韓国の新種コロナウイルス対応基準7-3版(2020年3月15日)より
(PCR検査を受診の時の流れ)
Ⅳ.疑似患者/ 調査対象有症状者 発生時対応
3. 選別診療所(保健所)の来所者管理手続き
(あ) 選別診療所受付
○ 患者情報確認、臨床症状・兆候及び(必要時)検査等を通して事例定義による患者分類
① 受診者資格照会/DUR/ITS 情報を利用して受付者が質問するなり医師が質問を通して国内外旅行(訪問)歴及び確診患者接触歴等確認
* DUR/ITSは中国、シンガポール、タイ、香港、ベトナム、マカオ、日本、台湾、マレーシア、イラン、イタリア、だけ提供(20.03.05 基準)して、其の外の国家は問診を通して確認必要
* DUR(Drug Utilization Review) : 医薬品安全使用サービス、 ITS(International Traveler Information System): 海外旅行歴情報提供プログラム
② 現在発熱(37.5℃ 以上)や呼吸器症状(咳、呼吸困難等)があるかどうか確認
- 非接触式体温計又は鼓膜体温計
③ 医者の所見により原因未詳肺炎等コロナウイルス感染症-19が疑われるか確認
(い) 待機 : マスク使用維持、自己問診票作成
(う) 診療
○ 臨床症状及び問診確認
○ 検査可否決定
○ 事例定義による患者分類
○ 簡単問診(非接触問診の場合、個人保護具交換の必要は無い)
○ 事例定義に該当する場合検体採取案内、事例定義に該当しない場合は診療必要時一般診療(応急室、外来等)案内
(え) 対応手続き
○ (患者移動) 隔離空間又は(隔離空間が無い場合)独立空間に移動
○ (検査採取及び移送) 検体採取及び専用容器に保管
☞ Ⅷ. 実験室検査管理 → 1. 検体採取, 3. 検体運送参照
- 上気道検体1個 (鼻咽頭と咽喉塗抹)、痰がある場合下気道検体1個追加
- 検体採取者は個人保護具(保健用マスク(KF94同等以上)、使い捨て防水性長袖ガウン又は全身保護服、使い捨て手袋、ゴーグル又は顔面保護具等)着用
○ (発生申告) 管轄保健所に第1級感染症新種感染病症候群発生申告
※ 申告書の備考(特異事項)欄に疑似患者選択後 「 疑似患者又は調査対象有症状者」の区分入力
☞ Ⅳ. 疑似患者/調査対象有症状者発生時対応参照
○ 消毒及び換気
- 患者動線によりドアノブ、待機椅子、受付窓口、診療室椅子、検体採取室等、器具表面及び床を消毒剤で拭く。
- 検体採取室が室内の場合30分以上換気、室外の場合は換気不必要だが他の人がいない独立した空間必要
♣ この他詳しい事項は「コロナウイルス感染症(COVID)-19 選別診療所」指針参照
○ (その他案内事項) 検査結果通知方法及び外出自制等保健教育後終了
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