2022/08/29

免疫低下者へ予防用抗体注射剤イブシールド投与実施中(2022年8月25日)

 原文リンク 2022年8月25日

免疫低下者の重症・死亡予防のための4次接種要請

- 免疫低下者対象予防用抗体注射剤イブシールド投与実施中 -

 

主な内容

 

免疫抑制者保護のための予防接種参加要請

 

 ○ コロナ19感染時の重症・死亡リスクの高い免疫抑制者の予防接種、特に4次接種の積極的な参加を要請

 

 ○ 免疫低下者の感染時の高い重症・死亡リスク、3次接種対比4次接種の高い重症・死亡予防効果、接種後の低い異常反応の報告率確認

 

免疫低下者対象予防用抗体注射剤 イブシールド投与の推進状況

 

 ○ 予防接種で免疫形成が十分でない免疫低下者対象予防用抗体注射剤イブシールド投薬実施中

 

 ○ 8月24日までイブシールド1,723人予約、604人投薬

 

 ○ 米国FDAの研究結果、イブシールド投与時感染は93%、重症および死亡は50%減少するなど予防効果と安全性を確認



2. 免疫抑制者対象予防用抗体注射剤 イブシールド投与の推進状況

 

 予防用抗体注射剤の概要 

また、推進団は予防接種で免疫形成が十分でない免疫低下者のために予防用抗体注射剤イブシールドを導入し、予約と投与が順調に進行中だと明らかにした。

 

 ○ 「予防用抗体注射剤」であるイブシルドは免疫抑制治療または重症免疫不全症状で、コロナ19予防接種では免疫形成が困難な方抗体を筋肉注射で直接投与して予防効果を発生させる。

 

 ○ イブシールドは投与後数時間以内に感染予防効果を提供し、6ヶ月間効果が持続するが、 

   - ワクチンのように細胞媒介免疫反応を誘導しないため、予防接種で抗体形成が困難な重症免疫低下者に制限的投与を行っている。

 

イブシールドは臨床試験を通じて投与時、感染は93%、重症および死亡は50%が減少するなど予防効果が確認され、オミクロンサブ変異体であるBA.4、BA.5に対しても効果が維持されることが確認された。 

 ○ さらに、一番良くある副作用は注射部位反応(2%)で、ほとんど軽度(73%)または重症度(24%)であり、特別な安全性の問題は確認されていません。

 

 投薬対象及び現状等 

 イブシールド投与対象は免疫抑制治療を受けている①血液がん患者②臓器移植患者③先天性(一次)免疫不全症患者である。 

 ○ 去る7月18日から予約を行って以来現在まで1,723人が予約し、投薬は8月8日から始まり、現在まで604人に投薬が行われた。

現在、全国イブシールド投薬可能医療機関は215カ所であり、予約及び投薬を行った医療機関は44カ所である。

 

【イブシールド投薬及び予約状況】

(単位 : 名)

区分

予約

投薬

新規

累積

新規

累積

53

1,723

20

604

年齢

80歳~

4

134

1

32

70-79

10

392

4

132

60-69

17

512

3

186

50-59

7

348

5

131

40-49

11

182

2

53

30-39

2

67

3

30

20-29

1

36

-

13

12-19

1

52

2

27

 

 ○ 投薬のためには、医療陣が投薬指針に応じて投薬が適していると判断した後、コロナ19予防接種管理システムを通じて対象者登録及び予約手続きを進めなければならず、投薬指針は疾病管理庁ホームページ*で確認することができる。 

      * 疾病管理庁(ncv.kdca.go.kr)>코로나19예방접종>알림·서식>지침

 

 推進団は「重症免疫低下者保護に効果的なイブシールド投薬がきちんと行えるよう持続努力する」と明らかにし、 

 ○ イブシールド投薬の対象に応じて、投薬を希望する患者は担当医師と投薬について相談することを推奨し、医療陣は、イブシールド投薬対象者がいる場合は積極的に対象者の登録および予約をすることを要請した。

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