原文リンク 韓国疾病管理庁 2021年2月4日定例ブリーフィング資料より
□中央防疫対策本部は、2020年コロナ19抗体の調査結果と`21年の計画を説明した。
○コロナ19関連国内地域社会の集団免疫の程度を確認するために、2020年の全国、流行地域に対する抗体調査を実施した。
- 全国単位「国民健康栄養調査」参加者5,284人の抗体検査の結果、抗体陽性者は5人(既感染者3人)であり、
- 「陸軍訓練所入隊男子」9,954人の抗体検査の結果、抗体陽性者は31人(既感染者13人)であった。
- 1次流行地域である「大邱・慶山」の一般住民2,350人と医療スタッフ302人の抗体検査の結果、抗体陽性者は19人だった。
【2020年コロナ19抗体調査結果】
区分 | 全国単位 (全国 17ケ 市·道) | 流行地域(大邱·慶山地域) | ||
国民健康栄養調査 | 軍入営男子 | 一般住民 | 医療スタッフ | |
検体収集期間 | `20.4.21.~12.12. | `20.9.17.~11.23. | `20.10.1.~10.30. | 20.10.26.~10.30. |
調査規模 | 5,284人 | 全国 17ケ 市·道 9,954人 | 2,350人 | 302人 |
抗体陽性者(人) | 5人(0.09%) | 31人(0.31%) | 18人(0.77%) | 1人(0.3%) |
抗体陽性者中 既確診者(人) | 3人 | 13人 | 疫学資料 照会不可* | 0人 |
地域社会 未診断抗原陽性者(人) | 2人 | 18人 | - | 1人 |
*大邱・慶山地域は、個人情報がなく確認不可
○ 防疫当局は、今回の調査結果について、国内コロナ19抗体保有率が外国*のコロナ19抗体保有率と比較すると低い数値であり、
*(WHO血清疫学調査書)世界398地域の抗体保有率が10%未満(`21.01.21)
- これは他の国に比べて社会的距離確保、マスクの着用や手洗いなど防疫管理がよく維持された結果であると判断されるが、
- 抗体陽性者中、未診断感染者が確認された場合、地域社会内の無症状感染が存在することを確認したと発表した。
- 加えて、今回の調査期間が2020年12月12日までで、3次の全国流行は、すべて反映されていないことを考慮する必要があると見ている。
○防疫当局は、国内集団免疫の程度確認のため、21年にも全国、流行地域に対する抗体調査を継続実施する計画*である。
*(目標)2021年国民健康栄養調査7000人、軍入隊男子15,000人、首都圏地域の代表標本5,000人および検査センターの検査者5,000人
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