2022/12/07

マスク着用感染予防効果研究結果詳細

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 マスク着用感染予防効果研究結果詳細

※ 出所: Lifting Universal Masking in Schools  Covid-19 Incidence among Students and Staff (New England Journal of Medicine, 2022年11月)

 

 研究概要

◇ [背景] ’22年2月、メサチューセッツ州で学校内マスク義務着用政策を解除することにより、’22年6月までに2つの学区を除き順次マスク着用解除

◇[研究対象]メサチューセッツ州内72校の学生294,084人および教職員46,530人

◇ [研究内容] '21-'22学期間マスク着用義務解除学群と維持学群間のコロナ19確診者発生比較('22年2月~6月(15週))

 

  マスク着用義務解除/維持学区間の累積確診者発生の比較 

区分

全体(A+B)

学生(A)

教職員(B)

全体学群

累積確診者数

40,416

32,198

8,218

1,000名当り累積確診者数

119.8

110.6

178.4

マスク着用義務

解除学群

(N=70)

累積確診者数

35,651

28,524

7,127

1,000名当り累積確診者数

134.4

124.1

202.1

マスク着用義務

維持学群

(N=2)

累積確診者数

4,766

3,674

1,091

1,000名当り累積確診者数

66.1

60.0

101.0

 

  マスク着用義務解除/維持学群間週間発生推移比較 

  - 州政府マスク着用政策中止(22年2月28日)以後、最初の週にマスク着用解除した学区(N=46)は最後まで維持した学区(N=2)対比コロナ19発生頂点での週間発生率が約2.5倍高かった。

   - 2週目に解除した学群(N=17)と3週目に解除した学群(N=7)も週間発生率がそれぞれ1.5倍高かった

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