2025/11/28

2025年47週次、インフルエンザ、新型コロナの感染状況。

 原文リンク  2025年11月28日


2025年感染症サーベイランス週間ニュースレター 第47週

1. インフルエンザ
  患者監視 
   - 医院級医療機関の外来患者1,000人当たりのインフルエンザ疑似疾患(ILI)患者数は70.9人で、前週(66.3人)に比べ増加した。

    ※直近4週間の疑似患者割合の推移: (44週) 22.8名 → (45週) 50.7名 → (46週) 66.3名 → (47週) 70.9名

 

    - 病院級医療機関の入院患者数は603人で、最近4週間増加傾向にある

  ※直近4週間の入院患者推移:(44週) 174名 → (45週) 334名 → (46週) 490名 → (47週) 603名

 - 総合病院級医療機関の入院患者数は126名で、直近4週間で増加傾向

     ※ 最近4週間の入院患者推移: (44週) 25名 → (45週) 75名 → (46週) 105名 → (47週) 126名

病原体監視

 - 医院級医療機関の外来における呼吸器感染症疑似患者の検体中の、インフルエンザウイルス検出率は45%で、最近6週連続で増加傾向、詳細な亜型は主にA(H3N2)が検出されている。

 ※ 最近4週間の検出率推移: (44週) 19.0% → (45週) 35.1% → (46週) 36.9% → (47週) 45.0%


 - 国内検査専門医療機関5か所に依頼された呼吸器ウイルス遺伝子検査検体における、インフルエンザウイルス検出率は40.2%で、最近6週連続で増加傾向、詳細な亜型はA型、B型の順で検出 

   ※直近4週間の検出率推移:(44週) 17.4% → (45週) 32.9% → (46週) 37.8% → (47週) 40.2%



2. 新型コロナウイルス感染症

 患者監視

   - 病院級医療機関の入院患者数は135名で、最近4週間減少傾向

 ※ 最近4週間の入院患者推移: (44週) 201名 → (45週) 153名 → (46週) 145名 → (47週) 135名

- 上級総合病院級医療機関の入院患者数は8名で、最近4週間は10名前後を維持

※ 最近4週間の入院患者推移: (44週) 9名 → (45週) 9名 → (46週) 14名 → (47週) 8名

病原体監視


- 医院級医療機関の外来呼吸器感染症疑似患者検体におけるCOVID-19ウイルス検出率は2.5%で、最近5週連続で減少傾向。

※ 最近4週間の検出率推移: (44週) 9.2% → (45週) 6.3% → (46週) 4.1% → (47週) 2.5%

- 国内検査専門医療機関5か所に依頼された呼吸器ウイルス遺伝子検査検体、におけるCOVID-19ウイルス検出率は3.1%で、最近4週間減少傾向

※直近4週間の検出率推移:(44週) 3.4% → (45週) 3.9% → (46週) 3.9% → (47週) 3.1%

変異ウイルスはNB.1.8.1、PQ.2、XFGの順で検出(10月)

インフルエンザから私たち全員を守るために 予防接種を

 2025年11月20日

原文リンク 

 

インフルエンザから私たち全員を守るために予防接種を急いでください!

インフルエンザの疑いのある患者が増加傾向を継続、子ども・妊婦・高齢者への予防接種を積極的に呼びかけ

 

  疾病管理庁(庁長イム・スングァン)は、先月10月17日の流行注意報発令以降、インフルエンザ疑似患者の増加傾向*が続いていることを受け、子ども、妊婦、高齢者など国家予防接種対象者の積極的な予防接種参加を呼びかけた

  [最近4週間のインフルエンザ疑似患者率(ILI)] 第42週 7.9人 → 第43週 13.6人 → 第44週 22.8人 → 第45週 50.7人

 

  疾病管理庁は、9月22日から2025-2026節季のインフルエンザ国家予防接種を、6ヶ月~13歳(2012年1月1日~2025年8月31日生まれ)の児童、妊婦、65歳以上(1960年12月31日以前生まれ)の高齢者を対象に実施している。11月18日現在、総計1,108万人が接種しており、前節季の同時期と比較して高齢者・小児ともに高い接種率を示している。

 

