原文リンク 中央防疫対策本部2020年11月17日付指針より
迅速な新型コロナの検査ができる抗原検査に対する、韓国の対応指針です。
1、迅速抗原検査対象者対応方法
1)医療機関
〇 迅速抗原検査結果が陽性の場合
-(発生申告)管轄保健所に優先申告及び疾病保健統合システム感染病Web申告実施
* 申告書の患者分類に「疑似患者」を選び備考欄に必ず「調査対象有症状者 1(PUI 1)」及び「迅速抗原検査結果陽性」入力
-(患者措置)隔離空間又は(隔離空間が無い場合)独立した空間に移動及び隔離
- (施設措置)患者が利用した空間(区域)消毒
* コロナウイルス感染症ー19対応集団施設・公衆利用施設消毒案内(第3-4版)参考
〇 迅速抗原検査結果が陰性の場合
- コロナ19が疑われる場合選別診療所でPCR検査を勧告、必要時所見書発行
2)保健所
〇(患者措置)適切な保護具着用*後、救急車等移動手段を利用して選別診療所に患者移送
*(患者)必ず保健用マスク着用
(保健所職員)KF94等級の呼吸器保護具、使い捨て手袋、全身保護服(靴カバーを含む)及びゴーグル(又は顔面保護具)着用
- 選別診療所で遺伝子検査(PCR)実施後自宅に移動
〇(隔離通報)遺伝子検査(PCR)結果確認前まで、自家隔離通知書発布及び自家隔離案内
- PCR検査結果陽性の場合[4. 確診患者対応方法>(あ)確診患者隔離]適用
- PCR検査結果陰性の場合 隔離解除後、症状症状発生日から14日迄保健教育内容を遵守するように案内
*隔離解除者要請時、隔離解除確認書発給
添付1 【医療機関用]コロナ19迅速抗原検査関連案内事項
1、迅速抗原検査の概要
(略)
2、迅速抗原検査の性能
* 迅速抗原検査の細部性能は各製品の説明書参考
〇 検査原理上遺伝子検査(RT-PCR)に対して感度と特異度が低く、偽陰性(陽性者を陰性と判断)或いは偽陽性(陰性者を陽性者と判断)の結果が出る場合がある。
- 感染初期等、体内のウイルス量が多い時に使用してこそより的確な結果を得る事が出来るが、体内ウイルスの量が少ない時期に使った場合偽陰性の結果が出る可能性が高い。
* 食品医薬品庁で許可を受けた製品の場合、症状が出ていなかったり症状を発してから6日以後に採取された検体では感度が低くなる。
- 検査結果陽性でも偽陽性の可能性がある。
3、使用時の留意事項
(略)
4、検査結果に寄る措置
① 陽性結果判定時
ー 医療機関は管轄保健所に即時「疑似患者」発生を申告
- 優先申告及び疾病保健統合管理システムに感染症web申告実施
- 第1級感染病新種感染病症候群として申告
- 申告書の患者分類に疑似患者を選び備考(特記事項)欄に必ず「調査対象有症状者」及び「迅速抗原検査結果陽性」入力
- その他重要事項を必ず詳細に入力
- 患者を隔離空間又は(隔離空間が無い場合)独立した空間に移動及び隔離し、確診検査として遺伝子検査(RT-PCR)を実施すると説明
* 保健所で救急車等移動手段を利用して選別診療所に移送予定
- 患者が利用した空間(区域)消毒
* コロナウイルス感染症ー19対応集団施設・公衆利用施設消毒案内(第3-4版)参考
② 陰性結果確認時
- 患者申告必要なし
- コロナ19が疑われる場合選別診療所でPCR検査を勧告、必要時所見書発行
* 迅速抗原検査は偽陰性の可能性があり、隔離解除を決定したり手術等患者処置時保護具着用の有無を判断等、防疫措置の決定の根拠に使用できない。
* 検査結果に関係なくマスク着用、手洗い等防疫心得を必ず順守する事
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