117,487

 新規確診者 国内1,320, 海外流入 58

 

ワクチン接種状況(7月10 0時, 単位: 名)

区分

前日累計(A)

新規接種(B)

累積接種(A+B)

人口1)対比接種率

1次接種

15,515,470

57,846

15,573,316

30.3

接種完了2)

5,684,510

117,487

5,801,997

11.3

1) 2020年12月行政安全部住民登録人口状況(居住者) 基準 

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了しますので、1次接種と接種完了の両方に一括追加

※ 上記統計資料は予防接種登録により変わりうる統計です


 

ワクチン種類別接種状況(7月10日 0時, 単位: 名)

ワクチン

区分

接種対象者(A)3)

新規接種(B)

累積接種(C)

接種率(C/A)

アストラゼネカ1)

1次接種

12,506,640

374

10,398,938

83.1

接種完了

81,959

1,231,163

9.8

 

交差接種

 

70,989

 

220,040

ファイザー

1次接種

4,668,339

51,092

3,982,630

85.3

接種完了

35,528

3,441,148

73.7

モドナ

1次接種

79,048

6,380

62,062

78.5

ヤンセン2)

1次接種

(接種完了)

1,133,498

0

1,129,686

99.7

1) *接種機関、関係省庁などが把握した接種対象群別接種人数で死亡、引退者(員)、新規引入などで変動可能

2) ヤンセンワクチンの場合、1回の接種だけで接種が完了

※上記統計データは、予防接種登録により変動可能な暫定統計である

3) 接種機関、関係省庁などから把握した接種の対象群別接種人数として死亡、入退社(員)、新規導入などで変動あり

 コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで申告された事例(7月10日0時)は、合計100,833件*(新規**2,790件)で、

     *2つ以上の症状が現れた場合、重複申告しても1名と分類

           **7月8日~7月10日0時新規事例

   - 95,745件(95.0%)は、予防接種後通常現れる、筋肉痛、頭痛、発熱、吐き気、悪寒などの軽微な事例であり、

    - 443件(新規7件)のアナフィラキシー疑い事例*、重症疑い事例は痙攣等4,244件(新規143件)で、401件(新規15件)の死亡事例が報告されている。

 【予防接種後異常反応申告状況(7月10日0時、21年2月26日以降累計、単位:件(%)) 

区分

(A=B+C)

一般異常反応

(B)

重大な異常反応 (C)

予防接種実績(D)

異常反応申告率

(E=A/D)

小計
(C=C1+C2+C3)

死亡

(C1)

アナフィラキシー疑い(C2)

主要異常反応
(C3)

総計

8日0時

916

858

58

5

3

50

20,245,627

0.50

9日0時

865

815

50

5

1

44

10日0時

1,009

952

57

5

3

49

累計

100,833

95,745

5,088

401

443

4,244

AZ*

8日0時

469

429

40

2

1

37

11,410,061

0.65

9日0時

393

362  

31  

3  

0  

28  

10日0時

423

399

24

1

0

23

累計

74,420

71,163

3,257

171

271

2,815

PF*

8日0時

363

348

15

2

1

12

7,643,818

0.25

9日0時

384

371  

13  

1  

1  

11  

10日0時

493

465

28

3

2

23

累計

18,931

17,406

1,525

224

119

1,182

J*

8日0時

55

53

2

1

0

1

1,129,686

0.63

9日0時

52

47  

5  

1  

0  

4  

10日0時

62

59

3

1

0

2

累計

7,142

6,846

296

6

47

243

M*

8日0時

29

28

1

0

1

0

62,062

0.55

9日0時

36

35  

1  

0  

0  

1  

10日0時

31

29

2

0

1

1

累計

340

330

10

0

6

4

AZ: アストラゼネカ, PF: ファイザー, J: ヤンセン, M: モドナ ワクチン

A.コロナ19予防接種後に異常反応の疑いで報告された件で医療機関から申告した情報に基づいて算出し、ワクチンと異常反応の間の因果関係を示すわけではない。申告現況分類は新しい情報の追加時に変更されることがあります