[表1] 2025-2026年インフルエンザ国家予防接種の主な状況(11月18日現在)

(単位: 万人, %)

区分

’24-’25節季

’25-’26節季

接種者数

接種率

接種者数

接種率

高齢者(35日目)

759.0

73.8

815.1

75.0 (1.2%p)

子供(58日目)

274.0

56.0

278.3

59.6 (3.6%p)

妊娠婦(51日目)

 12.3

-

       14.2 (1.9)

-

 

 ※ ( )は節季ごとの同期間比較数値である

 ※妊婦の場合、正確な妊婦数を把握することが困難なため、接種率を算出しない

 

 ただし、現在のインフルエンザ疑似患者比率は、2025年第45週(11月2日~8日)現在で7~12歳が138.1人、 6歳以下77.0名と、小児・青少年年齢層を中心に多く発生中*であるため、65歳以上の高齢者だけでなく、生後6ヶ月~13歳の小児についても本格的な冬季流行に先立ち、迅速な予防接種を積極的に推奨する。特に集団生活を送る学齢期児童(7~13歳、接種率47.2%)の予防接種がより一層強調される。

* (2025年45週 年齢層別ILI割合) 7-12歳(138.1人) > 0-6歳(77.0人) > 13-18歳(75.6人) > 19-49歳(34.7人) > 50-64歳(12.1人) > 65歳以上(10.7人)


[表2] 35~49週目別インフルエンザ疑似疾患(ILI)発生率及び対象別接種率


高齢者                 子供

그림입니다. 원본 그림의 이름: f4343.png 원본 그림의 크기: 가로 1426pixel, 세로 608pixel

 

  

 現在流行中のインフルエンザウイルスはA型(H3N2)で、一部変異が確認されているものの、現在接種中のワクチンは依然として有効であると評価されている。予防接種時には十分な死亡及び重症予防効果**が期待される。

  * [インフルエンザウイルス亜型別検出率順位(第45週)]:A(H3N2) 33.6%、A(H1N1)pdm09 1.6%

 ** [インフルエンザワクチンの効果] インフルエンザによる入院を予防する効果は50~60%、死亡を予防する効果は約80%である(予防接種の実施基準と方法)

 

  特に、65歳以上の高齢者の場合、COVID-19ワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種が可能であるため、これを積極的に推奨する。

 

  インフルエンザおよびCOVID-19の予防接種は、住所地に関係なく最寄りの委託医療機関および保健所で接種可能であり、予防接種手助けウェブサイト*で最寄りの委託医療機関を確認できる

  予防接種手助けウェブサイト(nip.kdca.go.kr) > 예방접종관리 > 지정의료기관 찾기

 

 疾病管理庁のイム・スングァン長官は「インフルエンザ予防の最も効果的な方法は予防接種であり、ご家族と健康な冬を過ごすため、まだワクチン接種を受けていない子ども、妊婦、高齢者は早急に予防接種を受けるよう」強調し、

 

 「このうち65歳以上の高齢者の皆様は、新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンを一度の医療機関訪問で同時接種できますので、積極的に予防接種を受けてください」とお願いした。

2025/09/22

本日よりインフルエンザ国家予防接種開始

 原文リンク 2025年9月22日

本日より、
2025-2026年シーズンのインフルエンザ国家予防接種開始
- 9月22日、2回接種対象の児童、9月29日から1回接種対象の児童と妊婦の接種開始

(*国家予防接種:国が指定した対象者が、国が指定したワクチンで保健所や委託医療機関で受けた予防接種について、その費用を国が支援する。)

 疾病管理庁(庁長イム・スングァン)は、9月22日(月)から2回接種対象の児童に対するインフルエンザ国家予防接種が開始され、続いて9月29日(月)からは1回接種対象の児童と妊婦の接種が開始されると発表した。

 まず本日(9月22日(月))から接種可能な2回接種対象の子供は、生後6ヶ月~9歳のうち「インフルエンザ予防接種を生涯初めて受ける」または「以前に1回のみ接種を受けた」子供であり、その他の13歳以下の子供は9月29日(月)から1回接種する。 

接種対象

接種期間

生後6か月 ∼ 13歳子供 

(2012.1.1.~2025.8.31.)

