日本の話題です。
2022年2月・3月は新型コロナ7波の影響で新型コロナの死者数が非常に多く、超過死亡も非常に目立った時です。
この超過死亡の原因は何か
ワクチン接種のため、新型コロナのため、医療逼迫のためといろいろ議論されます。
議論の手がかりとして、各死因ごとの死者数の増加はどうだったのか、人口動態月報のデータより、議論の糸口を提供いたします。
(注意)
上段の毎月の死者数は人口動態統計速報から外国人の数も含まれ人口動態統計月報より若干多くなります。
下段はNHKのデータからで厚労省のオープンデータベースと同じですが、
人口動態月報とはおおよそ同じですが若干差があります。
比較は2021年2月と2022年2月の死因別死者数を比較いたします。
21年より22年は19,490人死者数が増加しています。
これを人口動態統計月報の死因簡単コード別に増加の多いものから降順でまとめました。
増加数19,358人は、新型コロナの死者数(22000)4,348人に比べて4.5倍ほどです。
死因で増加の多いものは
循環器系疾患(09000)5,127人で
このうち高血圧性疾患264人、心疾患3,866人、脳血管疾患834人、大動脈瘤及び解離39人、その他124人
症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないものは3,733人で
老衰が3,154人、その他582名、乳幼児突然死-3人
呼吸器系の疾患は1,847人で
インフルエンザ ー3人、肺炎561人、慢性閉塞性肺疾患88人、その他1,196人など
新生物は1,121人で
悪性新生物1,039人、その他82人
傷病及び死亡の外因は747人で
不慮の事故812人(交通事故はー32人)、自殺-148人、他殺1人、その他82人
消化器系の疾患は517人で
胃潰瘍及び十二指腸潰瘍53人、ヘルニア及び腸閉塞103人、肝疾患154人、その他207人
神経系の疾患は498人で
パーキンソン病165人、アルツハイマー病155人、その他204人など
腎尿路生殖器系の疾患は421人で
腎不全224人、糸球体疾患及び腎尿細管間質性疾患59人、その他138人
内分泌、栄養及び代謝疾患は379人で
糖尿病197人、その他182人
以下省略します。
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