2024/01/26

変異ウイルスの状況(2024年1月25日現在)

 原文リンク 2024年1月26日



国内感染コロナ19ウイルス細部系統の状況(2024年1月3週)

〇 JN.1は39.4%で先週に比べ15.2%増加しているトップに躍り出た

  HK.3は31.6%で先週から10.1%減少した。

コロナ19ウイルス細部系統の検出率(2024年1月25日現在)

국내감염 코로나19바이러스 세부계통 현황을 나타낸 표로 분석주차, 오미크론 세부계통 검출률(%)[JK.1, HK.3, BA.2.86, EG.5, HV.1, XBB, 기타]로 구성
分析週次オミクロン細部系統検出率(%)
JN.1HK.3BA.2.86EG.5HV.1XBBその他
12月4週10.852.06.122.63.54.40.6
1月1週14.944.412.521.83.52.60.3
1月2週24.241.79.417.63.82.50.8
1月3週39.431.611.510.63.52.90.5

 XBBはEG.5、HK.3、HV.1を除くXBBのすべての細部系統を含む、BA.2.86はJN.1を除くBA.2.86のすべての細部系統を含む

2024/01/22

COVID-19ワクチン接種被害補償に関する国民の困難を軽減するために最善を尽くしている

 原文リンク  2024年1月19日

 

COVID-19ワクチン接種被害補償に関する国民の困難を軽減するために最善を尽くしている。

 '24年1月19日(金)ハンギョレ、「政府の約束を信じていたのに---ワクチン死亡被害補償申請者のうちわずか1.2%」報道関連

 

□ 説明内容

 

 コロナ19予防接種被害補償の申請は98,100件あり、これに対して専門家の検討などを経て25.8%の24,618件について補償が行われました。(24年1月16日現在) 

 

 疾病管理庁は、国民が被害補償を申請する際の困難を軽減するために、▲副作用申告をしなかった場合でも被害補償の申請が可能('22年5月)、▲異議申請時の追加提出書類を最小化、▲異議申請の機会を従来の1回から2回に拡大('22年7月)するなど、手続きを改善してきました。

 

 ○ また、韓国の医学翰林院安全性研究センターを設置し、疫学調査・研究を進め、関連する国内外の研究結果を総合して因果性認定疾患*及び関連性が疑われる疾患を拡大**しています。

  * mRNAワクチン接種後に発生した心筋炎('22年3月)、心膜炎('22年5月)など2つの疾患を追加(計11件)

    ** 横断性脊髄炎・皮膚小血管血管炎・耳鳴り・顔面浮腫・顔面神経麻痺('22年3月)、異常子宮出血('22年8月)、心筋炎・心膜炎(ノババックス、'22年12月)、顔面神経麻痺(ヤンセン、'23年8月)など8疾患追加(計15疾患)

 

  -  被害補償を申請する国民の困難を考慮して、指定された因果性認定疾患及び関連性が疑われる疾患と診断適合性などが確認されれば、追加の立証がなくても補償・支援しています。

 

 '23年9月には、コロナ19の危機的状況下でワクチン接種に協力していただいた国民への支援を強化するため、因果関係に基づく補償のほか、死因不明慰労金支援事業を拡大し、時間近接など死亡慰労金支援事業を新設しました。

 

  -  これにより、コロナ19予防接種後の死亡事例を検討し、合計1,359人*を死亡関連補償・支援対象に決定し、支援を拡大しました。

  * (既存) 83人 → ('23年9月6日制度改善以降) 1,359人

   ** 死亡一時補償金申請者 2,067人('24年1月16日現在)

 

 ○ 疾病管理庁は、今後もコロナ19予防接種後、困難に直面している国民への支援のために持続的な努力を続けていきます。

2024/01/18

変異ウイルスの状況(2024年1月18日現在)

 原文リンク  


国内感染コロナ19ウイルス細部系統の状況(2024年1月2週)

〇 HK.3は41.7%で一番多いが先週に比べ2.7%減少

  JN.1は24.2%で先週に比べ9.3%増加している2番目である

      EG.5は17.7%で若干減少気味  

コロナ19ウイルス細部系統の検出率(2024年1月18日現在)

국내감염 코로나19바이러스 세부계통 현황을 나타낸 표로 분석주차, 오미크론 세부계통 검출률(%)[HK3, JN.1, EG.5, BA.2.86, HV.1, XBB, 기타]로 구성
分析週次オミクロン細部系統検出率(%)
HK.3JN.1EG.5BA.2.86HV.1XBBその他
12月3週58.25.823.44.53.23.21.7
12月4週52.010.822.66.13.54.40.6
1月1週44.414.921.812.53.52.60.3
1月2週41.724.217.69.43.82.50.8

 XBBはEG.5、HK.3、HV.1を除くXBBのすべての細部系統を含む、BA.2.86はJN.1を除くBA.2.86のすべての細部系統を含む

2024/01/16

変異ウイルスの状況(2024年1月15日現在)