⦁2回接種対象

2025年 9月 22日(月) ∼ 2026 4 30

⦁1回接種対象

2025 9 29() ∼ 2026 4 30

妊婦

2025 9 29() ∼ 2026 4 30



 乳幼児・小学生などの子ども集団生活によりインフルエンザの発生・流行に脆弱であるため、今冬のインフルエンザ流行に備え、インフルエンザによる合併症を予防するためにインフルエンザ予防接種を受けることは非常に重要である。
 妊婦の場合、インフルエンザワクチン接種によりインフルエンザ合併症発生リスクを減らし、胎児に出生後数ヶ月間持続する免疫を伝達できるため、妊娠週数に関係なく予防接種が必要である。

 インフルエンザの国家予防接種は、住所地に関係なく最寄りの委託医療機関および保健所で接種が可能であり、予防接種手助けサイト*で最寄りの委託医療機関を確認できる。

* 예방접종도우미 누리집(nip.kdca.go.kr) > 예방접종관리 > 지정의료기관 찾기

*予防接種手助けサイト(nip.kdca.go.kr) > 予防接種管理 > 指定医療機関検索

 また、接種対象者は事前確認により誤接種を防止し、安全な接種のため、接種機関訪問時には身分確認書類*を必ず持参しなければならない。

* 児童の場合は住民登録謄本、国民健康保険証など、妊婦は母子手帳などで確認

 また、接種後は20~30分間接種機関に滞在し、異常反応の有無を観察した上で帰宅します。子どもの保護者の場合は、接種前後の子どもの状態をよく観察することが重要です。

 疾病管理庁のイム・スングァン庁長は「インフルエンザ予防接種は2週間後から予防効果が現れる」と説明し、「インフルエンザの高リスク群である子ども、妊婦、65歳以上の高齢者が今冬のインフルエンザ流行前に適期に予防接種を受けられるよう、保護者・ご家族の皆様のご協力をお願いする」と伝えた。

2025/09/16

新型コロナ、高リスク群対象、予防接種は10月15日開始

 原文リンク  2025年9月15日

新型コロナウイルス感染症高リスク群対象、2025-2026年シーズンの新型コロナウイルス感染症予防接種は10月15日開始

- 65歳以上、生後6か月以上の免疫不全者など高リスク群を対象に、10月15日から順次接種を開始

 

 疾病管理庁(庁長イム・スングァン)は、65歳以上、免疫不全者など新型コロナCOVID-19高リスク群を対象に、10月15日(水)から2026年4月30日(木)まで、2025-2026シーズンの新型コロナ予防接種を実施する

 今シーズンの2025-2026年シーズンの接種は、新型コロナ高リスク群の重症化及び死亡予防のため、前シーズンと同様に65歳以上の高齢者、生後6ヶ月以上の免疫不全者及び感染脆弱施設* 入院・入所者を対象に、新規ワクチンであるLP.8.1ワクチンで接種する。’25-’26シーズンの新型コロナ予防接種計画は、予防接種専門委員会の審議(9月12日)を経て確定した。
*  療養病院、療養施設、精神保健増進施設、ホームレス生活施設、障害者生活施設

 対象別では、65歳以上の高齢者の場合、10月15日(水)から75歳以上を皮切りに年齢層別に順次接種を開始し、同じ日程でインフルエンザワクチンを同時接種できる。また生後6ヶ月以上の免疫不全者と感染脆弱施設入院・入所者も10月15日(水)から接種を開始する。

 

接種対象

接種期間

65歳以上高齢者

(1960.12.31. 以前出生)

75歳以上

  (1950.12.31.以前出生)

2025年 10月 15日(水) ∼ 2026年 4月 30日

70∼74歳 

  (1951.1.1.1955.12.31.出生)

2025 10 20(月) ∼ 2026 4月 30日

65∼69歳 

  (1956.1.1.1960.12.31. 出生)

2025 10 22(水) ∼ 2026 4月 30日

免疫低下者及び感染脆弱施設入院‧入所者

(年齢に関係なく生後6ヶ月以上の対象者全員)

