2021/06/18

新形コロナ予防接種後被害補償審議状況(6月18日)

原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年6月18日 定例ブリーフィング資料

1. 第3次コロナ19予防接種被害補償専門委員会の結果

 

 予防接種被害補償専門委員会(委員長:キム・ジュンゴン)は6月15日、第3次コロナ19予防接種被害補償専門委員会(以下「補償委員会」)を開き、コロナ19予防接種後に異常反応で被害補償申請された事例の因果関係と補償が可能かどうかを審議した。 

     臨床医、法医学者、感染症・免疫学・微生物学専門家、弁護士や市民団体が推薦した専門家など15人で構成

 

  今回の第3次補償委員会では、被害補償の申請金額が30万ウォン未満の少額審議対象223件を審議した。

      カルテや疫学調査等をもとに基礎疾患や過去歴・家族歴、接種後異常反応までの臨床経過等を総合的に審議した結果、 

   予防接種後の発熱、頭痛、筋肉痛、めまい、アレルギー反応などの異常反応で治療を受けた事例など、計183件の補償決定した。

  

 一方、予防接種と異常反応との因果関係が存在しないか、予防接種ではなく、他の要因による発生の可能性がより高い場合など、40件は補償が認められなかった

 

 コロナ19予防接種被害補償専門委員会の結果、因果関係未認定事例】

 ▵ (事例1)顔面神経麻痺、顔の浮腫(アストラゼネカワクチン接種)などのコロナ19予防接種により発生するという根拠がない症状の場合

 

 ▵ (事例2)予防接種と異常反応被害との時間的蓋然性が切れている(5日以上下痢持続、接種後4日が経過してめまいが発生、接種後3日が経過して全身のアレルギーの発生など)

 

 ▵(事例3)予防接種よりは、他の要因による発生の可能性が高い(接種部位の反対側の肩の部位の痛み、接種数日後の頭痛・アレルギー反応の発生など)

 第1次から第3次までの総審議件数は422件であり、この中の353件の補償決定した。

  * 因果関係が不透明な場合の救済についてはこちら

 コロナ19予防接種被害補償審議の現状

   

区分

審議件数*

補償委員会審議結果

補償区分3)

補償

棄却

保留

診療費及び看病費

障がい者一時補償金

死亡一時補償金及び葬祭費

合計

累計

422

353

69

-

353

-

-

353

6月

(第3次)

合計

223

183

40

-

183

-

-

183

正規審議1)

0

-

-

-

-

-

-

-

少額審議2)

223

183

40

-

183

-

-

183

5月

(第2次)

合計

190

166

24

-

166

-

-

166

正規審議1)

28

12

16

-

12

-

-

12

少額審議2)

162

154

8

-

154

-

-

154

4月

(第1次)

合計

9

4

5

-

4

-

-

4

正規審議

4

 

4

-

0

-

-

0

少額審議

5

4

1

-

4

 

 

4

        1)30万ウォン以上の金額の申請事例

      2)30万円未満の金額の申請事例

      3)「感染症の予防及び管理に関する法律」施行令第29条の規定による補償の種類に区分

                * 審議件数:診療費と看病費223件

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