原文リンク 韓国中央防疫対策本部 2021年4月2日 定例ブリーフィング資料
□ 中央防疫対策本部は、コロナ19ワクチンの第1四半期の接種対象者*86万688人を対象にワクチン接種者と未接種者でコロナ19に確診するかどうかを確認してワクチンの効果を分析した。
○ 分析に含まれるワクチン接種者は3月29日まで1回接種を完了した72万926人**であり、ワクチン未接種者は、第1四半期の接種対象者のうち、当日まで接種を受けていない13万9762人とした。
*65歳未満の療養病院・介護施設/病院級以上の医療機関/コロナ治療病院従事者、コロナ一次対応要員、その他対象者
**アストラゼネカ660,752人、ファイザー60,174人
○ コロナ19ワクチン接種が始まった2月26日から3月29日までに接種中、確診者60人で接種10万人当たりの発生率は8.3人だった。
- ワクチンの種類別に分類したとき、アストラゼネカは接種後確診者56人(接種者10万人あたり8.5人)であり、ファイザーは接種後確診者4人(接種者10万人あたり6.6人)であった。
- ワクチン接種後14日の経過期間を考慮して分析したとき、アストラゼネカ接種後14日経過して確診した事例は、22人(接種者10万人あたり3.8人)であり、ファイザー接種者中その期間に確診者はなかった。
○ 一方、当該期間中に未接種者139,762人で90人が確診され、10万人当たりの発生率は、64.4人と確認された。
【コロナ19ワクチンの種類別/接種時点別1回接種後確診者の発生率を比較(‘21年3月29日 0時, 単位 : 人, %)】
分析対象* | 未接種者 | 接種者(ワクチン種類別) | |||||||
対象者** | 確診者 (10万人当たり人) | 1回接種以後の結果日 | アストラゼネカ | ファイザー | |||||
対象者*** | 確診者 (10万人当たり人) | ワクチン効果 | 対象者*** | 確診者 (10万人当たり人) | ワクチン効果 | ||||
860,688 | 139,762 | 90 (64.4) | 14日以上 | 574,950 | 22 (3.8) | 94.1% | 27,761 | 0 (0.0) | 100.0% |
14日未満 | 85,802 | 34 (39.6) | 38.5% | 32,413 | 4 (12.3) | 80.8% |
* 3月29日0時、接種対象者863,497人のうち接種前確診された2,809人を除く
**3月29日0時、非接種者のうち21年2月26日以前感染者を除く
***1回接種完了者のうち接種日以前確診者を除く
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○ 2月26日から施行されたコロナ19ワクチンの第1四半期接種対象者でワクチン1回接種後14日経過した時点で確認したワクチンの効果(Vaccine Effectiveness、VE)はアストラゼネカワクチンが94.1%、ファイザーワクチンが100%となった。
- ただし、対象者別接種後に観察期間の違いが反映されていない結果これに対する補正と、ファイザーワクチンの場合、分析対象が相対的に少なく追加の分析が必要である。
- また、観察期間が長くなった時とき効果の変動がありえ、その影響を把握するために、第1四半期接種者の追跡調査と第2四半期接種対象者を追加した効果の評価も持続する計画であることを明らかにした。
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