3. オミクロン変異、疫学的特徴(12月20日) |
□ 中央防疫対策本部は、国内流入が確認されたオミクロン変異関連事例総188人(確定178人、疫学的関連10人)に対する疫学的特性分析結果を次のように明らかにした。
○ 11月末以降、海外流入事例は54人であり、3件の海外流入を通じた地域社会の伝播*が134人と確認された。
* ①仁川教会中心伝播(72人):指標→知人、家族→教会、知人、家族
②湖南子保育所中心伝播(61人):指標→家族→全北保育所→親戚集まり→全南保育所
③慶南入国者関連(1人):指標→家族
○ 確診者の年齢分布は20代未満26.7%、20-50代66.3%であり、推定感染場所は国外感染が28.9%、国内感染が71.1%であった。
- 国内感染症例のうち、家庭は54.1%、教会20.3%、保育施設14.3%、その他11.3%を占めた。
- 診断時無症状が19.8%であり、有症状の場合、主要初期症状は発熱、咽頭痛、咳症状を示し、現在全員軽症状態を維持している。
- 潜伏期および世代期間分析には湖南保育所関連事例25人を追加し、平均潜伏期間は3.6日(範囲2-8日)、平均世代は3.1日(範囲1-7日)と分析され、デルタ変異の平均潜伏期間3~5日及び平均世代期間2.9~6.3日より短かった。
* 潜伏期間:ウイルスなど病原体にさらされて症状の発現までにかかる時間
* 世代期間:先行感染者症状日から後行感染者症状日までの期間
- 一方、確診者の家族のうち、二次発症率は44.7%で、デルタ変異で家族の二次発症率約20%と比較して2倍以上高かった。
* 仁川教会関連家族接触者60人中34人発生、湖南関連家族接触者63人中22人発生
11月24日入国者及び仁川教会関連集団事例 | 11月25日入国者及び全北/全南保育園関連 |
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