B.一般異常反応は、予防接種後の接種部位発赤、痛み、腫れ、筋肉痛、発熱、頭痛、悪寒など通常発生する症状を含む

C.重大な異常反応は、次の事例を含む

C1死亡、C2アナフィラキシー疑い(アナフィラキシー様反応を含む)

C3特別関心異常反応(Adverse Event Special Interest、AESI)、集中治療室に入院、生命危篤、永久障害/後遺症など

※ 患者状態が変更された事例(累計150件)を含んだ死亡累計は551件(AZ 227件, PF317件,J7件、M0件

※  週間単位で申告状況検証等で修正を反映する

※ 上記の統計データは、予防接種登録状況に応じて変動しうる暫定統計である


 交差接種対象コロナ19予防接種後の異常反応申告現況 (7月10日0時、'21年7月5日以降累計、単位:件、%)

区分


(A=B+C)

一般異常反応

(B)

重大な異常反応  (C)

予防接種実績(D)

異常反応申告率

(E=A/D)

小計
(C=C1+C2+C3)

死亡

(C1)

アナフィラキシー疑い(C2)

主要異常反応
(C3)

新規

101

97

4

0

1

3

220,040

0.11

累計

243

239

4

0

1

3

 

交差接種異常反応はPF(ファイザーワクチン)異常反応と重複算定される

 

 2021年7月10日0時現在

 累積確診者数166,722名(国内発生156,215名、海外流入10,507名)

 新規確診者は1,378名、内国内発生 1,320名 海外流入 58名
 検査数 37,423名 陽性率 3.68%
 死亡者は2名で累計 2,038名 致命率 1.22%

 隔離解除者 153,153名 隔離中11,531名

  危篤・重症患者数 148名

 疑心申告検査はは37,423, 首都圏臨時選別検査は76,349(確診者289名)で非首都圏臨時選別検査検査件数は8,373(確診者23名)で総検査件数は122,145件、新規確診者は総1,378名です

国内発生確診者現況(2021年7月10日0時2020年1月3日以後累計) 

区分

合計

ソウル

釜山

大邱

仁川

光州

大田

蔚山

世宗

京畿

江原

忠北

忠南

全北

全南

慶北

慶南

済州

新規

1,320

501

59

12

79

20

47

29

0

441

15

18

28

14

2

9

36

10

累計

156,215

52,775

6,312

10,475

6,831

2,830

2,840

2,784

556

45,070

3,553

3,231

3,821

2,289

1,595

4,769

5,182

1,302


海外流入確診者現況(2021年7月10日,2020年1月3日以後累計)

区分

合計

(推定)流入国家*

確認段階

国籍

中国

アジア(中国外)

ヨーロッパ

アメリカ

アフリカ

大洋州

検疫段階

地域社会

内国人

外国人

新規

58

1

48

2

2

5

0

21

37

27

31

累計

10,507

82

5,555

1,587

2,749

507

27

4,513

5,994

5,552

4,955

(0.8%)

(52.8%)

(15.1%)

(26.2%)

(4.8%)

(0.3%)

(43.0%)

(57.0%)

(52.8%)

(47.2%)

* 中国 1名アジア(中国以外): インド 2(2), フィリピン 1, インドネシア 17(5), ウズベキスタン 11(9), ロシア 5(5), ミャンマー 3(3), アラブ首長国連邦 2, カンボジア 3(1), キルギスタン 1(1), タジキスタン 2(2), イラク1, ヨーロッパ: 英国 1(1), スウェーデン1, アメリカ: 米国 2(1), アフリカ: 南アフリカ共和国 1, タンザニア 1(1), ウガンダ 1, チュニジア 2  ※ カッコ内外国人数