原文リンク  2024年1月16日 

国内感染コロナ19ウイルス細部系統の状況(2024年1月1週)

〇 HK.3は44.1%で一番多いが先週に比べ7.6%減少

  EG.5は21.8%で若干減少気味

  JN.1は14.9%で先週に比べ4.1%増加している

  JN.1以外のBA.2.86系統も増加している




コロナ19変異ウイルス検出率(2024年1月11日0時現在)

국내감염 코로나19바이러스 세부계통 현황을 나타낸 표로 분석주차, 오미크론 세부계통 검출률(%)[XBB.1.9.1, XBB.1.9.2, EG.5, XBB.1.16,HF.1, XBB.2.3, XBB, 기타]로 구성
分析週次オミクロン細部系統検出率(%)
HK.3EG.5JN.1BA.2.86*HV.1XBB*その他
12月2週58.222.43.34.27.04.20.7
12月3週58.223.45.84.53.23.21.7
12月4週52.022.610.86.13.54.40.6
1月1週44.421.814.912.53.52.60.3

*  XBBはEG.5、HK.3、HV.1を除くXBBのすべての細部系統を含む、BA.2.86はJN.1を除くBA.2.86のすべての細部系統を含む

2024/01/12

コロナ19入院患者 標本監視統計資料の公開

 原文リンク 2024年1月12日

コロナ19入院患者 標本監視統計資料の公開

 - 1月12日(金)から「感染症標本監視週刊ニュースレター」に新型コロナ19入院患者統計を公開
 -1月1週、コロナ19を含む急性呼吸器感染症入院患者の発生状況

* (入院患者) コロナ19  30.3%(859人) > インフルエンザ 28.9%(818人) > 呼吸器細胞融合ウイルス 14.9%(421人)順
** (重症入院患者) インフルエンザ 31.7%(72人) > 呼吸器細胞融合ウイルス 19.4%(44人) > コロナ19 15.0%(34人)順

  

   疾病管理庁(庁長チ・ヨンミ)は、昨年4級法定感染症*に等級調整('23年8月31日)されたコロナ19を週刊標本監視ニュースレター**に含め、1月12日(金)から公開すると明らかにした。

 * (第4級法定感染症) 流行の有無を調査するために標本監視活動が必要な感染症で、全数検査ではなく標本監視システムを運営(例、インフルエンザなど呼吸器感染症)   

 ** 疾病管理庁感染症ポータル(ncv.kdca.go.kr) > 感染症ニュース > 出版物ニュースレター > 週間ニュースレター

 

 現在、疾病管理庁が運営している呼吸器感染症標本監視体系は、

 ①医院級外来患者対象のインフルエンザ疑似患者監視(195ヵ所)及び病原体監視(77ヵ所)

 ②病院級入院患者対象(218ヵ所)の急性呼吸器感染症入院患者監視と

 ③上級総合病院入院患者対象(42ヵ所)の重症急性呼吸器感染症入院患者監視 に分かれている。

 

  医院級外来患者対象のインフルエンザ疑似患者に対する病原体監視では、'23年1月からコロナ19を含む急性呼吸器感染症原因ウイルスの検出状況を公開し、'24年1月1週間の標本監視ニュースレターでは、急性呼吸器感染症入院患者監視と重症急性呼吸器感染症入院患者監視におけるコロナ19入院患者の統計が新たに含まれる

  1月1週('23.12.31.~'24.1.6.)の急性呼吸器感染症入院患者*のうち、新型コロナウイルスが最も高い割合(30.3%、859人)を占めておりインフルエンザ(28.9%、818人)、呼吸器細胞融合ウイルス(14.9%、421人)の順である。このうち、コロナ19は65歳以上で主に発生**しており、入院患者の62.9%に相当する。

  * 急性呼吸器感染症入院患者 : <添付2>診断基準参照

 **  (年齢別) 65歳以上 62.9%(540人) > 50-64歳 19.3%(166人) > 19-49歳 12.1%(104人)順

 

[病院級入院患者対象(218ヵ所) 急性呼吸器感染症入院患者監視]

(単位: 名)

区分

コロナ19

インフルエンザウイルス

呼吸器系

細胞融合

ウイルス

リノ

ウイルス

コロナ

ウイルス

アデノ

ウイルス

ヒトメタニューモウイルス

パラインフルエンザウイルス

人ボカ

ウイルス

1月 1週

859

818

421

261

252

100

52

45

23

(30.3)

(28.9)

(14.9)

(9.2)

(8.9)

(3.5)

(1.8)

(1.6)

(0.8)

※ 本資料は暫定統計であり、今後変動する可能性があります。

 

   重症急性呼吸器感染症の入院患者*では、インフルエンザが最も高い割合(31.7%、72人)を占めており、呼吸器細胞融合ウイルス(19.4%、44人)、コロナ19(15.0%、34人)の順である。このうち、コロナ19は65歳以上で主に発生**しており、入院患者の52.9%に相当する。

