2021/05/22

海外主要国の予防接種とコロナ19発生状況の分析(5月20日)

 原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年5月20日 定例ブリーフィング資料より

4. 海外主要国の予防接種とコロナ19発生状況の分析

 

 中央防疫対策本部(本部長ジョン・ウンギョン庁長)は、全世界の週間新規感染者数は2週連続で減少したが、いくつかのアジアの国での発生は増加していると明らかにした。 

  週間(5月10日〜5月16日)の新規患者は480万人(WHO基準)で、その前週(544万人)より減少(11%)し、 

   - インドでは、先週に比べ週間確診者が減少したが、相対的に小康状態だった台湾とベトナムで最近発生が急増している様相である。

     * インドは先週に比べ確診者が12.8%減少し、死亡者は4.1%増加 

   - 台湾の場合、5月16日新規感染者が207人で、歴代最大に発生し、ベトナムは週間確診者数が867人で、前週に比べて発生が大幅に増加(186.1%)しており、今年最初の死亡者(1人)が発生した。


 最近、予防接種を迅速に開始した主要国で確診者発生の減少が続いている状況で、 

  1回以上の予防接種率が高いイスラエル、米国、ドイツ、フランスで減少が続いており、比較的接種率が低い日本では増加傾向が続いている。 

  これにより、中央防疫対策本部は、国内でも、安全で健康的な日常的に近づくことができるよう防疫上の心得を遵守し、予防接種を受けることを改めて強調した。


主要7カ国の発生と予防接種の現状(5月17日 0時現在, WHO)

区分

累積発生

人口100万人当たり累積発生

人口100万人当たり週間発生

(5月10日~5月16日)

予防接種率

(%)

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

確診者数

死亡者数

1回以上

接種完了

米国

32,574,504

579,664

98,411

1,751

717

13

46.7

36.4

フランス

5,769,839

106,778

88,713

1,642

1,438

19

29.2

13.1

英国

4,448,855

127,675

65,534

1,881

232

1

53.5

29.0

ドイツ

3,593,434

86,096

43,207

1,035

879

16

36.6

10.8

イスラエル

839,118

6,381

96,945

737

27

1

62.8

58.9

日本

677,988

11,463

5,360

91

356

1

3.2

1.2

韓国

131,671

1,900

2,568

37

85

0.03

7.3

1.8

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