 
【確診者管理現況*(2020年1月3日以後累計

区分

隔離解除

隔離中

危重症患者**

死亡者

7月9日0時

152,498

10,810

148

2,036

7月10日0時

153,153

11,531

148

2,038

増減

(+)655

(+)721

0

(+)2

*7月9日0時から7月10日0時までの間に疾病管理本部に報告・受理された資料より。

**危重症患者:高流量(high flow)酸素療法,人工呼吸器、ECMO(体外膜酸素供給)、CRRT(持続的心臓代替療法)の治療を受けている患者

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 確診者日別現況 (2021年7月10日0時現在, 16,722名)

< 国内報告及び検査状況*(‘20年1月3日以後累計) >

区分분

検査人数総計**

結果陽性

検査中

結果陰性

確診者자

隔離解除

隔離中

死亡

7月9日0時

10,844,217

165,344

152,498

10,810

2,036

160,468

10,518,405

7月10日0時

10,881,640

166,722

153,153

11,531

2,038

169,719

10,545,199

増減

+37,423

+1,378

+655

+721

+2

+9,251

+26,794

*7月9日0時から7月10日0時までの間に疾病管理庁に申告・提出された資料基準

   (国費と健康保険給付検査のみが含まれており、確定者の隔離を解除する前の検査などは含まず)

**検査中の件数は当日検査進行中の件数と入力遅延(結果陰性値)件数を含む

※上記の統計は、すべて今後の疫学調査の過程で変更されることがあります


 最近1週間検査及び確診者状況 (2021年7月4日~7月10日)

区分

7.4.

7.5.

7.6.

7.7.

7.8.

7.9.

7.10.

週間累計

総累計

検査件数(件)1)

113,920

83,219

200,045

224,862

266,291

239,018

集計中

1,127,355

48,143,283

 

疑心申告検査者数(名)2)

14,508

15,009

35,582

30,786

36,280

41,435

37,423

211,023

10,881,640

首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)3)

28,121

16,342

50,891

52,341

74,755

69,797

76,349

368,596

6,349,547

非首都圏

臨時選別検査所検査者数(件)4)

4,454

3,355

7,080

6,465

11,799

5,838

8,373

47,364

1,195,770

新規確診者数(名)

743

711

746

1,212

1,275

1,316

1,378

7,381

166,722

 

首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

131

137

98

305

254

293

289

1,507

18,380

非首都圏臨時選別検査所確診者数(名)

7

6

19

8

15

4

23

82

2,106

1(検査件数)検査機関(医療機関、検査専門機関(受託)、保健環境研究院)から報告された件数を報告日の時点で集計した数値で、報告機関の状況に応じて変動する暫定統計である

   *新規疑心申告検査、確定者経過観察中検査、隔離解除検査、収集検査対象の検査、自治体主観一斉検査、医療機関・施設の新規入院・入所者検査、匿名検査など

2) (疑心申告検査者数)疑心患者申告後検査を行った件数(結果陽性(新規確定者数)+結果の陰性+検査中)で、重複検査件数は含まれない

3)(首都圏一時選別検査所検査件数)首都圏臨時選別検査所検査で前日報告された件数を集計した数値

4)(非首都圏臨時選別検査所検査件数)非首都圏臨時選別検査所運営地域の実績の提出に協力した地域の集計を反映

2021/07/09

距離確保4段階へ、次週月曜(12日)から2週間

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首都圏12日から4段階へ格上げを検討

首都圏を中心としコロナ19の拡散が勢いを増しています。7日、政府は、首都圏、現行距離確保2段階を2週間延長するとしつつ、基準が満たされると、すぐに「新しい距離確保4段階」の適用を検討すると明らかにした。そして今日のブリーフィングを通して、ソウルは4段階の基準に近いうちに該当するものと見られ、京畿・仁川地域はまだですが、先制的に段階を一緒に上げるかなどを検討すると付け加えました。