2025 10 15(水) ∼ 2026  4月 30日



 今回の接種にはLP.8.1ワクチン530万回分が活用され、前回シーズンと同様に1回の接種で完了する。ただし、12歳未満の免疫不全者など高リスク群の場合、過去の接種歴に応じて1回または2回の接種が必要となるため、医療従事者と相談の上接種すべきである。

 また、65歳以上の高齢者はインフルエンザと新型コロナ予防接種対象の両方に該当するため、この冬を安全に過ごすために、接種機関を一度訪問するだけで便利に同時接種を受けることを推奨する。

 2025-2026シーズンの予防接種は、住所地に関係なく最寄りの委託医療機関または保健所で接種できます。同時接種が可能な委託医療機関については、管轄の保健所に問い合わせるか、予防接種手助けウェブサイト*で確認できます。
* 予防接種ヘルパーサイト(nip.kdca.go.kr) > 予防接種管理 > 委託医療機関検索

 また、接種機関を訪問する際には、接種対象者確認のため身分証明書(住民登録謄本、国民健康保険証など)を持参*する必要がある。さらに、接種後は20~30分間接種した機関に滞在し、異常反応を観察した後、帰宅して十分な休息を取らなければならない。
 * 免疫不全者などの場合は証明書類(診断書、所見書、施設入所確認書など)を提示。ただし、接種医が免疫不全者と判断した場合は証明書類なしで接種可能

 疾病管理庁のイム・スングァン庁長は「毎年、新型コロナの流行変異株が変化するため、65歳以上の高齢者、生後6ヶ月以上の免疫不全者、および感染脆弱施設に入院・入所している方々には、最近の流行変異株に効果的な新規ワクチンでの接種を強く推奨する」と述べ
 「特に65歳以上の高齢者の皆様には、一度の訪問で便利に新型コロナウイルスとインフルエンザのワクチンを同時に接種されるようお願いします」と伝えた。

添付 2

 

 新型コロナ予防接種対象(免疫低下者及び感染脆弱施設)の範囲

 

免疫低下者

 

 生後6か月以上で、以下の基準に該当する免疫不全者

年齢

基準

生後 6か月 ~ 4歳

▪重度の免疫不全者:高用量ステロイド(プレドニゾン換算で20mg/日または2mg/kg/日以上)を長期(14日以上)使用している場合、血液がんなどの抗がん治療中である場合、免疫抑制剤治療を受けている場合、臓器移植患者、重症免疫不全疾患およびHIV感染など

▪骨髄または造血幹細胞移植、またはキメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法を受けている場合

▪慢性肺疾患、慢性心疾患、慢性肝疾患、慢性腎疾患、神経筋疾患

▪重度脳性麻痺またはダウン症候群(21トリソミー)など、日常生活で頻繁に支援が必要な障害

▪その他、上記基準に準ずる免疫低下者で接種が必要と判断される場合は医師の判断により接種可能

5歳以上

 

▪腫瘍または血液がんによる抗がん治療を受けている場合

▪臓器移植手術を受け免疫抑制剤を服用中の場合

▪造血幹細胞移植後2年以内の患者、または移植後2年以上経過していても免疫抑制剤治療を受けている場合

▪一次(先天性)免疫不全症(抗体欠乏症、ディジョージ症候群、ウィスコット・オルドリッチ症候群など)

▪高用量のコルチコステロイドまたは免疫を抑制する可能性のある薬剤で治療中の場合

▪その他、上記基準に準ずる免疫低下者で接種が必要と判断される場合は医師の判断により接種可能

 

感染脆弱施設入院・入所者

 生後6か月以上で、次の基準に該当する感染脆弱施設の入院または入所者

感染脆弱施設설

基準

療養病院

「医療法」第3条第2項第3号による

療養施設

「老人福祉法」第34条及び同法第38条第1項第3号に該当する施設

※ 老人医療福祉施設である老人療養施設と老人療養共同生活家庭、在宅老人福祉施設のうち短期保護機関

ホームレス生活施設

『2025年社会福祉施設管理ガイド』の社会福祉施設の種類のうち、生活施設に該当する

※ ホームレス自立支援施設、ホームレス更生施設、ホームレス療養施設

障碍者生活施設

『2025年社会福祉施設管理ガイド』の社会福祉施設の種類のうち、生活施設に該当する

※ 障害類型別居住施設、重症障害者居住施設、障害乳幼児居住施設、障害者短期居住施設、障害者共同生活家庭、被害障害者シェルター、被害障害児童シェルター

精神医療機関

「精神保健福祉法」第3条第5号の精神医療機関のうち保護病棟(閉鎖病棟)運営機関

※ 保護病棟(閉鎖病棟)の在院患者だけでなく、開放病棟の在院患者まで含み、精神医療機関が総合病院(高度総合病院)を含む病院級医療機関である場合、接種対象は病院級精神保健医学科の閉鎖病棟と開放病棟の在院患者を含む

