2023/09/07

コロナ19陽性者監視システムの運営

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2. コロナ19陽性者監視システムの運営

 

 中央防疫対策本部(本部長:チ・ヨンミ、以下防対本)は、コロナ19感染病の等級調整(4級)*により、効果的な監視標本監視体系(24年以降)への安着のためにコロナ19陽性者中心監視 システムを一時的に運営すると明らかにした。

  * (4級感染病) 流行の有無を調査するために標本監視活動が必要な感染病で、全数検査ではなく標本監視体系運営(例、インフルエンザなど呼吸器感染病)

  **(標本監視)重症度が比較的低い感染症であり、国内発生頻度が高く、全数調査が困難な場合は、標本監視機関を指定して定期的かつ継続的な医学的監視を行う。

 

  コロナ19検査陽性者監視システムは、既存の日々届出・集計する全数監視システムとは異なり、地域別監視機関*(527箇所)を指定して週1回届・集計する監視システムで、既存の呼吸器感染病標本監視システムで算出しない 年齢・地域別発生傾向などを詳細に把握し、変異ウイルス流行様相まで監視が可能な体系だ。 (添付1参照)

    計527の医療機関で陽性者監視に参加、この中で105箇所は病原体検体提供

 

  今回構築されたコロナ19陽性者監視体系の事前評価のため、2023年1月から全国のコロナ19確診者発生状況と陽性者監視機関で申告された確診者数を比較および分析した結果、全数監視陽性者監視機関の 確診者発生間に非常に一貫した(r = 0.996)増減傾向*を確認した。

  * 相関係数が0.9以上の場合、非常に高い相関関係を示す。


   一方、4級転換後は、既存の呼吸器感染症標本監視システム(ILI、ARI、SARI)でもコロナ19ウイルス監視が進行される。 特に、コロナ19による入院患者および死亡者の傾向を監視するために、呼吸器感染病標本監視に参加している国内200病状以上の病院級(220カ所)医療機関を通じて、コロナ19入院患者数と死亡者数を算出する予定だ。

   

  さらに、4級転換後はコロナ19陽性者監視体系及び呼吸器感染病標本監視体系を通じて収集された資料を体系的に蓄積・分析し、その結果を監視機関、関連機関・団体及び国民定期的に提供する予定である。

  * 疾病管理庁感染病ホームページ(http://npt.kdca.go.kr) 発行資料 > 週刊ニュース

 

  チ・ヨンミ中央防疫対策本部長は、コロナ19の持続的流行と新規変異流入などのリスクに備え、既存の呼吸器感染病標本監視体系と下水基盤監視など多層的監視体系を通じて流行様相と変化を早期に把握し、感染病死角 地帯が発生しないように継続的に流行状況を注視しながら、

  「今後、標本監視参加医療機関及び自治体との持続的な協力を通じて、自治体別呼吸器感染病標本監視体系機関を拡大するなど、既存の呼吸器統合監視体系強化し、感染病の危機状況に備え・対応できる監視体系基盤を着実に 用意していく予定だ」と明らかにした。

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