2022/12/30

国内外の研究から二価ワクチンの接種効果を確認する(2022年12月29日)

 原文リンク 2022年12月29日

1. 国内外の研究から二価ワクチンの接種効果を確認する

 

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冬季接種率の状況

 

 コロナ19予防接種対応推進団(団長チ・ヨンミ庁長、以下「推進団」)本日(12月29日)現在、冬季追加接種率は感染脆弱施設で51.6%(約40万件)、60歳以上で30.4%( 約383万件)であると明らかにした。

推進団は、最近、国内防疫状況と国内外で発表された予防接種の効果などを考慮して、健康脆弱階層の冬季追加接種は必ず必要であることを繰り返し強調した。 

 ○ まず、最近防疫状況が悪化していることが分かった。 週間の新規確診者数は前週対比3.5%増加し日平均6万7千名台、日平均入院中危重症患者数は前週対比13.8%増加した528人、日平均死亡者数は20.7%増加した56人を記録した。   

 ○ また、日平均入院中危重症患者と死亡者のうち60歳以上はそれぞれ464人(87.9%)、52人(92.9%)でほとんどを占め、療養病院・療養院で全死亡者の18.2%が発生した。

 

一方、これまで我が国の二価ワクチン接種に基づいて二価ワクチン効果を分析した結果、重症予防と死亡予防において優れた効果を示すことが明らかになった。 

 ○ 過去5週間(10月4週~11月4週)60代以上2価ワクチン追加接種者を観察した結果、既存ワクチンの2次以上接種群に対する追加重症化予防効果が平均76.6%(64%~84%)追加死亡予防効果は平均80.5%(72%~100%)が確認された。   

 ○ また、過去8週間(10月4週~12月2週)60代以上2価ワクチン追加接種後観察した結果、既存ワクチン2次以上接種群に対する追加感染予防効果が平均28.1%(27%~42%)となった。

 

 ○ これらの分析結果は、既に発表された米国疾病予防センター(CDC)研究*と同様の結果である。

     既存ワクチン対比感染予防28~56%、未接種対比入院予防58~83%(CDC.11月22日、12月16日)

 [分析対象] 60歳以上の内国人12,909,798人のうち'22年10月11日*まで確診履歴がある4,408,579人、海外流入確診者および海外接種者、接種情報間違い、2価ワクチン以外の冬季接種者などを除いた8,501,219名。

   *10月2週(10月12日)から2価ワクチン接種開始  

 

 [追跡観察期間] 感染)10月2週~12月2週(重症化・死亡*)10月2週~11月4週

       *重症化、死亡追跡観察期間3週間考慮

 

 [予防接種歴分類]

  - 2次以上接種完了群:コロナ19ワクチン2回以上接種後14日経過者

   - 2価ワクチン接種完了群:コロナ19 2価ワクチン接種後14日経過者

 

 [分析内容]

  - 週別「二次以上接種群」に比べ「二価ワクチン接種群」感染、重症化、死亡予防効果

 

 また、推進団は、国民が二価ワクチン接種の有効性、安全性に関する情報をよく理解できるように広報物を製作して自治体に配布した。

 

チ・ヨンミ庁長は、「最近コロナ19による確診、入院、危重症・死亡者がすべて増加しており、予防接種による感染・危重症予防が何より重要な時」と明らかにし、 

 国内外の研究で2価ワクチンの接種効果が確認されているだけに、まだ接種していない方は早急に追加接種に参加すること」を要請した。

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