精神療養施設及び精神リハビリテーション施設

施設に入所し宿泊などをしながら生活(居住)する施設(生活施設・総合施設)、一日中一定時間のみ利用する施設は除く

※ 精神療養施設及び精神リハビリテーション施設のうち生活施設、共同生活家庭、地域社会移行施設、依存症リハビリテーション施設、総合施設

添付 3

 

 新型コロナウイルス感染症予防接種に関するよくある質問

 

Q1.

 今年の新型コロナウイルス感染症予防接種の支援対象はどのようになりますか?

 A : 65歳以上の高齢者(1960年12月31日以前生まれ)と生後6ヶ月以上の免疫不全者及び感染脆弱施設入院・入所者が国家支援対象です。

 

Q2.

 新型コロナ予防接種の支援対象でない場合、どのように接種できますか?

 A : 新型コロナウイルス感染症予防接種の対象外の場合、民間流通のワクチンを保有する医療機関で有料接種が可能です。ワクチン製造会社のコールセンターなどを通じて有料接種可能な医療機関を確認できますので、接種の可否などを確認の上ご来院ください。一部自治体では個別に予防接種費用の追加支援事業を実施しているため、当該事業の実施有無及びご自身が対象者であるかについては、管轄の保健所へお問い合わせが必要です。

 

Q3.

 予防接種を受けると、新型コロナ9感染を100%予防できますか?

 A : 接種後約2週間で防御抗体が形成され、高リスク群の場合、接種により40~50%の予防効果があるとされています。ただし効果はワクチンと流行ウイルスの一致度合い、個人の免疫力などによって差があります。新型コロナワクチンは感染予防に加え、重症化や死亡リスクを低下させるため非常に重要です。

 

Q4.

 年齢によって新型コロナウイルスワクチンの接種開始日が異なる理由は何か?

 A : 高齢者接種については、接種初期の集中現象とこれによって発生する可能性のある安全事故を予防するため、年齢に応じて接種開始日を区分しました。

 

Q5.

国が支援するワクチン接種はどこで受けられ、接種可能な指定医療機関はどう確認できますか?

 A : 住所地に関係なく、最寄りの保健所または委託医療機関で接種が可能です。委託医療機関の確認については、管轄の保健所に問い合わせるか、予防接種手助けウェブサイト(http://nip.kdca.go.kr)で確認できます。

 

Q6.

 国が支援するワクチンと医療機関で有料接種する際に受けるワクチンの種類は異なりますか?

 A :違いはありません。COVID-19新型コロナワクチンの一部は国が購入して配布し(無料接種)、一部は指定医療機関が製造元から直接購入しています(有料接種)。購入方法の違いだけです。


Q7.

 新型コロナウイルスとインフルエンザの同時接種は可能ですか?

 A : 新型コロナワクチン接種はインフルエンザワクチンとの同時接種が可能です。ただし、同時に接種する場合はそれぞれ異なる部位に接種する必要があります。両方のワクチンを接種した場合、それぞれの疾病を予防できます。

 

Q8.

 新型コロナワクチン接種後に現れる可能性のある副作用にはどのようなものがありますか?

 A : 新型コロナウイルスワクチン接種後、最も一般的な副作用として接種部位の発赤や痛みが生じることがありますが、ほとんどの場合1~2日以内に消失します。またアナフィラキシーなどが発生する可能性があるため、必ず接種後最低20~30分は接種施設で待機し、副作用の有無を確認してから帰宅してください。

A : なお、毎月1回、新型コロナ予防接種の異常事例状況報告書を感染症ポータルサイトに掲載しています。