次に、基準は何なのか、4段階になると、どのように変わるのかまとめてみます。

グループ

施設

対応

遊興施設、

社交ダンス・舞踏場

カードゲームパブ

10時以後運営制限

キャバクラ、クラブ・ナイト、感性パブ、ハンティング屋台は営業禁止

食堂、喫茶店

歌練習場

浴場業

室内体育施設

訪問販売等の為の直接販売広報館

10時以後運営制限

食堂・喫茶店は10時以降、テイクアウトと配達のみ。

学院

映画館・公演場

読書室・スタディカフェ

理美容業

遊園地

ウォーターパーク

娯楽室・マルチ室

商店・マート・百貨店

カジノ(内国人)

PC

10時以後運営制限

 

結婚式場

葬儀場

親戚だけ許容(8等親以内血族、4等親以内姻族、配偶者)49名以内

その他

施設

スポーツ競技(観覧)場

競輪・競艇・競馬場

無観客競技で可能

博物館・美術館・科学館

施設面積6㎡当り1名の30%

キッズカフェ・展示会・博覧会

施設面積6㎡当り1

室外体育施設

競技に必要な必須人員

宿泊施設

客室内定員基準超過禁止、

全客室の2/3運用

施設主催のイベントルーム、焼肉パーティー等は禁止

パーティールーム(貸室業)

施設面積8㎡当り1

マッサージ業・按摩所

図書館

収容人員の50%

国際会議・学術行事

座席2席空け

又は座席間2m距離確保

宗教施設

非対面礼拝のみ。各種集会、行事、食事・宿泊は禁止

学校

全面遠隔授業に転換。準備期間を置いて14日から全面転換。

■ 夕方6時以降の2人だけの集まりが可能...クラブ・ハンティング屋台・感性居酒屋「営業禁止」

まず、4段階では、私的集まりがかなり制限されます。夕方6時前には4人まで集まることができるが、それ以降の時間には、2人だけ集まることができます。家族・親戚等例外がありません。

1人デモ以外は、集会やイベントは禁止されます。

現行通り距離確保2段階と同様に、レストランやカフェは夜10時まで利用でき、以降は包装と配達のみ可能です。社交ダンス場、舞踏場、カードゲームパブや、歌練習場、浴場業、屋内体育施設などはすべて夜10時以降にドアを閉じなければなりません。


ただし遊興施設の中でキャバクラ、クラブ・ナイト、感性パブ、ハンティング屋台は営業することはできません

その他のほとんどの施設、学院、映画館・劇場、読書室・スタディカフェ、アミューズメントパーク、ウォーターパーク、ゲームセンター・マルチルーム、商店・マート・デパート、ネットカフェなども夜10時まで運営することができます。

慶弔にも多くの制約が生じます。結婚式や葬式はすべて、親戚や家族だけです。

スポーツ競技をはじめ、競輪・競艇・競馬場は無観客で競技を進めてください。

宗教施設は、非対面で運営しなければなり、集会やイベント、食事、宿泊はすべて禁止されます。

学校も遠隔授業に切り替える必要がありますが、準備期間を置いて14日から全面転換。

職場勤務は製造業を除いて、職場への時差出勤、昼食時間時差制、自宅勤務30%を勧奨

■ 週間一日平均患者数が「主要指標」
新しい距離確保改編案は、人口10万人当たりの確診者数を主な基準にします。この場合、週間平均患者数を計算をして、感染再生産指数と感染経路の調査中の割合などを補助指標として活用します。

これによると、ソウル市では、毎週一日平均患者数が389人を3日以上超えると4段階の基準を満たします。京畿と仁川を含む首都圏でみると1,000人です。

1日から7日まで、一日の平均患者数をみると、ソウル市は357人、首都圏全体では636人です。ソウル市は、基準に近接して、首都圏ではまだ及ばはない状況です。

しかし、政府は、首都圏が一つの生活圏であるだけに、先制的な段階格上げが必要かどうかなどを検討しています。ちょうど新しい距離確保4段階は、このように個人的な活動の制約が多く、自営業等に及ぼす影響も大きいので、慎重に判断すると説明しました。