 * 重症急性呼吸器感染症入院患者 : <添付2>診断基準参照

 ** (年齢別) 65歳以上 52.9%(18人) > 1-6歳 14.7%(5人) > 0歳 11.8%(4人)順

 

[上級総合病院入院患者対象(42ヵ所)重症急性呼吸器感染症入院患者監視]

(単位: 名)

区分

インフルエンザウイルス

呼吸器系

細胞融合

ウイルス

コロナ19

リノ

ウイルス

コロナ

ウイルス

パラインフルエンザウイルス

アデノ

ウイルス

ヒトメタニューモウイルス

人ボカ

ウイルス

1月 1週

72

44

34

30

19

10

8

8

2

(31.7)

(19.4)

(15.0)

(13.2)

(8.4)

(4.4)

(3.5)

(3.5)

(0.9)

※ 本資料は暫定統計であり、今後変動する可能性があります。

 

  一方、医院級外来患者対象のインフルエンザ疑似患者分率は51.9で、先週より若干上昇した。

 * 12月3週54.1 → 12月4週43.3 → 12月5週49.9 → '24年1月1週51.9

 

  参考までに、医院級外来患者対象の急性呼吸器感染症病原体監視では、インフルエンザが最も高い割合(40.9%)を占めており、コロナ19(11.8%)、呼吸器細胞融合ウイルス(8.8%)の順である。

[医院級外来患者対象(77ヵ所)急性呼吸器感染症原因ウイルスの検出状況]

(単位: 名)

区分

インフルエンザウイルス

コロナ19

呼吸器系

細胞融合

ウイルス

コロナ

ウイルス

リノ

ウイルス

アデノ

ウイルス

ヒトメタニューモウイルス

人ボカ

ウイルス

パラインフルエンザウイルス

1月 1週

40.9

11.8

8.8

8.1

6.1

6.1

3.0

1.7

0.7

※ 本資料は暫定統計であり、今後変動する可能性があります。

 

  チ・ヨンミ疾病管理庁長は「2024年からは呼吸器感染症標本監視システムでコロナ19入院患者の発生形態及び重症度の状況を共有していく計画」と明らかにした、

 

  「家族・親戚との集まりが多い正月を前に、感染時の重症・死亡リスクが高い65歳以上の高齢者と対面面会により感染リスクの増加が予想される感染脆弱施設入院・入所者は、新型コロナ19新規ワクチン*(XBB.1.5ベース)の接種を積極的に推奨する」と伝えた。

  *  mRNAワクチン(ファイザー、モデルナ)の他、遺伝子組換えワクチンであるノババックスワクチンも活用可能


添付 2

 

 呼吸器感染症標本監視システム

 

[ 呼吸器感染症標本監視システム ]                        

監視区分

インフルエンザ疑似患者

(Influensza-like Illness)

急性呼吸器感染症

(Acute Respiratory Infection)

重症急性呼吸器感染症

(Severe Acute Respiratory Infection)

監視機関

 - 一次医療機関

  (小児科、内科、家庭医学科)

 - 195ヵ所

 · 200病床以上病院旧医療機関

 · 218ヵ所

 · 上級総合病院,大学付属病院

 · 42ヵ所

監視範囲

 · 疑似患者

 · 入院患者

 · 重症呼吸器感染症

   入院患者

報告対象

感染症

 · インフルエンザ

 · 急性呼吸器感染症 9種*

  (ウイルス7種, 細菌2種)

 · 急性呼吸器感染症 9種*

  (ウイルス7種, 細菌2種)

 · 肺炎球菌, レジオネラ菌

 -(追加)新型コロナウイルス感染症-19

 -(追加)新型コロナウイルス感染症-19

報告方法

 - 前週(日~土)の来院患者のうちインフルエンザ疑似患者数を毎週火曜日まで防疫統合情報

  システムに入力

- 前週(日~土まで)急性呼吸器感染症で確認された入院患者数を毎週火曜日までに防疫統合情報システムに入力

- 前週(日~土まで)重症急性呼吸器感染症で確認された入院患者数を毎週火曜日まで防疫統合情報システムに入力

診断基準

- 38℃以上の発熱、咳、喉の痛みがある方

- 急性呼吸器感染症に該当する

臨床症状*があり、②診断検査に適合する基準により感染症病原体感染が確認された者

  * 「法定感染症診断・申告基準」による。

- 以下のすべてに該当する場合

  入院前10日以内、または入院時に38℃以上の発熱がある場合。入院前10日以内に咳などの呼吸器症状がある場合。入院を必要とする場合

情報共有

  - 感染症標本監視週間ニュースレター」(毎週)

 - 疾病管理庁感染症ポータル(www.ncv.kdca.go.kr)

* 急性呼吸器感染症(9種)

  - ウイルス(7種): アデノウイルス、ヒトボカウイルス、パラインフルエンザウイルス、呼吸器細胞融合ウイルス、リノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、ヒトコロナウイルス

  - 細菌(2種) マイコプラズマ肺炎球菌、クラミジア肺炎球菌