2021/02/10

韓国の変異ウイルス確認状況(2月9日)

原文リンク 韓国疾病管理庁2月9日定例ブリーフィング資料より 2021年2月10日

コロナ19変異ウイルスが追加確認された状況は以下の通りである。

 

 2月8日以降の合計56件(国内11件、海外流入45件)を分析した結果、26件*(国内4件、海外流入22件)の変異ウイルスが確認された。

 *(英国変異)24件確認(外国人6、内国人18): △海外流入関連4人、△、ハンガリー発12人、△、ポーランド2人、△UAE2人、△ガーナ1人、△米国1人、△オーストリア1人、△パキスタン1人

    *(南アフリカ共和国変異)1件確認(内国人1):△、タンザニア1人

    *(ブラジル変異)1件確認(内国人1):△サウジアラビア1人


 海外流入事例(22件)のうち、16人は検疫段階で、6人は入国後自己隔離中実施された検査でコロナ19に確診され、

   - 海外流入22件に対する接触者の調査を行った結果、現在までに変異ウイルスの感染が確認された事例はありませんでしたし、

     - この方たちが搭乗した同じ航空機の近接席*乗客を調査中4人がコロナ19に追加確診されて変異ウイルス検査中である

     *患者の座席は、列(row)と患者の座席の前‧後2列全体の乗客(総5列)


 国内確認事例総4件(慶南金海(2件)、慶南霊山(1件)、釜山東区(1件))は、すべて「慶南/全南外国人の親戚集団発生」*に関連する外国人(親戚1人、知人3人)で、全て英国変異ウイルスと確認された。

  *1月7日に初確診者発生後の接触者の調査で1月29日まで総38人(全員外国人)確診     

【 慶南・全南外国人親戚集団発生状況表 】

1.7

1.8

1.9

1.10

1.12

1.13

1.14

1.15

1.16

1.17

1.18

1.20

1.22

1.26

1.29

38

1

4

1

1

1

6

12

4

1

1

2

1

1

1

1

*(指標患者)12月25日UAEから入国、1月7日隔離解除前検査で陽性を確認

 (居住地域)慶尚南道金海18人、霊山11人、全羅南道羅州8人、釜山東区1人

 (推定感染経路)海外入国者による家族、親戚の集まりを通じた伝播推定

 

○これにより、昨年10月以降、現在までに確認された変異ウイルスは、総80件*(英国変異64件、南アフリカ共和国変異10件、ブラジル変異6件/21年2月9日0時現在)である 

  *総2,793件の分析完了(国内発生1,986件、海外流入807件/21年2月9日0時現在)


  特に、「慶南/全南外国人の親戚集団発生」の事例で変異ウイルスが最初に確認(2月3日)された後、接触者管理状況を再点検して検査を強化した結果、

     - 密接接触者52人、一般接触者65人のモニタリング終了時に追加の検査で確診者は確認されなかった。

       - 先行確診者と接触歴は確認されなかったが業務などを介して曝露の可能性がある対象群474人の先制検査結果、追加確定者1人が確認*されて、感染経路を調査中である。

       *無症候状態で2月8日検査結果の確診


  防疫当局は、該当地域の最近の確診者のうち、海外旅行歴がなくても変異ウイルス分析を拡大して先制して進めていると明らかにし、  

    - 今回の事例が、国内で広がっている集団感染が発生したように地域社会を通じた変異ウイルス伝播の危険があるので、海外入国者の徹底した自己隔離など、細心の注意が必要であると強調した。

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